メインエスパルス観戦記2021年持たれていたのか持たせていたのか、結果だけでは分からないが...

2021年7月15日

持たれていたのか持たせていたのか、結果だけでは分からないが...

2021 J.LEAGUE Division1 22th leg.
徳島 2-2 清水

 7日に行われた天皇杯3回戦vs岩手戦では、前半に岩手に先制されてしまい前半を折り返すという苦しい試合展開になってしまったものの、後半立ち上がりに指宿の技ありシュートで同点に追いつき、選手交代で攻撃を活性化して試合終盤に逆転ゴールを決めて勝利!辛くも岩手を撃破したエスパルスは11日、リーグ戦第22節vs徳島戦に臨みました。

 J1仙台を1回戦で撃破し、J1勢の連続撃破をもくろむ岩手のホームに乗り込んだエスパルス。リーグ戦前節から先発8人が入れ替わったエスパルスでしたが、前半は岩手の屈強な外国人FWに起点をつくられ、押し込まれる場面も。先制点を献上してしまい、「ジャイアントキリング」を期待する岩手サポーターのボルテージは最高潮に。しかし、「アグレッシブに行くしかない」と指宿はコメント。前に出たことで後半開始早々に同点に追いつき、更に選手交代で攻撃のギアを上げて、試合終盤で逆転!エスパルスが地力を見せてくれました。
 そして迎える徳島戦。徳島にはリーグ戦第7節@アイスタで対戦し、0-3で惨敗を喫しています。しかも徳島は目下リーグ戦で暫定15位。エスパルスとの勝ち点差はわずか3。すなわち!次節vs徳島戦もJ1残留争いを戦うライバルチームとのシックスポイントマッチなのです!第7節の惨敗の借りをまだ返せていません!このままでは終われません!J1残留を果たすためにも、そして惨敗の雪辱を果たすためにも、次節は勝利だけが求められる結果になるのです!

 エスパルスがJ2に降格した2016年、J1復帰を決めたのはアウェイでの徳島戦でした。そして今、J1の舞台で再びアウェイで徳島との対戦に臨むエスパルス。残留争いを戦うライバルチームとのシックスポイントマッチ!結果が求められる重要な一戦!すべての力を出し切ってアウェイで徳島に勝利し、残留争いで一歩前進することができるか!エスパルスの勝利への想いが試される試合がキックオフ!

 試合はいきなり動き出します!試合開始早々の2分!徳島陣内左サイドから片山がロングスローでゴール前にスローイン!これにヴァウドが反応しますが徳島DFにはじかれてしまい、徳島ペナルティアリア内で混戦に。その混戦からヴァウド、サンタナとボールを繋ぎ、ゴール正面にいた輝樹がボールを拾って右足で鮮やかなボレーシュート!ボールはでゴールネットを揺らしてゴール!エスパルスが幸先よく先制ゴールを決めました!
 輝樹の2試合連続ゴールで意気上がるオレンジ戦士達。しかし徳島にボールを保持されてしまい、思うように攻勢を仕掛けることができません。すると14分に徳島にミドルシュートを決められてしまい失点。エスパルスは徳島に追いつかれてしまいます。
 しかし!!その5分後の19分!!自陣で徳島からボールを奪うとカウンターが発動!唯人がセンターサークル手前でボールを受けると、エスパルス攻撃陣が連動して一気に徳島陣内に攻め込み、唯人がドリブルでペナルティアーク付近まで駆け上がると、右サイドのカルリーニョスへパス!!これをカルリーニョスが右サイドでキープすると、後方から猛烈な勢いで走りこんできた輝樹にパス!!これを輝樹が角度のないところからダイレクトでシューート!!これは徳島GKにはじかれてしまいますが、リフレクションのボールが徳島DFに当たりボールは徳島ゴールに吸い込まれてゴーール!!エスパルスが再び徳島を引き離します!!
 再びリードを奪ったエスパルスは飲水タイムを経てシステムを3バックへ変更。すると徳島にボールを保持されつつも守備陣が安定した守備を展開。自陣ゴールを守り続けます。そしてそのまま前半が終了。1点リードで試合を折り返します。
 
