メインエスパルス観戦記2020年勝化試合にはならなかったけど、次につながる2ゴール!

2020年8月13日

勝化試合にはならなかったけど、次につながる2ゴール!

2020 JリーグYBCルヴァンカップ グループステージ最終節
清水 2-3 鹿島

 8日に行われたリーグ戦第9節vs札幌戦では、前半終了間際に翔太が獲得したPKをきっちり決めてリードを奪い、後半早々に札幌に追いつかれてしまうも、ヘナトキャノンとカルリーニョス自らの誕生日を祝うバースデーゴールで札幌を突き放し快勝!昨年の大敗の雪辱を果たしたエスパルスは12日、ルヴァ杯予選リーグ最終節vs鹿島戦に臨みました。

 昨季リーグ戦@日本平で大量8失点で惨敗を喫してしまった札幌を日本平に迎えての一戦。ヘナトキャノンを含む3ゴールで札幌に快勝したエスパルス。1回追いつかれての3ゴールでの快勝は、今季リーグ戦で出遅れたモヤモヤを解消し、サポーターの脳裏に刻まれた昨季の悪夢を払拭し、エスパルスがリベンジを成就してくれました。
 そして迎える鹿島戦。エスパルスは先日行われたルヴァ杯予選リーグ第2節vs名古屋戦で敗戦してしまい、予選敗退が決定しています。そのためこの鹿島戦は消化試合となります...。しかし!公式戦出場機会に飢えているヤングエスパルスにとっては、この一戦は大切な試合!リーグ戦出場のチャンスにつながるようなプレーを発揮することができれば、現時点でのレギュラーポジションを奪取することだって可能!そしてヤングエスパルスの奮起がトップチームを鼓舞し、来るべきリーグ戦での勝利にもつながるはずです!

 予選敗退が決まっているエスパルスにとって、はたから見ればこの試合は消化試合。しかし!エスパルスにとっては、守るものは何もない、思い切ったプレーでのびのびと戦える試合!ヤングエスパルスの躍動で消化試合を「勝化試合」にし、次なるリーグ戦に向けた勢いを増幅させることができるか!エスパルスの若き力を見せつけたい試合がキックオフ!

 クラモフスキー監督はリーグ戦からスタメンを総入れ替え。公式戦出場機会に飢えている若手を積極的にスタメン起用しました。GKには択生、CBには岡崎と福森、SBには金井と奥井、守備的MFには、宮本と六平、中盤には成岡と唯人、最前線には梨誉とドゥトラが入りました。
 試合開始直後から両者とも激しい攻防の繰り返しに。ヤングエスパルスは球際を厳しくして鹿島からボールを奪い、そこから素早く攻撃を展開。鹿島ゴールに迫ります。しかしゴール前でのプレーに精度を欠いてしまい、逆に18分に白崎に決められてしまい失点。エスパルスは1点を追いかける厳し試合を余儀なくされてしまいます。
 しかし失点しても若きオレンジ戦士たちは下を向くことはなく、運動量を惜しまずに右サイドに人数をかけてサイドから鹿島陣内に切り込んで、鹿島守備陣を切り崩しにかかります。しかしそれでも強固な鹿島守備陣を切り崩すことは容易ではなく、鹿島ゴールをこじ開けるには至りません。
 しかし前半終了間際の42分!鹿島陣内右でボールを受けた六平が鹿島守備ラインの裏へスルーパス!これを受けた梨誉が右サイドからゴール前へグラウンダーのクロス!これをドゥトラが受けると見せかけてスルー!後ろに走りこんできた宮本がダイレクトで右足でシュート!ボールは鹿島ゴール左に転がり込んでゴール!エスパルスが同点に追いつきました!そしてそのまま前半が終了!エスパルスが鹿島に追いついて試合を折り返します。
 
