メインエスパルス観戦記2020年「いけそう感」はあったんだけど...

2020年10月11日

「いけそう感」はあったんだけど...

2020 J.LEAGUE Division1 21th leg.
清水 2-3 広島

 9月26日に行われたリーグ戦第20節vs大分戦では、またしても前半の早い時間帯に先制点を献上してしまいましたが前半のうちに追いつき、後半に反撃をもくろむも60分過ぎから運動量が落ちてしまい、そこを大分攻撃陣に突かれてしまい反撃を許してしまい失点。この試合でも反撃の糸口がみえないまま敗戦してしまったエスパルス。10日にはリーグ戦第21節vs広島戦に臨みました。

 今季リーグ戦で何度も見てきた敗戦のパターン。名古屋戦を含めて見せてきた課題の解決策としての守備のてこ入れは奏功することはありませんでした。しかも1点ビハインドになっても、守備への意識が強くなったオレンジ戦士達は攻撃の推進力を失い、大分の守備ブロックを前にボールを保持してもスピード感のないパス回しに終始するばかり。クラモフスキー監督が今季掲げる「アグレッシブで速い攻撃サッカー」はどこ吹く風といった感じでした。
 そして迎える広島戦。広島とは9月9日のリーグ戦第15節で対戦し、4失点で大敗しています。そして広島は目下リーグ戦で11位に位置するチーム。攻撃陣が脅威なのはもちろん、手堅い守備も持ち合わせたチーム。今季大苦戦を強いられているエスパルスにとって、広島に勝利することは非常に難しい状況であることは間違いありません。しかし!だからと言って尻尾を巻いて逃げるなんてことは許されません!結果は後からついてくる!実力差が大きいのならそれを乗り越えんとするために全力で戦い、戦う姿勢を見せてほしいです!

 大敗した名古屋戦終了後に守備の修正を誓ったクラモフスキー監督。しかしその結果はいまだ現れてはいません。しかし!こんな時だからこそ今一度、監督やスタッフ、そして選手が一丸となって同じ方向に向いて歩いてほしい!そうすれば必ず道は開けるはずです!我等が聖地・日本平で広島を撃破し、希望の光を見出すことができるか!エスパルスの戦う姿勢を見せたい試合がキックオフ!

 この試合ではGKにベテランのの西部が入り、最終ラインから守備陣の統率を図ります。また西村がリーグ戦第3節vsC大阪戦以来でスタメン出場。守備的なMFとして中盤の守備を担います。
 試合開始早々の13分、広島のFKから森島に決められてしまい失点。エスパルスはこの試合でも先制点を献上してしまいます。
 しかしその後は、レンジ戦士は自陣からパスワークでリズムを作り攻撃を展開。守備的MFに入った西村も広島守備陣のギャップを突いて攻撃の起点を作ります。エスパルス攻撃陣もカルリーニョスやドゥトラを中心に攻撃を展開。エスパルスが試合の主導権を掌握し、広島ゴールに迫ります。しかし強固な広島守備陣の守備を切り裂くには至らず、広島ゴールをこじ開けることができません。結局前半はそのまま終了。エスパルスは1点ビハインドで試合を折り返します。
 
 後半からクラモフスキー監督は、エウソンに代えて奥井を投入。エウソンとは違った攻撃的な選手を投入し、攻撃陣の活性化を図ります。
 開始直後に試合が動きます!49分、広島のクリアボールを広島陣内中央で六平が拾うと、ケンタとのパス交換から右サイドを深くえぐってゴール前にグラウンダーのクロス!これをドゥトラがダイレクトで右足を振りぬいてシュート!ボールは広島GKに阻まれたか思いきや、雨の影響か手からすり抜けてコロコロとゴールに吸い込まれてゴール!エスパルスが後半開始直後に広島に追いつきました!しかしその2分後の51分にFKのこぼれ球をレアンドロペレイラに蹴り込まれ失点。エスパルスは再び1点を追いかける厳しい試合を余儀なくされてしまいます。
 局面を変えたいクラモフスキー監督は60分、河井チャソに代えて後藤を投入。攻撃的な選手を追加し、まずは同点ゴールを狙います。この交代でエスパルスは守備陣の攻撃参加を含め、攻撃に厚みが生まれたものの、リードを奪った広島守備陣の頑強な守備を突き崩すことができず、同点ゴールを決めることができません。逆に75分にはエスパルス守備陣の最終ラインを崩されてしまい失点。エスパルスは広島にさらに突き放されてしまいます。
 2点を追いかけなければならない厳しい試合。しかしオレンジ戦士は下を向くことなく、ボールをポゼッションしながらパス交換から攻撃のリズムを作り、猛然と広島陣内へ攻勢を仕掛け続けます。しかし広島ゴール前でのプレーの精度を欠いてしまい、再び広島ゴールを切り開くことができません。
 このままでは終われないクラモフスキー監督は83分、西村に代えて成岡を投入。攻守のバランスをとりつつ、攻撃に厚みを加えます。
 するとその直後の86分!!エスパルス陣内で広島のパスミスを六平が拾うと、ドリブルで駆け上がり中央付近で成岡へパス!!成岡が広島守備陣の裏を狙ってパス!!これははじかれてしまうも、ルーズボールを六平が拾いドゥトラとのワンツーパスからペナルティエリア右の奥井へパス!!これを奥井がダイレクトで広島ゴール前へ浮き球のクロス!!これをゴール前に猛然と走りこんできた後藤が魂のダイビングヘッド!!ボールはゴール左に突き刺さりゴーール!!後藤のエスパルス移籍後初ゴールで広島に1点差に詰め寄ります!!
 広島に1点差に詰め寄ったクラモフスキー監督はアディショナルタイム、ケンタに代えて翔太を投入。最後のパワープレーに出ます。しかしエスパルスの必死の攻撃も空しく追加点を奪うことができないまま試合終了。エスパルスは広島に敗戦してしまいました。


