メインエスパルス観戦記2019年「令和のケンタ」爆誕!

2019年6月23日

「令和のケンタ」爆誕!

2019 J.LEAGUE Division1 16th leg.
名古屋 1-2 清水

 15日に行われたリーグ戦第15節vs横浜F・M戦では、前半横浜F・Mのパス回しを生かした攻撃で先制され守勢に回り続けるも、後半からシステムを攻撃的な4-1-4-1に変更する篠田采配で攻撃陣が活性化!後半開始から投入された西澤がアディショナルタイムにプロ入り初ゴールを決めて大逆転で横浜F・Mを下したエスパルス。22日にはリーグ戦第16節vs名古屋戦が行われました。

 前半の苦境が嘘のようになった横浜F・M戦後半。篠田監督が執った後半開始からの西澤投入と4-1-4-1へのシステム変更でチームが活性化!数的優位に立ってからも決して引いて守ることなく、試合終盤にはソッコを下げて滝君を投入することで「勝ちにいくぞ!」という意識をチーム全体に浸透させ、そしてアディショナルタイムの西澤のプロ入り初ゴールで逆転勝利!オレンジ戦士一人一人が勝利に向かって貪欲にプレーし、それがチームの向上に直結している証拠だと思います。
 そして迎える名古屋戦。名古屋とは昨季リーグ戦で2戦2勝と好相性。しかし目下エスパルスはリーグ戦15位と下位に低迷。対する名古屋は5位と上位にいます。どのチームとの対戦も上位チームとの対戦となるエスパルス。ただひたすらに勝利を目指して戦えなければ、エスパルスはあっという間に最下位に沈んでしまうことは明白。攻守にわたりプレーの質を上げ、一つでも多く勝ち点を積み上げたいところ!そんなエスパルスをサポートするべく、この試合にも多くのエスパサポさんが、アウェイ@パロ瑞穂へ駆けつけてくれました。現地でサポートされた皆さん、本当にお疲れ様でした。

 2006年7月以来、実に約13年ぶり、12試合ぶりに日本平で横浜F・Mに勝利したエスパルス。篠田采配が光る結果でした。しかしまだまだ下位は大混戦!ここを抜け出すためには勝利を積み重ねていくしかありません。難敵・名古屋をアウェイで撃破し、混戦のリーグ戦下位から抜け出すことができるか!エスパルスの正念場の戦いがキックオフ!

 この試合で前節vs横浜F・M戦でアディショナルタイムに大逆転のプロ初ゴールを決めた西澤がリーグ戦初スタメン出場を果たしました。この試合でも活躍が期待されます!
 試合開始から名古屋に持ち前のパスワークでボールを支配されてしまうエスパルス。特に名古屋のジェイに自陣エリア内でボールを操られてしまい、エスパルスは守勢に回る時間が続いてしまいます。しかしエスパルス守備陣はソッコと二見、そして守備的MFに入ったヘナトと涼で慌てず、焦らず、しっかりとブロックを形成し名古屋の攻撃をはじき返し続けます。
 一方の攻撃陣は、ドグ・航也・翔太・西澤といった攻撃陣が名古屋ゴールを再三脅かすも、名古屋のGKランゲラックにことごとくはじき返されてしまい、ゴールを決めきることができません。結局そのまま前半が終了。スコアレスで試合を折り返します。
 
 後半に入っても名古屋のパスワークに対して辛抱強く守備を展開するエスパルス。しかしオレンジ戦士は防戦一方ではなく反転攻勢の機会を狙い続けます。
 局面を変えたい篠田監督は60分、翔太に代えて六平を投入。攻守の切り替えの起点となる選手を投入し、ショートカウンターを狙います。
 するとその8分後の68分、ついに試合が動きます。名古屋陣内右サイドでエウソンがスローインすると后が受けてエウソンに折り返し、これをエウソンがやや中央に持ち込んで名古屋DFの裏に抜けるスルーパス!これに反応したヘナトがダイレクトで名古屋GKとDFの間に絶妙なグラウンダーのクロス!これを名古屋ゴール正面に走りこんできたドグがスライディングでシュート!ボールは名古屋ゴールに押し込まれてゴール!ドグの5試合連続ゴールでエスパルスが先制ゴールを決めました!
 その後も名古屋のパス回しに我慢強く対応しつつ、攻守の切り替えを早くして名古屋陣内に切り込みゴールを狙うオレンジ戦士達。しかしGKランゲラックの好セーブに阻まれてしまい、追加点を決めることができません。
 ここで勝利を決めたい篠田監督は、74分に涼に代えて河合チャソを、86分にはドグに代えて慶太を投入。攻守のバランスを見つつチャンスを見出し追加点を狙います。しかし試合終了間際のアディショナルタイム1分にゴール前の守備陣の一瞬の隙を突かれてしまい失点。エスパルスは土壇場で名古屋に追いつかれてしまいます。
 それでもオレンジ戦士達は下を向きません!!猛然と名古屋ゴールを狙うエスパルス攻撃陣に劇的瞬間が訪れたのはアディショナルタイム5分、エリア中央右でボールを奪ったエウソンが素早く右サイドの慶太にパス!!これを慶太がダイレクトに名古屋守備陣の裏へ抜けるスルーパス!!これに反応した河合チャソが右サイドをドリブルで駆け上がり、ペナルティエリア右からゴール中央へグラウンダーのマイナスのクロス!!これを中央に走りこんできた西澤が右足を振り抜いてダイレクトシューート!!ボールはゴールに突き刺さりゴーール!!西澤が2試合連続でアディショナルタイムにゴールを決めました!!そしてそのまま試合終了!!エスパルスが名古屋に勝利しました!!


