メインエスパルス観戦記2020年酷暑のアウェイゲームで無失点、5試合負けなし。まずまず及第点。

2020年8月16日

酷暑のアウェイゲームで無失点、5試合負けなし。まずまず及第点。

2020 J.LEAGUE Division1 10th leg.
仙台 0-0 清水

 12日に行われたルヴァ杯予選リーグ最終節vs鹿島戦では、リーグ戦での出場機会に飢えている選手にとって、レギュラーポジションを奪うチャンスとなった一戦。気迫のこもったプレーで勝利への執念を見せてくれましたが、最後は鹿島の質の高いサッカーに振り切られてしまい敗戦。ルヴァ杯予選リーグ全廃となってしまったエスパルス。15日にはリーグ戦第10節vs仙台戦に臨みました。

 若きオレンジ戦士中心にスタメンが組まれた鹿島戦。勝ち越しまではエスパルスのゲームプラン通りだったと思いますが、試合巧者の鹿島がこのまま引き下がることはなく、オレンジ戦士の足が止まり始めた後半から鹿島のスピード自慢の高卒ルーキーにかき回されてしまい、残り10分でエスパルス守備陣がこらえきれなくなってしまい敗戦。チーム全体で戦い抜く力の向上が課題として残りました。
 そして迎える仙台戦。仙台とは昨季2戦して1勝1敗の五分五分の戦績。しかしその1敗がアウェイ@ユアスタでの試合。そして次節の開催地はアウェイ@ユアスタ。エスパルスは2013年のJ1リーグ戦第33節@ユアスタ以来6年間、ユアスタで仙台に勝利していません。すなわち、エスパルスにとってユアスタは「鬼門」といっても過言ではないでしょう。鬼門ユアスタでの仙台戦はエスパルスにとって大きなターニングポイントになるはずです!

 仙台は目下リーグ戦で勝ち点9の13位にいるチーム。エスパルスにとってはいわゆる「目の上のタンコブ」であり、ここで撃破しておきたい相手!今季リーグ戦で苦労してきたエスパルスですが、実力も着実に向上してきたはず!今季リーグ戦で反転攻勢に打って出るためにも、鬼門ユアスタで仙台を撃破できるか!エスパルスの実力が試される試合がキックオフ!

 エスパルスはエウソンがコンディション不良でスタメンから外れ、金井SBでスタメンに入りました。これまで5試合連続でスタメン出場していた攻撃の起点を欠いての仙台戦。チームの総合力が試されます。
 両チームとも同じ布陣を敷いているこの試合。開始から攻守が目まぐるしく入れ替わる一進一退の膠着した試合展開に。お互いのいいところを潰しあい、なかなか効果的な攻撃を仕掛けることができません。エスパルスは縦に速い攻撃を仙台に封じられ苦戦を強いられてしまいますが、サイドを使った攻撃を積極的に仕掛け、仙台ゴールに迫ります。しかし仙台守備陣の強固な守備を前にエスパルスの攻撃ははじき返されてしまい、仙台ゴールをこじ開けることができません。41分には悠悟が自陣左から仙台陣内右の翔太へロングフィードを使って攻撃を展開。しかしこれもゴール前に走りこんできた後藤に合わせることができず、ゴールには至りません。一方の守備陣は、CBのヴァウドが随所に好守備を見せ、オレンジ戦士全体も高い守備意識を持ち、仙台の攻撃をしっかり防ぎ続けます。
 結局両者とも前半でのゴールは生まれず前半が終了。スコアレスで試合を折り返します。
 
