メインエスパルス観戦記2019年「同じような形」で「また」逆転負け...

2019年10月20日

「同じような形」で「また」逆転負け...

2019 J.LEAGUE Division1 29th leg.
清水 1-2 広島

 6日に行われたリーグ戦第28節vs浦和戦では、前半の早い時間帯にドグの鮮やかなミドルシュートで先制したものの前半終了間際に追いつかれてしまい、後半にはいると浦和の追い上げに対応しきれずに逆転ゴールを許してしまい敗戦を喫してしまったエスパルス。19日にはリーグ戦第29節vs広島戦に臨みました。

 試合立ち上がりに浦和に押し込まれても慌てず、ドグの個人技で先制。しかしそのあとの時間の使い方でミスが出てしまい、そこで浦和の逆襲を喰らってしまい失点。順位が近いチームとの6ポイントマッチを落としてしまいました。
 そして迎える広島戦。広島とは今季リーグ開幕戦で対戦し1-1で引き分けています。しかし目下広島はリーグ戦で5位に位置している強豪チーム。強固な守備と強力な攻撃陣を擁する強豪です。しかし!エスパルスも残留の為に全力で戦わなければなりません!そして広島はドグの古巣でもあります。怪我や不調の選手も多いですが、プチ中断期間をいかに有効に生かせたか、この広島戦で勝利という形で結果を残したいところ!

 残り6試合でプレーオフ圏の16位鳥栖とは勝ち点差はたった4。リーグ戦が佳境に突入しても残留争いから脱出できず、篠田監督は「最低でも勝ち点1を持ち帰らなければいけなかった」と険しい表情。この厳しい残留争いを勝ち抜くためにもホームで広島を撃破し、残留争いから抜け出す一歩を踏み出すことができるか!エスパルスの気持ちを見せたい試合がキックオフ!

 この試合ではヘナトとエウソンが怪我で欠場。守備的MFには六平が、SBには鎌田が入りました。鎌田は2017年のリーグ戦第30節以来、2年ぶりの先発になります。まだ浦和戦で自ら交代を願い出たドグはスタメン出場!エスパルスに加入して初の古巣対決となりました。
 試合開始直後はエスパルスが攻勢を仕掛けます。高い位置から積極的に広島のボールホルダーに身体を寄せて球際で負けないようにし、素早くボールを奪うとそこから攻守の切り替えを早くして広島陣内に切り込み、広島ゴールを狙います。しかし広島も自陣ゴール前では強固な守備ブロックを展開。エスパルス攻撃陣は広島の守備を引きはがすことができません。一方守備陣は中盤での守備を強化し、攻撃力が高い広島の攻撃を高い位置から潰し、広島の攻撃の起点を作らせません。
 そんなエスパルスにアクシデントが。27分に六平が相手との交錯で負傷し試合続行不可能に。篠田監督は六平に代えて慶太を投入。河井チャソを守備的MFに下げて慶太をOMFとして起用しました。
 試合が動いたのはその4分後の31分、エスパルスが広島ゴール前ペナルティーアーク付近でFKをゲット!キッカーはドグ!ドグが冷静にグラウンダーのシュート!ボールは壁越えではなく意表を突く壁の下をすり抜けて広島ゴール左隅に吸い込まれてゴール!ドグの3試合連続ゴールでエスパルスが広島に先制しました!
 しかしその後、先制された広島は攻撃のギアを上げ、猛然とエスパルスゴールに襲い掛かります。オレンジ戦士は必死に自陣で守備を展開。なんとか広島の攻撃をはじき返し続けて前半が終了。エスパルスが1点リードで試合を折り返します。
 