 後半になってもボールポゼッションは圧倒的に徳島に。エスパルスは自陣で守備に回る時間が長くなってしまい、次第にエスパルスがカウンターを仕掛けるタイミングが少なくなってしまいます。一方で守備陣は、粘り強く自陣ゴールを守り続け、徳島のフィニッシュの精度も高くなく、自陣ゴールをなんとか守り続けます。
 膠着状態を打破すべくロティーナ監督は、77分にカルリーニョスに代えてレレを、5分後の82分にはサンタナに代えて指宿を投入。攻撃陣にフレッシュな選手を投入し、ゴールチャンスを狙います。しかし87分に徳島に決められてしまい失点。エスパルスは試合終盤で徳島に追いつかれてしまいます。
 最悪の事態は回避したいロティーナ監督はアディショナルタイム、唯人に代えて河井チャソを投入。攻守のバランスを取りつつ、勝ち点の積み上げを狙います。そしてそのまま試合終了。エスパルスは徳島に引き分けました。


 エスパルスは徳島に引き分け、勝ち点1を分け合いました。リーグ戦の順位に変動はなく、徳島を引き離すこともできませんでした。しかし相手に勝ち点3を与えてしまう最悪の事態は免れました。
 今季初の連勝を狙ったオレンジ戦士達。しかしあと一歩及ばず、勝ち点2はその手からすり抜けてしまいました。エスパルスの大きな課題の一つである終盤の失点で追い付かれてしまい、下位直接対決で何としても奪いたかった勝ち点3を逃してしまいました。ロティーナ監督は「相手が支配する展開が続いた。引き分けは妥当な結果だった」「守備陣にこれ以上を求めることはできない。難しい勝ち点1を取った印象」とコメント。またしても課題が多く顕在化してしまったドローゲームでした。
 試合の入りはこれまでになく良い形でした。キックオフから積極的に前に出ると、徳島陣内で得たスローインの流れから試合開始2分で鮮やかに先制。徳島に追いつかれてしまった後の19分には、徳島のパスミスを自陣で奪うと、攻撃陣が連動してカウンター発動。攻撃参加した輝樹が「狙い通りの展開」で敵陣深い位置からシュートを放ち、オウンゴールを誘発しました。
 しかし、試合を通じてボールを徳島に支配されてしまい、守勢の回らざるを得ない時間が長くなってしまったエスパルス。ゴール前を固めて鎬続けていましたが、寄せが甘くなってしまった自陣中盤からのミドルシュートで2失点。「シュートに至るまでを含めて防げる失点だと思う」と奥井はコメント。自陣ゴール前だけでなく、バイタルエリアの守備の在り方にも修正すべき部分があるようです。
 6月の中断明けから始まったJ1残留争いのライバルチームとの直接対決4連戦で積み上げた勝ち点は8。輝樹は「納得できる結果ではない」とコメント。可もなく不可もない結果に成果と課題を見出し、次の戦いに活かしてほしいです。


 次の試合はリーグ戦第23節vs川崎戦。川崎はもうご存じの通りリーグ戦でぶっちぎりで首位を独走する強豪チーム。日本代表の三苫などが出場しないものの、そのほかの選手も攻守両面で非常に強力。昨季はリーグ戦とルヴァ杯予選で3回対戦し1分2敗。この2敗は両方とも5失点と大量失点で敗戦しています。この難敵・川崎を撃破することは非常に困難を極めることは明白。しかし!それならばもう腹をくくって!全力で対戦して勝利を目指すのみ!シンプルに、そして愚直に勝利だけを目指して戦うのみです!

 オレンジ戦士は徳島戦での失点の場面での寄せの甘さと守備の連係での課題を克服するために、練習において守備の連携と守備を仕掛けるタイミングを十分に確認してほしいです。そして強敵・川崎を日本平で撃破し、J1残留争いから抜け出す大きな足掛かりを作り、昨季の大量失点での敗戦のリベンジを果たしてほしいです。


 勝つための戦術なら勝たなければ批判される。最後まで集中を切らさずに戦い抜け!




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投稿者: tao 日時: 2021年7月15日 23:24

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