 後半は開始早々に仙台に自陣ゴール前に迫られてしまいますが辛くも失点を回避。その後は両者がっぷり四つの戦いに。オレンジ戦士は高い位置からのプレス強度を維持しつつ、サイド攻撃から仙台ゴールを狙います。しかし次第にオレンジ戦士の動きに精彩が無くなってしまい、ミスが目立ち始めてしまいます。
 流れを変えたいクラモフスキー監督は、59分に涼に代えて慶太を、ケンタに代えてティーラシンを投入。その10分後の69分には、翔太に代えて梨誉を、後藤に代えて唯人を投入。その7分後の76分には、金井に代えて奥井を投入。攻撃陣容をリフレッシュさせて仙台ゴールをこじ開けにかかります。しかし交代出場した選手の連携や連動がうまくいかず、仙台に対して圧力のある攻撃を展開することができません。一方の守備陣は、後半に入ってもプレスの強度を落とすことなく、ヴァウドやヘナトをはじめとしてチーム全体で高い守備意識を持ち続け、自陣ゴールを守り続けます。
 両者とも激しい鍔迫り合いを見せましたがゴールが生まれないまま試合終了。エスパルスは仙台に引き分けました。


 エスパルスは仙台に引き分け。勝ち点1を分け合いました。J1通算400勝と同1300得点に、ともに残り「1」と迫っていましたが、大きなメモリアルは次節以降に持ち越しとなってしまいました。
 ルヴァ杯予選から中2日で行われた仙台戦。スタメン選手は大きく入れ替わりとなったものの、遠隔地のアウェイゲームと酷暑の中での試合。選手にとっては厳しい環境だったと思います。しかし最後まで得点を奪えなかったものの、集中を切らさずに戦い抜いたオレンジ戦士たち。プレスの強度を弱めることなく、リーグ10戦目で今季初の無失点。課題の守備に改善の兆しが見えてきた試合だったと思います。9戦連続フル出場のGK梅田はプロ入り初の完封。試合後には「素直にうれしいが、これが最低限だと思っている。今後につながる第1歩にしたい」と話し、悠悟も「我慢強く戦った結果、チーム初の無失点。そこは評価できる」とコメント。クラモフスキー監督も「90分間通じて強い守備ができたのは、ポジティブな部分」と一定の評価をしていました。
 一方で攻撃陣はこの試合では効果的な攻撃を展開することができませんでした。41分に絶妙なロングフィードを見せ攻守に貢献していた悠悟は「もっとボールを握って流れの中で点が取れればよかった」と反省の弁。成果と課題を再認識する試合となりました。
 勝ち点3を積み上げるにはゴールを決めなければなりません。遊技は「前の選手も共通意識を持って守備が出来ている。これをいい形で得点に繋げられるようにいい準備をしていきたい」とコメント。まずはチーム全体での守備意識の強化、そのうえで全体が連動して攻撃を展開できるようになれば、リーグ戦で新たな景色が見えてくるはずです。


 次の試合はリーグ戦第11節vs横浜F・M戦。横浜F・Mとは昨季2戦して2勝している相性のいい相手。しかし横浜F・Mは昨季リーグ戦で優勝しており、今季も優勝の期待がかかる強豪チーム。そして今季からエスパルスの指揮を執っているクラモフスキー監督が昨季コーチを務めていたチーム。クラモフスキー監督としては古巣、そして横浜F・Mのポステコグルー監督との師弟対決。しかも横浜F・Mにはタイ人のティーラトン選手も在籍しており、横浜F・M戦は「THAI DERBY」といえるでしょう!一方で次節はリーグ戦から中3日で行われるミッドウィークのナイトゲーム。選手のコンディション調整も気になります。しかし!この「師弟対決」を制し、横浜F・Mを日本平で撃破できれば、監督には采配に、選手には実力に、大きな自信を与えてくれるはずです!

 オレンジ戦士はまずは遠方のアウェイゲームで身体に蓄積されてしまったであろう疲労をしっかり取り除き、フィジカルケアを入念に行ってほしいです。そして攻守両面でオレンジ戦士の連携や連動、攻守の切り替えの速さなどをさらに向上させ、今季初のクラモフスキー監督vsポステコグルー監督との師弟対決で勝利を飾ってほしいです。


 守備力は向上してきている!あとは攻撃力!両方ともチーム全体で向上を!




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投稿者: tao 日時: 2020年8月16日 11:19

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