メインエスパルス観戦記2020年連敗は止まったけど、悪い流れは止まったのか...

2020年10月23日

連敗は止まったけど、悪い流れは止まったのか...

2020 J.LEAGUE Division1 23th leg.
清水 1-1 鳥栖

 14日に行われたリーグ戦第22節vsFC東京戦では、 試合立ち上がりは積極的にボールを保持してFC東京陣内に攻め入りゴールを脅かす場面があったものの、FC東京のFKの流れから先制点を献上。あとはリードを奪い守備を固めるFC東京に対して攻め手を欠き、相手のペースに飲み込まれてしまい失点を重ね、FC東京に敗戦してしまったエスパルス。18日にはリーグ戦第23節vs鳥栖戦に臨みました。

 前半開始直後からボールを動かし攻撃のリズムを作るも、パスミスや連係ミスが目立ってしまい自らリズムを崩す。そして今季何度も見てきた前半の失点からエスパルスの攻守のリズムは完全に崩壊。堅守を誇るFC東京にいいように試合の主導権を掌握されてしまい、相手のペースにのみ込まれ、失点を重ねて反撃が及ばない。今季何度となく目の当たりにしてきた負けパターンに陥ってしまいました。
 そして迎える鳥栖戦。鳥栖とは7月22日にアウェイで行われた第6節で対戦し1-1の引き分けています。すなわち、今季貴重な勝ち点1を上げたチーム。そして鳥栖は目下リーグ戦で15位とエスパルスと近い順位にいるチーム。エスパルスにとっては実力伯仲の相手と考えてもいいかもしれません。いや、今となっては鳥栖に勝つことは一層厳しさを増したと考えるのが自然かもしれません。そんな鳥栖を我等が聖地・日本平に迎え、これを邀撃し撃破することができれば、エスパルスにとって一筋の光になることは想像に難くないと思います!

 リーグ戦もすでに後半戦に突入しているものの、チームのリズムはおろか形さえまだ固まっていないクラモフスキーエスパルス。エスパルスに残された時間はあまりに短い。しかし!下を向いていても何も見えない!ゴールは常に前にある!オレンジ戦士一人一人がお互いを信じて、自分に負けずに鳥栖に勝負を挑み、勝ち点3と浮上のきっかけを掴み取ることができるか!エスパルスの意地を見せたい試合がキックオフ!

 この試合では8月下旬から筋肉系の怪我のために離脱していたソッコが12試合ぶりにスタメン復帰。第20節vs大分戦で負傷して2試合欠場した悠悟が3試合ぶりにスタメン復帰。機能不全に陥ってしまった守備陣の立て直しに期待がかかります。
 しかし、試合開始直後から鳥栖の高い位置からの強くて速いプレスに試合を完全に掌握されてしまい、エスパルスは序盤から防戦一方の試合展開を余儀なくされてしまいます。オレンジ戦士は自陣で鳥栖の猛攻撃を辛くもはじき返すのが精いっぱい。それでも悠悟をはじめとしたオレンジ戦士が必死に自陣で守備を行い、鳥栖の攻撃の起点を潰しにかかります。エスパルスゴールに襲い掛かる鳥栖攻撃陣、しかし鳥栖もゴール前でのプレー精度を欠き、エスパルスは何とか失点を回避し続けます。結局前半はそのまま終了。スコアレスで試合を折り返します。

 後半からクラモフスキー監督は、ソッコに代えて奥井を投入。サイドからの攻撃展開に現状打開のきっかけを狙います。
 しかし後半に入っても鳥栖の鋭い寄せにボールを失い、攻守の切り替えを早くしてエスパルス陣内に攻め込む鳥栖を前に、オレンジ戦士は自陣で守勢に回る時間が続くばかり。反転攻勢はおろかシュートすら満足に撃つことができません。
 厳しい状況を打開したいクラモフスキー監督は64分、唯人に代えて河井チャソを投入。中盤からの攻撃のビルドアップを狙います。
 するとその8分後の72分!エスパルスが左からのCKをゲット!キッカーはケンタ!鳥栖ゴール前ファーサイドに上がったセンタリングをヴァウドがジャンプ一番!ヘディングシュート!ボールはゴールに吸い込まれてゴール!エスパルスが先制ゴールを決めました!
 先制ゴールを決めたオレンジ戦士は反転攻勢をかけるべく鳥栖ゴールに迫ります。しかし反撃をもくろむ鳥栖は運動量を惜しまない強い寄せからプレスを仕掛けて守備を展開。オレンジ戦士は自分達がボールを保持することができず、鳥栖から試合の主導権を奪い返すことができません。
 追加点を決めたいクラモフスキー監督は82分、後藤に代えて六平を投入。攻守のバランスをとりつつ攻撃展開の起点を作ります。しかしその3分後の85分に鳥栖にゴールを決められてしまい失点。エスパルスは鳥栖に追いつかれてしまいます。
 勝利を掴み取りたいクラモフスキー監督はアディショナルタイム、西村に代えて成岡を投入。フレッシュな選手を投入し最後のパワープレーを目論見ます。しかし鳥栖を脅かすような攻撃を展開できないまま試合終了。エスパルスは鳥栖に引き分けました。


