メインエスパルス観戦記2020年0ではないけど3でもない...

2020年7月23日

0ではないけど3でもない...

2020 J.LEAGUE Division1 6th leg.
鳥栖 1-1 清水

 18日に行われたリーグ戦第5節vs神戸戦では、試合前半の攻撃ではオレンジ戦士のパスの呼吸がなかなか合わず、エスパルスの攻勢時には攻撃陣の連動が遅い。守備時にはドウグラスやイニエスタといった強力な攻撃陣を要する神戸に対して守備陣の連動が少なく軽い。そしてサイドを起点にした展開もクロスの精度が欠けてしまい攻撃が緩い。そして決定力の課題も露呈してしまい神戸に敗戦してしまったエスパルス。22日にはリーグ戦第6節vs鳥栖戦に臨みました。

 クラモフスキー監督の元、今季は攻撃的なスタイルへかじを切って新たなスタイルの構築過程にありもがき苦しむエスパルス。他会場の結果によりエスパルスは勝ち点0で最下位に転落。リーグ戦開幕5連敗はクラブワースト記録更新という不名誉な結果になってしまいました。それでも、エウソンやヘナトの戦列復帰、そしてケンタの意地を見せてくれたゴール。厳しい状況にあるとはいえ、着実に前に進んでいいることは確かだと思います。
 そして迎える鳥栖戦。鳥栖とは昨季公式戦で3試合して2勝1敗と好成績を残しています。しかし次節は中3日のミッドウィークのナイトゲーム。しかもアウェイ@駅スタでの試合。選手のフィジカルコンディション、そしてメンタル面のコンディションも気になるところです。一方、鳥栖は今季いまだゴールがなく、リーグ戦で目下勝ち点2の16位と苦戦しているチーム。エスパルスと同じような境遇になるチームとの対戦は、今季はJ2降格が無いとはいえ、エスパルスの今季リーグ戦の今後を占う意味でも非常に重要な試金石になります。厳しい条件とチームコンディションを乗り越えて鳥栖に勝利することができれば、オレンジ戦士にとってなによりの良薬になるはずです!

 クラモフスキー監督とエスパルスが目指しているサッカーは間違いなくいいと思います。大切なのは、ここであっちこっちに迷走することなく、選手・スタッフ・そしてサポーターがお互いを信じて進んでいくこと!ピッチで戦うオレンジ戦士の想いを集結し、アウェイで鳥栖を撃破できるか!エスパルスの想いを見せたい試合がキックオフ!

 この試合ではエウソンがスタメン復帰。CBにはヴァウドと悠悟、そして守備的MFにはヘナトがスタメンで出場を果たしました。心強い外国人選手のスタメン復帰に勝利への期待が高まります!
 しかし、試合開始直後から鳥栖の高い位置からの速くて強いプレスに苦しめられる展開に。しかしオレンジ戦士は巧みなパスワークで鳥栖のプレスをかいくぐって攻撃の起点をつくり出していました。
 そして19分、エスパルスが右からのCKをゲット!ファーサイドに浮かんだセンタリングをヴァウド・悠悟とつなぎ、最後はカルリーニョスが頭で押し込んでシュート!ボールはゴールに吸い込まれてゴール!カルリーニョスのエスパルス初ゴールでエスパルスが先制ゴールを決めました!
 先制ゴールを決めたエスパルス。この流れに乗じて追加点を狙うべく鳥栖ゴールに迫ります。しかしパス回しからチャンスを作ろうとするエスパルスに対し、鳥栖は素早いプレスでパスカットを狙ってくる。オレンジ戦士はたまらずボールを後ろに下げてしまう。なかなかエスパルスのテンポで攻撃を展開することができません。すると前半残り10分の35分に鳥栖に決められてしまい失点。エスパルスは鳥栖にゴールを決められてしまいます。
 前半終了間際に鳥栖に追いつかれてしまったエスパルスは、追加点を決めてリードを奪って前半を終えるべく、ケンタを中心に鳥栖ゴールを脅かしますが、ゴール前でのプレー精度がかけてしまい追加点を奪えず、そのまま前半が終了。1-1で試合を折り返します。
 
