メインS-PULSE2021年いざ行け!翔太!!

2021年7月16日

いざ行け!翔太!!

金子翔太選手 ジュビロ磐田へ期限付き移籍決定のお知らせ(エスパルス公式)

 唐突に、本当に唐突に、翔太のジュビロへの来年1月末までのレンタル移籍が発表になりました。翔太にとっては2015年途中での栃木SCへのレンタル移籍以来のこと。正直、驚きました。

 翔太は身長163cmと小柄ながらも、無尽蔵のスタミナと運動量、そして抜群の攻撃センスやテクニックで前線を走り回りボールホルダーを執拗に追いかけまわし、高い位置でボールを奪って切り替えを早くして相手ゴールに迫る。仲間のアシストもできて自分でも決めきることができるプレイヤー。ポジションは主に右サイドハーフですが、左サイドやトップでもプレー可能です。

 2016年にはチームが初のJ2降格という憂き目にあいましたが、この年に栃木SCからエスパルスへ復帰。テセとのコンビネーションで大きく飛躍。J2最終節vs徳島戦では、エスパルスのJ1復帰を決める決勝ゴールを決めました。
 J1に復帰した2017年以降はレギュラー選手に成長し、コンスタントに試合に出場。2017年にはJ1リーグ通算20,000ゴールを記録。そして2018年にはリーグ戦で自信のレコードとなる10ゴールを決め、さらなる飛躍が期待されていました。

 しかし、成績的には2018年からにゴール数が減少。チームの成績が上向かなかったこともありましたが、翔太が得意とするようなポジション・戦術と監督の采配のミスマッチが指摘されていました。
 そして今季、自身も「ブレイク」することを企図しリーグ戦に挑んでいましたが、選手補強で選手層が厚くなってきたなかでスタメン争いが激化。また監督の戦術とのミスマッチもあったのでしょう。なかなかチャンスに絡めない状況が続いていました。

 今季はこれまでリーグ戦では5試合に出場し、先発は2試合。ゴールやアシストはありません。なお、ルヴァ杯ではPKで1ゴール決めています。

 たしかにここ数年は活躍ができていなかった翔太ですが、高いポテンシャルを持つ選手なだけに、ポジションや役割を変えることで再度ブレイクすることは十分期待できると思います。個人的にはトップ下やサイドで、サンタナやカルリーニョスにとの連携でまだまだ活躍できるのではないかと思っています。

 一方、ジュビロは言わずと知れた、静岡ダービーで鎬を削る、因縁浅からぬチーム。同じ静岡県に拠点を置くジュビロへの移籍は、いわゆる「禁断の移籍」となるでしょう。しかし過去には安藤正裕がエスパルスからジュビロに、山西尊裕がジュビロからエスパルスに、西野泰正がジュビロからエスパルスにレンタル移籍、という例がありました。いずれも15年以上前の話ですが、特に山西には助けられたイメージがあります。
 ここ数年はディビジョンが異なるため、リーグ戦での静岡ダービーは行われていません。しかし、ジュビロは常に仇敵には変わりありません。

 エスパルスのスポンサーでもある焼肉店の「京昌園」のCMをはじめ、多くのエスパルスのビジュアルに登場するほど、オレンジ戦士の中でも人気があった翔太。そんな人気者のジュビロへのレンタル移籍。オレンジサポーターの胸中を図るに余りあります。

 そんな翔太がジュビロへのレンタル移籍を決意...。
 
 翔太のジュビロへの移籍、第一報に接したときはさすがに動揺しました。よりによってジュビロとは...。だがしかし、この移籍は翔太にとって栃木SCの時よりも大英断だったはずです。
 
 プロ選手はプレーしてなんぼ。特にサッカー選手が輝ける時間はそう長くはない。出場機会を求めて移籍を考えるのは何も不思議ではありません。そして翔太も一家の大黒柱。家族を養うためには、まだまだ輝きを失うわけにはいかないはずです。
 移籍はしようと思ってできるものではない。必要としているチームがなければならない。それがジュビロだったということ。エスパルスからジュビロへ移籍することに対して、サポーターがどう思うのか。それは翔太だって分かっていたはずです。(続)
 それを考えてもなお、翔太はエスパルスに残って出場機会を待つことより、輝ける場所を求めてジュビロへの移籍を決断した。これを大英断と言わずして何と言おう。
 
 正直、オイラは翔太のプレーが好きだ。最前線で汗かき役になってボールを追い回し、チャンスを作るべく駆け上がる。そんな愚直なプレースタイルが、オイラは好きだ。当然今でも。
 
 J1通算20,000ゴール目を決めたのは翔太。エスパルスのJ1復帰を決めるゴールを決めたのも翔太。エスパルスの、そしてJリーグの節目には翔太の存在があった。それは紛れもない事実です。
 
 エスパルスにとってジュビロは絶対に相いれない不倶戴天の仇敵。しかしそれはリーグ戦でのこと。見方を変えれば、共に静岡のサッカー文化を醸成するチーム同士。いわばライバル、好敵手。
 「ライバルがいるから頑張れる」そんな歌詞をどこかで聞いたことがあります。ジュビロに翔太を派遣するのは、武田信玄が上杉謙信に塩を送った故事にちかいのではないでしょうか。
 
 相当の覚悟と決意を胸にジュビロに行く翔太。行くからにはジュビロのJ1昇格に貢献してほしい。それができなかったら移籍した意味はないに等しいと思います。移籍のコメントは、自ら退路を断って背水の陣で移籍するんだとの、翔太の決意の現れだと思いました。
 
 そして来年は正々堂々同じディビジョンで対決し、どちらが静岡のサッカークラブなのか。その雌雄を決する静岡ダービーがしたい。
 日本に数あるダービーの中にあって、静岡ダービーこそが「日本サッカーのダービー」であることを証明してほしい。
 
 ジュビロの命運、静岡サッカーの将来、そしてエスパルスの誇りを双肩に背負ってジュビロへ移籍する翔太。今は翔太の行く道に光り多く降り注がんことを願ってやみません。


ヽ(`Д´)ノかーねこー!しょーたー! かーねこー!しょーたー!!

ヽ(`Д´)ノかーねこー!しょーたー! いざゆっけー!しょーたー!!

頑張れよ!翔太!!



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投稿者: tao 日時: 2021年7月16日 11:48

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