 後半開始直後の54分に広島に決められてしまい失点。エスパルスはあっという間に広島に追いつかれてしまいます。
 その後もハーフタイムに修正を図ってきた広島がさらに攻勢を強め、エスパルスは防戦一方の試合展開を余儀なくされてしまいます。それでもオレンジ戦士は何とか運動量を落とさず守備を展開。自陣ゴールを広島に割らせません。
 ここで何とか踏ん張りたい篠田監督は74分、慶太に代えてドゥトラを投入。動きに精彩が見られなかった慶太からドゥトラに交代し、システムを再構築することで、攻撃陣の活性化を図ります。しかしその6分後の80分に広島のドウグラス・ヴィエイラに決められてしまい失点。エスパルスは広島に逆転を許してしまいました。
 このままでは終われない篠田監督は85分、河井チャソに代えて楠神を投入。攻撃的な選手を投入し最後の攻勢を仕掛けます。しかしこの交代策は奏功しないまま試合終了。エスパルスは広島に敗戦してしまいました。


 エスパルスは広島に敗戦。勝ち点を積み上げることができませんでした。この敗戦によりリーグ戦の順位は13位に後退。J2とのプレーオフとなる16位湘南との勝ち点差は「4」となってしまいました。
 試合の入り方は最善といってもいい形。高い位置から広島にプレッシャーをかけてボールを奪い、攻守の切り替えを早くして広島陣内に切り込む。そしてドグの技ありFKで先制。ここまでは篠田監督のゲームプラン通りだったと思います。
 しかしその後は広島の猛攻撃にさらされ続けてしまった。守備的MFの六平の負傷交代も不運だったと思います。そこからゲームの構築が厳しくなりはじめてしまい、後半の早い時間に失点。選手とシステムを変えて流れを断ち切ろうとした篠田監督の采配も結実しませんでした。守備で体力を奪われてしまったオレンジ戦士の足は止まり始めてしまい、80分に決勝ゴールを献上。2失点ともサイドを崩され、エスパルス守備陣が広島のクロスに対応できませんでした。
 篠田監督は「ボールを握られれば体力は失う。それでもやり続けなければいけなかった」とコメント。チーム全体での守備意識の低下を悔やんでいました。エスパルスで初の古巣対決となったドグは「最低でも勝ち点1が必要だった」と試合運びの課題を挙げていました。
 J1では約2年ぶりに先発した鎌田は「"ただいるだけ"の守備が多かった。言われたことだけやっていても勝てる相手じゃない」とコメント。涼も「もう少しできることがある」と猛省していました。
 前節の浦和戦に続いてドグの先取点を生かし切れず、2戦連続の逆転負け。試合運び、そして守備面での拙さが、残留争いからの脱出を妨げているのかもしれません。しかし!問題点が明確なら、対策を考え実行することも可能です!エスパルスに残された時間は限られています。オレンジ戦士の奮起に期待したいです。


 次の試合は天皇杯準々決勝vs鳥栖戦。鳥栖とは6月30日のリーグ戦17節@アウェイで対戦し2-4で敗戦しています。しかし!天皇杯は負けたらそこですべて終了のノックアウト方式のトーナメント戦。何が起こるかわからないのが天皇杯です!しかも試合はリーグ戦から中3日の水曜日の開催。リーグ戦出場機会が少ないヤングエスパルスの実力が試される試合。我武者羅に遮二無二に勝利を目指し走りきることができれば、おのずと道は開けるはず!リーグ戦の嫌な流れを断ち切るような勝利に期待したいです!

 オレンジ戦士は広島戦での守備時の選手間の動き、そして連携や連動についてしっかりと問題点を洗い出し、そこを丹念に潰していってほしいです。そして強固な守備と攻守の切り替えを磨き上げ、過酷なリーグ戦残留争いを勝ち抜いてほしいです。そのためにも天皇杯鳥栖戦でヤングエスパルスの躍動を見せつけ、リーグ戦に、そして天皇杯決勝につながる勝利を掴み取ってほしいです。


 1回は仕方ない。しかし同じ過ちを2回繰り返しちゃいかん!




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投稿者: tao 日時: 2019年10月20日 12:05

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