 エスパルスは鳥栖に引き分け、勝ち点1を分け合いました。リーグ戦の順位に変動はありませんでしたが、この勝ち点1がなかったら、最下位に転落しているところでした...。
 この試合で放たれたシュートは鳥栖に15本に対してエスパルスはわずか2本。前半は0本でした。数字が示すように多くの時間を自陣に押し込まれてしまい、鳥栖の攻撃をはね返すことに費やし、試合内容では鳥栖に圧倒されてしまいました。しかし「負けてもおかしくない試合を何とか耐え、連敗を5でストップさせた」とも言い換えることができます。シュート2本で1得点ってことは、決定力50%でもあります(ぉぃ
 終始鳥栖に試合の主導権を握られたてしまいましたが、3試合ぶりに復帰した悠悟を加えた最終ラインを中心に、体を張って決壊寸前の守備網を維持していました。終盤の失点で勝ちを逃してしまったものの、5試合続いていた先制点献上と複数失点は何とか食い止めることができました
 鳥栖の鋭い寄せに苦しめられてしまい、なかなか決定的なチャンスを作り出せなかったこの試合、それでも後半のCKからヴァウドがヘディングでネットを揺らしました。試合後にヴァウドは「キックが良かった。練習していた成果」とコメント。数少ないセットプレーでワンチャンスを決めきれたことは大きな意味を持つと思います。
 しかし試合全体を見れば、相手の鋭い寄せに苦しんで思い通りに攻撃を展開することができず、プレーやパスもミスが目立ってしまいボールをロストしてしまう場面が多かったように思います。結果的に受け身の試合展開を変えることができなかったオレンジ戦士達。押し込まれた試合での反撃の方法の確立、そして攻守にわたるプレー精度の向上は、エスパルスが克服しなければならない数多くの課題のうちの重要なものだと思います。
 今季リーグ戦も残すところ10試合。J2への降格はないものの、試合数が2少ない最下位湘南と勝ち点差が1となってしまいました。次節の柏戦まで2週間の準備期間があります。来季も見据えた、反転攻勢への道筋を指し示さなければなりません。オレンジ戦士はもう一度基本に立ち返り、パスやキックを含めたプレーの精度向上を必死になって行ってほしいです。


 次の試合はリーグ戦第25節vs柏戦。柏とは9月25日に日本平で対戦し1-2で敗戦しています。当時は柏の絶対的攻撃の柱であるオルンガを欠いての試合。しかし次節はオルンガの出場も十分可能性があります。驚異的な攻撃力と得点力で今季リーグ戦のゴールランキングで2位の小林(川崎)と10ゴール差をつけ、ぶっちぎりのトップをひた走るオルンガ。オルンガ一人vsエスパルスでも厳しい試合になるかもしれません(さすがにそれはないかw)。
 冗談はさておき、攻守にわたりミスが目立つエスパルスにとって、柏は強豪チームであり驚異でしかありません。しかし!そんな強豪チームにも決してひるまず、正々堂々戦い全力で臨めば、きっと打開の糸口は見えてくるはず!決して下をむくことなく前を見据えて、ズべ手の力を出し尽くして戦ってほしいです!

 次節vs柏戦は2週間後と柏に比べエスパルスには時間ができました。この時間を天与の機会として、オレンジ戦士はここまで瓦解してしまった攻守の連携や連動を全力で修復してほしいです!また故障者や負傷者も多いエスパルス。メディカルスタッフも総力をあげてオレンジ戦士のコンディション調整を万全にしてほしいです。そしてアウェイで柏を撃破するために、オレンジ戦士はできうることを可能な限り全力で準備し、柏戦に保存でほしいです。


 先制点献上は食い止めた!やれることを着実に増やし、前に進んでいこう!




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投稿者: tao 日時: 2020年10月23日 13:10

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