メインエスパルス観戦記2020年良薬は口に苦しというけれど...

2020年2月17日

良薬は口に苦しというけれど...

2020 JリーグYBCルヴァンカップ グループステージ第1節
川崎 5-1 清水

 2020シーズンがスタートし、クラモフスキー新監督の元、春季キャンプ@鹿児島では攻撃的なチーム作りを推し進めてきたエスパルス。ティーラシンの加入もあり、その形が徐々に見えてきつつあるようです。
 そして!今季もいよいよエスパルスの2020シーズンの公式戦がスタート!今季は五輪の関係もありルヴァ杯から公式戦が始まります。あれもこれも新しくなったエスパルスは16日、ルヴァ杯グループステージ第1節vs川崎戦に臨みました。

 昨季はJ1最多失点数という不名誉な称号をいただいてしまったエスパルス。そしてJ1残留に大きく貢献してくれたドウグラスも神戸に移籍してしまい、攻守にわたって補強・修正するべき部分が山積していました。しかしティーラシンやヴァウドなどの新加入選手を攻守両面でバランスよく補強。クラモフスキー新監督の元、運動量を惜しまない攻撃的なサッカーを実践するべく、春季キャンプ@鹿児島を行い、負傷選手も最小限度にとどめて、今季公式戦初戦にこぎつけました。
 そして迎える川崎戦。川崎は昨季のルヴァ杯王者のチーム。中盤から最前線での巧みなパスワークで守備を切り崩し、相手ゴールに切り込んで得点を量産する強豪チーム。かたやエスパルスは、新加入のティーラシンはスタメンに間に合わず、またエウソンも合流が遅れているため、攻撃面では一抹の不安も...。しかし!現有戦力でベストを尽くすことができれば、昨季王者の川崎に対して五分の戦いができるはず!そんなエスパルスをサポートするべく、この試合にも多くのエスパサポさんがアウェイ@等々力へ駆けつけてくれました。現地でサポートされた皆さん、本当にお疲れ様でした。

 この試合は地上波やDAZNでの中継がないため、オイラは試合内容をじぇんじぇん観ていません。ルヴァ杯はスカパー!での中継なんだよね...
 だもんで、試合内容についてはこれっぽっちも分かりません。しかしスポーツ関連のHPやスタジアムで観戦された方の感想、SNSなどのコメントを見るに、この試合は「良薬は口に苦しというけれど...」といった感じの試合だったようです。

 ティーラシンやエウソン、そしてヘナト等主力選手がまだまだ未調整、またチームに合流していない状況で、クラモフスキー監督は現段階でベストと思われる選手を起用してきました。GKには新加入のヴォルピ、SBにはコンバートされた石毛と新加入の奥井、CBには悠悟と新加入のヴァウド、守備的MFには涼と西村、攻撃的MFにはドゥトラに翔太、FWには後藤とケンタが入りました。スタメンを見ただけで、なんだかワクワクするような選手起用でした。
 しかし試合は立ち上がりから川崎にボールを支配されてしまい、エスパルスは自陣に押し込められてしまう時間が長く続いてしまいます。そして開始10分でレアンドロ ダミアンに決められてしまい失点。その13分後にも長谷川に決められてしまい失点。エスパルスは前半20分程度のところで2失点を喫してしまいます。
 その後クラモフスキー監督は、最終ラインを高く設定し中盤をコンパクトにして、攻守の切り替えを素早くし川崎陣内に切り込むチャンスをうかがいます。しかし川崎の巧みなパスワークから、エスパルスの両サイドや守備陣の裏を突かれてしまい、再三ピンチの場面を招いてしまいます、それでもオレンジ戦士は何とか川崎の攻撃を弾き返し、追加点を許しません。そしてエスパルスはゴールを決められないまま前半が終了。2点ビハインドで試合を折り返します。
 
