メインエスパルス観戦記2019年「この試合、取るぞ!」の意思をチーム全体で共有!

2019年6月16日

「この試合、取るぞ!」の意思をチーム全体で共有!

2019 J.LEAGUE Division1 15th leg.
清水 3-2 横浜F・M

 1日に行われたリーグ戦第14節vs松本戦では、堅守の松本に対してチーム全体で高い守備意識を切らさず松本の攻撃を封じ込めた一方、攻撃陣は松本の堅守を引きはがすことができず、1-1の引き分けに終わったエスパルス。15日にはリーグ戦第15節vs横浜F・M戦に臨みました。

 しっかりした守備を展開し松本の日本代表FW前田のスピードを封じ込め、決定的な仕事をさせなかった一方、攻撃陣は強固な松本守備陣を突き崩すアイデアも少なく決勝ゴールを決められなかった。アウェイで最低限の勝ち点1をもぎ取る結果となりました。
 そして迎える横浜F・M戦。横浜F・Mとは昨季リーグ戦で1勝1敗。しかし目下エスパルスはリーグ戦最下位。つまりどのチームとの対戦も上位チームとの対戦となるのです。したがって、勝ち点が読める試合は一つもないということ!横浜F・Mはリーグ戦3連勝中と好調。試合巧者の横浜F・Mとの試合では些細なミスも致命傷につながるピンチを招きかねません!チーム全体でプレーの精度をさらに向上させ、チームの意識を一つにして横浜F・Mに挑みたいところ!そんなエスパルスをサポートするべく、そぼ降る雨の中この試合にも多くのエスパサポさんが、我等が聖地・日本平へ駆けつけてくれました。現地でサポートされた皆さん、雨の中本当にお疲れ様でした。

 松本戦引き分けでリーグ戦の順位は最下位に転落。しかし監督交代後は公式戦4戦負けなし。エスパルスに賭けていた勝負に対する貪欲さ、そして諦めの悪さが身についてきたように思います。日本平で横浜F・Mを迎撃し、2006年7月以来のホームでの勝利を決められるか!エスパルスの勝利への想いを見せたい試合がキックオフ!

 この試合では怪我で戦列を離れていたヘナトが戦列復帰。スタメンとしてSBに入りました。
 試合開始から横浜F・Mのサイド攻撃の対応が遅れてしまい、特に右サイドを切り崩されてしまうエスパルス。守備陣は後手に回って守備に忙殺されてしまいます。それでもソッコと二見のCBを中心となって自陣ゴール前の守備を固め、横浜F・Mの猛攻撃をはじき返し続けます。しかし32分に自陣中央での一瞬のスキを横浜F・Mに突かれてしまい、最後はエジガル・ジュニオに決められてしまい失点。エスパルスは横浜F・Mに先制点を決められてしまいました。
 その後反転攻勢に出ようとするも、横浜F・Mにボールを支配されてしまいパス回しに翻弄されてしまうエスパルス。防戦一方のエスパルスはカウンター攻撃に出るチャンスも少なく、そのまま前半が終了。1点ビハインドで試合を折り返します。
 
 後半から篠田監督は慶太に代えて西澤を投入。システムも4-2-3-1から攻撃的な4-1-4-1に変更し反撃を開始します。
 すると後半開始間もない59分、エスパルスが右CKをゲット!キッカーは翔太!ファーサイドにあがったセンタリングを左にいたドウグラスが折り返し、これを后が渾身のヘディングシュート!ボールはゴールに叩き込まれてゴール!エスパルスが後半立ち上がりで横浜F・Mに追いつきます!
 その後も西澤とドウグラスが再三にわたり横浜F・Mゴールを脅かし続けるも、横浜F・M守備陣も自陣では守備を固め、エスパルスは横浜F・Mゴールを奪うことができません。篠田監督は71分、涼に代えて六平を投入。中盤にフレッシュな選手を投入し、攻撃の再構築を図ります。しかし試合終盤の81分には横浜F・Mの仲村にエスパルス守備陣の背後を突かれてしまい失点。エスパルスは再び1点を追いかける苦しい試合展開を余儀なくされてしまいます。
 しかし!ここでエスパルスに勝機が訪れます!仲村のゴール直後に横浜F・MのMFマルコス・ジュニオールが遅延行為で2枚目の警告を受けて退場。数的優位に立った篠田監督は85分、ソッコに代えて滝君を投入。数的優位を生かし攻撃の枚数を増やして、横浜F・Mゴールに迫ります。
 するとこの超攻撃的選手交代が奏功!最前線で滝君と翔太が横浜F・Mボールを追い回しボールを奪い、そこから攻守の切り替えを早くしてカウンター攻撃を展開。横浜F・M陣内でエスパルスは優位に試合を進めます。
 すると89分、自陣右でヘナトがボールを奪うと横浜F・M守備ラインの裏を狙ってロングパス!!これを航也が右サイドでワンタッチでゴール前にセンタリング!!これを横浜F・Mゴール前に走りこんできたドウグラスが冷静に流し込んでシューート!!ボールはゴールに吸い込まれてゴーール!!エスパルスが同点に追いつきます!!
 エスパルスの逆襲はこれで終わりではありません!!!試合終了間際の89分57秒、中盤右サイドで横浜F・Mのパスをエウソンがインターセプト!!!エウソンがドリブルで中央へ持ち込んで左サイドを駆け上がるに西澤に芸術的なスルーパス!!!これを受けた西澤がドリブルでペナルティエリア内に切り込んでGKとの1対1を冷静に対応して右足で丁寧にシューーート!!!ボールはGKに当たるもゴールに吸い込まれてゴーーール!!!西澤のプロ初ゴールでエスパルスが横浜F・Mに試合終了間際の土壇場で大逆転します!!!そしてそのまま試合終了!!!エスパルスが横浜F・Mに勝利しました!!!