 後半になると、今季初ゴールを決めた鳥栖が攻撃のピッチを上げて、エスパルスゴールに接近。エスパルスは激しい鳥栖の攻撃に対応するべ守備に忙殺されてしまう試合展開になってしまいます。それでもヘナトをはじめとしたエスパルス守備陣が鳥栖の攻撃を丹念に食い止め、鳥栖にボール前に迫られても、CBの悠悟とヴァウドがはじき返し、梅田も好セーブを見せ、自陣ゴールを守り続けます。
 追加点を決めたいクラモフスキー監督は、61分にヘナトに代えて涼を、ティーラシンに代えて唯人を投入。守備のバランスを見つつ攻撃の強化を図ります。しかしエスパルスは運動量を惜しまない鳥栖のプレスに苦しめられてしまい、試合の主導権を掌握することができません。
 勝ち点3が欲しいクラモフスキー監督は73分、エウソンに代えて岡崎を、カルリーニョスに代えて翔太を投入。攻撃的な選手を投入し、鳥栖ゴールを狙います。それでもエスパルスの攻撃が活性化することはなく、オレンジ戦士の動きは次第に緩慢になってきてしまい、パスワークからの攻撃もリズムを失ってしまいます。そしてそのまま試合終了。エスパルスは鳥栖に引き分けました。


 エスパルスは鳥栖に引き分け。勝ち点1を分け合いました。今季公式戦で7連敗は辛くも食い止めることができましたが、リーグ戦の順位は最下位から脱出することができませんでした。
 今季リーグ戦で1ゴールも決められていなかった鳥栖に対して、今季リーグ戦でワースト失点のエスパルス。巷では「逆ほこたて対決」等と揶揄されていたこの試合。結果的には鳥栖はゴールを決めることができて、エスパルスは連敗を食い止められた。まさしく「痛み分け」な試合結果でした。しかし、個人的には非常にモヤモヤする試合結果だったように思います。
 試合立ち上がりからの鳥栖の厳しプレスに対して、パスワークで対応して鳥栖ゴールに迫る。カルリーニョスのゴールもそんなエスパルスの攻撃的なサッカーから生まれたものでした。しかしそのあと、オレンジ戦士の動きが明らかにパフォーマンスダウンしていた。特に後半は、パス回しというより横パスだけで縦へのチャレンジが少なかったように思います。これでは鳥栖のプレスに引っかかってしまい、エスパルスの攻撃のリズムが作れるはずがありません。それはヘナトとエウソンが交代で下がると一層顕著に。試合終盤は鳥栖ゴールに迫ることすらままならなくなってしまったのは非常に残念に思いました。
 それでもこの試合では収穫もありました。得点源への期待が掛かるカルリーニョスに待望のエスパルス初ゴールが生まれたこと。そして、エウソンとヘナトの両選手のコンディションが上がってきたこと。クラモフスキー監督が目指す攻撃的なサッカーがゴールにつながるCKを生み出したことも事実。あとはそれを90分間持続させるスタミナとハードワークが必要になるのでしょう。長い中断期間で鈍っていた試合勘もそろそろ研ぎ澄まし、90分間戦えるだけのパワーを取り戻してほしいです。


 次の試合はリーグ戦第7節vs大分戦。大分とは昨季公式戦で2試合して2分と五分五分の成績。そして大分は今季リーグ戦で12位に位置するチーム。一方で次節vs大分戦は鳥栖戦から中3日で開催される試合。過密日程が選手のスタミナを削ります。しかしこの試合は2試合ぶりに我等が聖地・日本平で行われる試合。入場者数や応援スタイルに大きな制約があるものの、日本平に集まってくれるオレンジサポーターの存在は、きっとオレンジ戦士にとって大きな推進力を生み出す源泉になるはずです!


 オレンジ戦士はまずは遠方アウェイでの鳥栖戦で疲弊したであろう身体のケアを入念に行い、コンディションの回復に十分取り組んでほしいです。そして攻守両面での選手の動き出しの早さと連動性、そして90分戦い抜くための戦術理解や動きを確かめて実戦に生かせるようにしてほしいです。そして我等が聖地・日本平で大分を迎撃し、今季リーグ戦初勝利をオレンジサポーターに届けてほしいです!


 たかが勝ち点1、されど勝ち点1。この「1」を次につなげよう!




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投稿者: tao 日時: 2020年7月23日 16:27

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