 後半からクラモフスキー監督は、唯人に代えて河合チャソを、金井に代えて滝君を、奥井に代えて西村を投入。一気に3人の選手を入れ替え、反転攻勢のきっかけをつかみます。
 すると後半開始早々の54分!!鹿島陣内の高い位置からオレンジ戦士がプレスをかけて成岡がボールを奪い六平が拾って素早く前線へパス!!これを梨誉が鹿島陣内中央付近で受けると反転し、ドリブルで持ち込んで左サイドに展開した河合チャソへパス!!河合チャソがこのボールをダイレクトでゴール前へ折り返しのクロス!!このボールにゴール前に走りこんできたドゥトラが鹿島DFを背負いながら左足で合わせてシューート!ボールはゴール正面に吸い込まれてゴーール!!エスパルスが鹿島に逆転しました!!
 逆転に成功したクラモフスキー監督はゴール直後の55分、梨誉に代えてテセを投入。攻撃陣の活性化をさらに推し進め、追加点を狙います。しかし逆転された鹿島はここからエスパルスに対して猛攻を仕掛け、エスパルスは徐々に自陣に押し込まれてしまう時間が長くなってきてしまいます。オレンジ戦士は守備に忙殺され、さらに折からの暑さにスタミナが徐々に削り取られてしまい、鹿島にさらに押し込まれてしまいます。そして81分と86分に立て続けに鹿島にゴールを決められてしまい、一気に鹿島に逆転を許してしまいます。
 形勢を逆転したいクラモフスキー監督は90分、成岡に代えて平墳を投入。攻撃の起点作りと活性化を狙いますが奏功することなく、このまま試合終了。エスパルスは鹿島に敗戦してしまいました。


 エスパルスは鹿島に敗戦。消化試合を勝化試合にすることはできませんでした。
 お互いにルヴァ杯予選敗退が決定したチーム同士の戦いとなり、エスパルスはリーグ戦から先発全員を、鹿島は8人を入れ替えて臨んだこの試合。リーグ戦での出場機会に飢えている選手にとっては、レギュラーポジションを奪うチャンス。ヤングエスパルスは気迫のこもったプレーで勝利への執念を見せてくれましたが、最後は鹿島の質の高いサッカーに振り切られてしまいました。
 勝ち越しまではエスパルスのゲームプラン通りだったように思います。前半終了間際に右サイドからの崩しとゴール前での絶妙な連携っからゴールを奪い同点に。後半開始早々に高い位置からのプレスから鹿島ボールをカットし、そこから素早く攻撃展開しドゥトラがきっちり決める。外国籍選手枠の壁に阻まれ、リーグ戦ではベンチ外が続く助っ人のゴールにチームのボルテージは最高潮に達し、一気呵成に反撃に出ました。
 しかし試合巧者の鹿島がこのまま引き下がることはなく、オレンジ戦士の足が止まり始めた後半から鹿島のスピード自慢の高卒ルーキーにかき回されてしまい、残り10分でエスパルス守備陣がこらえきれなくなってしまい、染野と静岡学園高出身の松村に相次いでプロ初ゴールを献上。試合後、クラモフスキー監督は「ボールをつなげず試合のコントロールを失った」と悔しさをにじませました。
 それでも、試合の主導権を掌握し鹿島ゴールに迫るシーンは格段に増えてきました。「個々がもっとレベルアップしないと」と六平は試合後にコメント。リーグ戦の過密日程を乗り切るためには、控え組のレベルアップと奮起は絶対不可欠。それを見てレギュラー陣がさらに奮起する。チーム全体で戦い抜く力をここから向上させてほしいです。


 次の試合はリーグ戦第10節vs仙台戦。仙台とは昨季2戦して1勝1敗の五分五分の戦績。しかしその1敗がアウェイ@ユアスタでの試合。そして次節の開催地はアウェイ@ユアスタ。エスパルスは2013年のJ1リーグ戦第33節@ユアスタ以来6年間、ユアスタで仙台に勝利していません。すなわち、エスパルスにとってユアスタは「鬼門」といっても過言ではないでしょう。しかし!仙台は目下リーグ戦で勝ち点9の13位にいるチーム。エスパルスにとってはいわゆる「目の上のタンコブ」であり、ここで撃破しておきたい相手!今季リーグ戦で苦労してきたエスパルス。チーム力も確実に向上してきました!今季リーグ戦で反転攻勢に打って出るためにも、鬼門ユアスタでの仙台戦はエスパルスにとって大きなターニングポイントになりそうです。


 若きオレンジ戦士は鹿島戦で逆転するまでの試合でのイメージをさらに共有し、できた部分と出来なかった部分をしっかり洗い出し、練習の中に落とし込んでチーム力の向上を図ってほしいです。そしてレギュラー陣は、敵陣内でのボールの動かし方や守備を固める相手を切り崩す方策などを中心に、攻守両面で選手間の連動や連携を再確認し、鬼門ユアスタで仙台を撃破し、これまで苦戦してきたリーグ戦での猛反撃を開始してほしいです。


 梨誉に宮本に唯人にドゥトラ。若きオレンジ戦士の躍動は成果!もっと強くなろうぜ!




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投稿者: tao 日時: 2020年8月13日 11:11

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