 後半になっても試合の主導権を握ったのは川崎。前半同様に精度の高いパスワークで巧みにオレンジ戦士をかわし、エスパルスゴールに迫ります。しかしヴォルピをはじめとしたエスパルス守備陣も意地の守備を見せ、自陣ゴールを守ります。
 反転攻勢のきっかけをつかみたいクラモフスキー監督は、57分にドゥトラに代えて慶太を、65分には涼に代えて慎を投入。中盤にフレッシュな選手を投入し、攻撃の機会を狙います。
 すると選手同士の距離感や連動が修正され、オレンジ戦士の動きが活性化!67分には途中出場の慶太がサイドに流れ、西村とのパス交換から右サイドを崩しゴール前にクロス!これを石毛が頭で合わせてヘディングシュート!ボールはゴールに突き刺さりゴール!エスパルスが1点返します!
 しかし74分に長谷川にこの日2ゴール目を決められてしまい失点。エスパルスは川崎にふたたび点差を広げられてしまいます。
 まずはゴールを決めたいクラモフスキー監督は77分、西村に代えてテセを投入。さらに攻撃的な布陣を敷いて川崎ゴールを狙います。しかし前がかりになったエスパルス守備陣の裏やサイドを川崎攻撃陣に狙われてしまい、83分とアディショナルタイムに小林に決められてしまい2失点。そしてそのまま試合終了。エスパルスは川崎に敗戦してしまいました。


 エスパルスは川崎に敗戦、今季公式戦初戦を勝利で飾ることができませんでした。また、クラモフスキー監督の初陣もほろ苦いものになってしまいました。
 今季公式戦初采配となったクラモフスキー監督は、昨季からエスパルスにいた選手、ベテラン選手、新加入選手と、多様な選手すべてをゼロベースで判断し、この試合で取りうるベストチョイスで川崎に挑んだのだと思います。しかし昨季ルヴァ杯王者の川崎に相手にするには、エスパルスの戦力はやはり不足していたということでしょう。
 しかしそれはある程度織り込まれていたことかもしれません。新監督に新布陣に新加入選手と、今のエスパルスには新があふれています。よってチームとしての成熟度は文字どおり「未熟」なのかもしれません。それは違う見方をすれば「伸びしろは大」といえるはず。まだティーラシンやエウソンもスタメンに入っていません。エスパルスの本領はこれからどんどん力強くなっていくはずです。
 幸か不幸か、この試合はルヴァ杯グループリーグの試合。負けてもいい公式戦などあるはずがありませんが、この敗戦はまだまだ取返すことが可能だと思います。その意味では、今季公式戦初戦が川崎であったこと、そして5失点という大量失点を喫してしまったのもの、守備時の不具合も顕在化させることかできたこと。このような観点から考えれば、この敗戦は「苦い良薬」と考えてもいいかもしれません。
 J1リーグ戦開幕まで残された時間は1週間。この敗戦から多くを学び、そして修正して、敗戦を次の勝利の糧としてほしいです。


 次の試合はJ1リーグ開幕戦vsFC東京戦。いよいよ2020シーズンのJ1リーグ戦が開幕します。FC東京は昨季リーグ戦2位につけた、まさに強豪チーム。リーグ戦初戦の相手がFC東京というのは、ある意味今季のエスパルスにとっては大きな試金石になるかもしれません。
 FC東京を攻略することは非常に困難を極めることでしょう。しかし、FC東京に対して対等、あるいはそれ以上の戦いができるならば、今季のエスパルスの可能性はさらに大きくなるはず。そしてこの試合は我等が聖地・日本平での試合。今季のリーグ戦開幕を心待ちにしていた大勢のオレンジサポーターの皆さんが、日本平のピッチに立つ戦士たちの背中を力強く押してくれるはず!スタジアムが混然一体となることができれば、FC東京とて決して倒せない相手ではないはずです!

 オレンジ戦士は川崎戦での敗戦を次の試合に生かすべく、攻守における連携や選手の距離感、そして連動や攻守における約束事を選手間で共有し、クラモフスキー監督が標榜する攻撃的なサッカーを体現できるようにしてほしいです。そして今季日本平開幕戦を勝利で飾るために十分な準備を行い、FC東京戦に臨んでほしいです。


 口に苦い良薬にするか、ただの苦い経験にするか。オレンジ戦士の奮起に期待!




 にほんブログ村 サッカーブログ 清水エスパルスへ
 にほんブログ村 エスパルス
 『にほんブログ村』に参加しています。エスパルス関連のブログがたくさんあります。
 ポチッていただけると管理人は小躍りして喜ぶと思います。

投稿者: tao 日時: 2020年2月17日 20:27

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://tao.tbo.jp/mt-tb.cgi/2281

コメントしてください