 エスパルスは横浜F・Mに勝利!勝ち点3を積み上げました。そして対横浜F・M戦では2006年7月以来、実に約13年ぶり、12試合ぶりの日本平での勝利となりました!
 敗色濃厚だった前半が終了。これまでのエスパルスだったら後半も失点を重ねずるずると敗戦、良くて引き分けといった試合結果になっていたと思います。しかし!篠田監督は後半からシステムを攻撃的な布陣に変更!オレンジ戦士全員が勝利向けて最後まで戦おう!という気持ちになったんではないかと思います。
 しかし后の同点ゴールを帳消しにしてしまう失点で再び劣勢に。しかしここでサッカーの神様はエスパルスに「数的優位」というチャンスをくれました。
 いままでのエスパルスだったら数的優位を優位に活かすことができたかわかりません。しかし!ここでも篠田監督の采配が物を言います。ソッコを下げて滝君を投入することで「この試合、取るぞ!」という篠田監督のメッセージがチーム全体、そしてサポーター全体にいきわたったはず!これでスタジアム全体の想いが一つになれたことが大きな意味を持つと思います。
 そして交代出場した西澤と滝君が躍動!一夜明けて昨日の試合のゴール動画を何回も(ここ重要w)見返して気が付きました。
 ドグのゴールシーンではドグの前にいた滝君が潰れ役として横浜F・MDFを抑え、西澤のゴールシーンでは西澤にパスが渡った時ドグが横浜F・Mの選手をさりげなくブロックしていました!勝利の為に全員が各々の役目を果たした結果が、勝利という最大の成果を呼び寄せてくれたんだと思いました。
 しかし勝利の影に隠れがちになってしまう守備の課題は看過できません。特に前半、横浜F・Mのパス回しに翻弄されてしまい、最終ラインは下がりがちになり、最前線から間延びしてしまった。横浜F・Mに全く歯が立たなかったことは大きな課題の一つと言えるでしょう。仮に数的優位に立てなかったら、結果は大きく違っていたはずです。
 守備時に誰がどこでどうやってボールを奪うのか。またバイタルエリアのケアを誰がどのタイミングで行うのかなど、選手間の約束事や連動をしっかり共有・共通認識ととらえ、チーム内で守備の強化に専念してほしいです。
 横浜F・M戦勝利の結果、順位も15位に上昇。篠田監督就任後公式戦5試合負けなし。ひとまずJ2自動降格・プレーオフ圏内から脱出しました。しかし勝ち点差3の中に下位6チームがひしめく大混戦状態。ほんの少しの油断が致命的な結果を招き、そして順位は一気に下がってしまうことでしょう。
 いまだ危機的状態を脱し切れていないとう認識が欠落したら、リーグ戦の順位は一気に再開へ逆戻りしてしまうはず。オレンジ戦士は勝利の影にある守備の綻びを早期に解決し、さらに強固な守備を構築してほしいです。


 次の試合はリーグ戦第16節vs名古屋戦。名古屋とは昨季リーグ戦で2戦2勝と好相性。しかし目下エスパルスはリーグ戦15位と下位に低迷。対する名古屋は5位と上位にいます。どのチームとの対戦も上位チームとの対戦となるエスパルス。ただひたすらに勝利を目指して戦えなければ、エスパルスはあっという間に最下位に沈んでしまうことでしょう。攻守にわたりプレーの質を上げることがエスパルスにとって最大の課題であると思います。

 オレンジ戦士は横浜F・M戦の勝利に浮かれすぎることなく、その陰に潜む守備面での修正点をしっかり分析し見極め、チーム全体で守備意識の向上と守備力強化を行ってほしいです。そしてオレンジ戦士一人一人が各々の役目を力強く果たせるよう、選手間の連携や連動を高め、名古屋戦で勝利を決めてほしいです。


 西澤は45分出場で5シュート1ゴール!こんなガッツマンは応援したくなるね!




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投稿者: tao 日時: 2019年6月16日 13:24

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