 エスパルスは名古屋に勝利!勝ち点3を積み上げました。この結果エスパルスは勝ち点を19に伸ばし、リーグ戦暫定11位まで順位を戻すことができました。
 試合序盤は風間監督率いる名古屋がリズミカルなパスを駆使したボール回しで完全に試合を支配していました。しかしエスパルスにとってはそれは「織り込み済み」。試合前の篠田監督の指示は「球を持たれてもいらいらするな」。オレンジ戦士は防戦一方と見せかけつつ、陰でしっかりと反転攻勢の機会を虎視眈々と狙っていました。
 そして先制ゴールはエスパルスのブラジリアントリオ。エウソンの絶妙なスルーパスにヘナトの正確なクロス。そしてドグの比類なき決定力。怪我から復帰したヘナトは攻守にわたり輝きを見せてくれました。
 そしてそして!!この試合で誰よりも輝いていたのは西澤!ドグが交代でベンチに下がった後、試合終了間際に追いつかれ、誰もが同点で終わるのかと思いかけたとき、西澤は猛然と名古屋陣内に走りこんでいました。
 前節途中出場で試合終了間際に劇的逆転を決めるプロ初ゴールを決めた西澤。篠田監督は今節でスタメンに大抜擢!篠田監督は西澤に「恐れずにガンガンいけ!」と声をかけたとか。その監督の期待に西澤は結果で答えました。
 22歳のルーキーをスタメンに大抜擢した篠田監督は「練習の姿勢が前向き。ミスも課題もあるがゴールシーンもあった」と高評価。しかし西澤の今の評価は一朝一夕で得られるものではなかったはず。
 エスパルスユースに所属しながらトップチームに昇格できず、筑波大学へ進学した西澤は「ユースではボールを持つだけの選手だったが、大学で相手の嫌がる守備を覚えた」と、大きく成長してエスパルスに帰ってきてくれました。
 オレンジユニを身にまといJ1のピッチに立った西澤は、誰よりも運動量を惜しまずにピッチを駆け巡り、体を張ってボールを奪いチャンスを作る。また誰よりも走り攻守に貢献する。この試合ではヘナトに次ぐ11kmを走り切りました。
 挫折を原動力に代えてエスパルスに戻ってきてくれた西澤。平成のケンタが長谷川健太なら、西澤健太は「令和のケンタ」でしょう!エスパルスを勝利に導く「疾風怒濤の男」として、ピッチを駆け巡ってほしいです。
 篠田体制となってこれでリーグ戦5試合負けなし。指揮官が就任後、すぐに着手したのは「走る、戦う」という基本の確認だったとか。素早い攻守の切り替えや球際の激しさを求め、「やるべきことをやらなければ試合で使わない」ときっぱり。これで選手の闘争心に火をつけ、オレンジ戦士を奮い立たせました。この試合でオレンジ戦士が土壇場で見せた反発力は日々の練習のたまものだったのではと思います。
 2試合連続の劇的な勝利に篠田監督は「辛抱強くできた」と納得の表情でコメント。今季はリーグ戦でトップ5入りを掲げてスタートしながら低空飛行が続いていたエスパルスが、上昇気流を掴み取って浮上を狙い始めました。


 次の試合はリーグ戦第17節vs鳥栖戦。鳥栖とは昨季リーグ戦で1勝1敗と五分の戦績。そして目下鳥栖はリーグ戦で暫定最下位。しかし暫定11位といえども下位との勝ち点差はまだまだわずかしかないエスパルス。下位チーム都の試合とはいえ鳥栖を侮るようなことがあれば、一瞬の気の緩みから致命的なピンチを招いてしまうことでしょう。実際に名古屋戦でも1失点しているエスパルス守備陣には、まだまだ課題が山積であると思います。オレンジ戦士は守備時の気の緩みを根絶させることが急務だと思います。

 オレンジ戦士は名古屋戦の勝利に浮かれすぎることなく、この試合でも守備陣の隙を突かれてしまった失点を分析し、最終ラインから中盤の底の守備時の連携や決めごとを十分に確認してほしいです。そして攻守に切り替えや相手ゴール前でのプレーの精度をさらに磨き上げ、十分に十分な準備を行い、鳥栖戦で勝利を掴み取ってほしいです。


 オイラはこれから西澤のことをケンタと呼ぶことにします。あちらのケンタは「ケンタさん」と呼ぶことにします(笑)




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投稿者: tao 日時: 2019年6月23日 16:23

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