メインエスパルス観戦記2020年エース不在で中2日の相手に...

2020年9月 6日

エース不在で中2日の相手に...

2020 J.LEAGUE Division1 14th leg.
清水 1-2 柏

 8月29日に行われたリーグ第13節vs川崎戦では、試合立ち上がりから攻撃に出ても、川崎の統率のとれた前線からの守備に高い位置でボールを奪われ、そこからパスワークで自陣内に切り込まれてしまいゴールを襲われてしまう。首位を独走する川崎を前に手も足も出せなかったエスパルスは9月5日、リーグ第14節vs柏戦に臨みました。

 今季初先発のGK択生が好セーブを見せてくれましたが、21分に失点してしまうと、後半開始早々に追加点を献上。反転攻勢に出ようと前がかりになったところで3失点目、その後思い切った交代策で事態の打開を狙うもさらに失点を重ねてしまい川崎に完敗。今季リーグ戦で首位を独走する川崎との実力の差は歴然でした。
 そして迎える柏戦。柏は昨季J2での戦いを制して今季J1に復帰してきたチーム。その実力は折り紙付き。その柏は目下リーグ戦7位に位置しているチーム。そしてなにより、現在のJ1リーグ戦ゴールランキングでぶっちぎちりの1位にいるオルンガ選手を擁するチーム。J1リーグ戦上位をうかがってる柏は脅威そのものといってもいいでしょう。しかし!そんな超強力な柏攻撃陣をオレンジ戦士全員で緘黙させることができれば、きっと勝利を引き寄せることができるはずです!

 3試合連続で3失点以上してしまい、8月29日時点でリーグワーストの29失点となってしまったエスパルス。失点が多いエスパルスにとって柏戦は一つに試金石になると思います。超強力な攻撃陣を擁する柏の猛攻撃を抑え込み、自分たちが目指す攻撃的なサッカーを日本平のピッチで体現し、柏を撃破して失いかけた自信を取り戻すことができるか!エスパルスの自信を賭けた試合がキックオフ!

 この試合では柏のオルンガがベンチ外に、ルヴァ杯の試合を水曜日に行っている柏は中2日での試合ということもあるのでしょうか。いずれにせよ、オルンガ不在で中2日で試合に臨む柏との一戦はエスパルスにとって大きなアドバンテージになりそうです。
 しかし試合が始まってみると、3バック+守備的MF2人で自陣ゴール前を固める柏の分厚い守備を切り崩すことができず、逆にエスパルス守備陣は中盤の高い位置からのプレスのタイミングがバラバラになってしまい、柏にエスパルス守備網をかいくぐられてしまいピンチを招いてしまう。エスパルス守備陣は何とか柏の攻撃をはじき返そうとしますが、手数と人数をかけずに速いカウンター攻撃を仕掛ける柏攻撃陣に翻弄されてしまい、35分・38分と立て続けに失点。エスパエルスはあっという間に2失点を喫してしまいます。
 その後も自陣ゴール前を固めて守備を展開し、ボールを奪うと素早くカウンター攻撃を仕掛ける柏に対し、守備陣の連動がバラバラで柏を捕らえることができないまま前半が終了。2点ビハインドで試合を折り返します。
 
 後半に入っても状況は変わらず、オレンジ戦士の守備にどこかちぐはぐな部分が目立ってしまい、柏の鋭いカウンター攻撃を前に守備に忙殺されてしまうエスパルス。しかし中2日で試合に臨んでいる柏の選手の足が次第に止まりはじめ、柏の攻撃に迫力が無くなってきます。
 反転攻勢に出ないクラモフスキー監督は早めに動きだします。後半開始間もない58分、慶太に代えて後藤を、翔太に代えてケンタを投入。中盤の選手を入れ替えて攻撃の起点作りを狙います。
 するとこの交代策が奏功!エスパルスが高い位置で柏ボールを奪い、そこから素早く柏陣内に切り込んで攻撃を展開する時間が増え始めます。柏も連戦の疲れからか足が止まりはじめ、攻撃に精彩を欠き始めます。
 ここから一気呵成に柏ゴールを目指したいエスパルス。しかし5バック気味に自陣ゴール前の守備固めを行う柏の守備陣を切り崩すことは容易ではなく、またエスパルス攻撃陣は柏ゴール前でのプレーの精度に欠いてしまい、柏ゴールに迫っても攻撃をゴールに結びつけることができません。
 しかし!試合終了間際の90分!エスパルスが柏陣内右中盤からのFKをゲット!キッカーはケンタ!かしわ ゴール前に浮き球のクロス!これをカルリーニョスが頭で合わせてシュート!ボールは柏ゴール右に吸い込まれてゴール!エスパルスが1点返します!
 その後アディショナルタイムは8分!ゴールを決めたオレンジ戦士達は猛然と柏ゴールに迫りますが、柏も必死の守備を展開し自陣ゴールを守り、結局エスパルスは追加点を奪えないまま試合終了。エスパルスは柏に敗戦していしまいました。