 エスパルスは広島に敗戦、勝ち点を積み上げる事ができませんでした。この結果エスパルスのリーグ戦の順位は変わらず暫定17位。今季リーグ戦で3回目の4連敗となってしまいました。
 内容に乏しかった前節vs大分戦から一変し、ボールをポゼッションしながら選手間の距離感の良いリズミカルなパスワークで試合のペースを握り広島陣内に切り込むエスパルス。この試合でのエスパルスの攻撃にはゴールの「いけそう感」が感じられました。しかし命取りになってしまったのは守備時の集中力と攻撃時の決定力。クラモフスキー監督は「勝ち点3がとれなかったことは信じられない」と肩を落としました。
 この試合でも試合開始間もない時間に失点。そして同点に追いついた直後に失点。失点の時間帯の悪さがエスパルスの流れの良さに水を差してしまいました。また今季公式戦初先発の西部は試合後「時間が途切れたタイミングで失点してしまっている」とコメント。後半の飲水タイム直後にもエスパルス守備陣の隙を広島に突かれてしまい失点。守備陣の集中力の欠如が致命的な結果に直結していしまいました。
 中盤や最終ラインが積極的に絡む厚みのある攻撃で、相手を上回るチャンスをつくり出していましたが、枠を直撃するシュートの跳ね返りを2回とも決めきれない。広島に対して試合の主導権を握りながらも、最後の最後でプレーの精度不足が露見してしまいました。
 前節vs大分戦と比較すれば、格段に可能性を感じられる試合だったと思います。しかし可能性が高くとも実現させることができなければ勝利を掴み取ることはできません。試合後に最年長の西部は「ネガティブな雰囲気ではないし、全員が何とかしてやるという気持ち」とコメント。しかし内容が良くなったとはいえ、結果は今季3度目の4連敗。厳しい現実を重く受け止め、しかし下を向かず前を見据えて進んでいくしかありません。良い流れをさらに強く大きくし、勝利に繋げるために、オレンジ戦士の想いを一つにして戦ってほしいです。


 次の試合はリーグ戦第22節vsFC東京戦。FC東京とは今季リーグ開幕戦で対戦し1-3で敗戦しています。そしてFC東京を率いるは言わずと知れた長谷川健太監督。エスパルスに精通する健太監督率いるFC東京は強力な攻撃陣と手堅い守備を持つチームで、目下リーグ戦で2位に位置しています。いちいち説明するまでもなく強豪のFC東京との一戦。しかも次節は中3日の水曜日のアウェイでのナイトゲーム。非常に厳しい試合になることは想像に難くありません。しかし!エスパルスにとってこの期に及んで楽な試合など一つもありません!(ですよね...)どの試合であろうと全てが厳しい試合!ならばあれこれ迷うことなくただひたすらに、愚直にゴールを、そして勝利を目指すのみ!エスパルスを知り尽くす健太監督をギャフン!と言わせるような勝利を味スタで決めてほしいです!

 オレンジ戦士はまずは広島戦で蓄積されてしまった疲労をしっかり取り除き、フィジカルコンディションを整えてほしいです。そして広島戦でできなかったこと、決めきれなかった部分についてしっかりと分析し、チームの練習に落とし込んで修正してほしいです。しして健太監督率いる強豪のFC東京をアウェイで撃破するべく、万全に準備を進めてほしいです。


 一筋の光明は見えてきた!次はの光を強く大きくしていこう!




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投稿者: tao 日時: 2020年10月11日 13:48

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