 エスパルスは柏に敗戦。勝ち点を積み上げることができませんでした。この結果リーグ戦の順位は17位に転落。5試合勝ちなしでJ1通算400勝は再びおあずけになってしまいました。
オルンガ不在で中2日での試合となった柏との試合。大きなチャンスにも試合の主導権を掌握することができませんでした。前節vs川崎戦で今季ワーストの5失点を喫し、守備の練習に時間を割いてきたエスパルス。しかし試合後「前半はやってきたことが全くできなかった。全部プレスできればよかったが...」と涼がコメント。エスパルス守備陣の動きに連動性は少なく、エスパルスのプレスは速さを備える柏攻撃陣にいとも容易くかいくぐられてしまい、35分にクロスから失点。直後の38分にもあっさり追加点を献上。クラモフスキー監督は「前半は望んだ形で試合をコントロールできず、守備もうまくいかなかった。自分の責任」「2失点目はプレーが二歩ずつ遅れていた」と悔しさを口にしました。
 今季14試合を終えた時点で勝ち点はわずか9。J2に降格した2015年でさえ、この時点での勝ち点は13でしたから、エスパルスの現状は非常に厳しいことは明らかです。今季リーグ戦14試合中10試合で複数失点。この日も前半の2失点をはじき返すことは容易ではありませんでした。涼は「前半はプレスをかけるタイミングがバラバラ。ミスを減らし、自分たちのリズムに引き込むプレーが必要だった」とコメント。リーグ戦で5試合勝ちなしとなり、18チーム中17位に転落。今季降格がないとはいえ、最下位はすぐ背後に迫っています。
 危機的状況にあることは監督や選手だって百も承知のはず。しかしクラモフスキー監督は「ぶれずにやることが重要」とシステム変更などはしないことを明言。チーム全体で今の状況をしっかり分析し意識を共有。そのうえで選手間の動きや連動性を高めるための練習を積み上げてほしいです。


 次の試合はリーグ戦第15節vs広島戦。広島とは昨季リーグ戦で対戦し1分1敗と勝てていません。そして広島は攻守ともにバランの取れた試合展開に定評があるチーム。強力な攻撃陣と強固な守備を展開してゴールを積み重ねていく広島との一戦は非常に厳しいものになるはずです。しかも次節は中3日の水曜日のナイトゲーム、しかもアウェイ@Eスタでの試合。厳しい試合日程とチームの不調。エスパルスにとって厳しい試合条件になるはずです。しかし!困難なのは百も承知!この酷難を乗り込めるためには、チーム全体での力が必要不可欠!厳しい試合だからこそ、勝利した時に得られるものは絶大!この酷難を乗り切るためには、選手・スタッフ、サポーターの想いを一つにすることが必要不可欠!オレンジ戦士は自分たちがいままでやってきたことを、そしてチームメイトを信じて、前に前進してほしいです!


 オレンジ戦士は柏戦での前半での戦いでの改善点をチーム内でしっかり分析、守備陣は高い位置からのプレスで抜け漏れが発生しないように、選手間の連携や連動についての確認、攻撃陣はゴール前での精度の向上、中盤の選手は攻守の切り替えの速さを上げるための練習をしっかり行ってほしいです。そしてタイトな日程かつアウェイゲームという厳しい条件を乗り越えて、広島に勝利してほしいです。


 信念を貫いてやり切ることが大切!ここで気持ちをブレさせるな!




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投稿者: tao 日時: 2020年9月 6日 11:27

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