メインエスパルス観戦記2019年消化試合を「勝化試合」にした初ゴール!

2019年5月23日

消化試合を「勝化試合」にした初ゴール!

2019 JリーグYBCルヴァンカップ グループステージ最終節
"EL CLASICO" at J-LEAGUE
64th. The SHIZUOKA Derby Match
清水 2-0 磐田

 18日に行われたリーグ戦第12節vs大分戦では、前半にドウグラスの突破をGKがファウルで止めてPKをゲット!しかし後半立ち上がりの気の緩みを大分に突かれて試合失点。アウェイで好調の大分に引き分けたエスパルスは22日、ルヴァ杯予選リーグ最終節「静岡ダービー」vsジュビロ戦に臨みました。

 篠田新監督初陣となったこの試合。れまで失点が多かった試合を顧みて、オレンジ戦士は全員、高い守備意識を落とすことなく試合に臨み、そしてGKのファウルを誘いPKでゴール!しかし守備陣の集中が途切れた瞬間を見逃さなかった大分に決められてしまい失点。篠田新監督は試合後「良い部分も悪い部分も出た。半歩前進だ」とコメント。 しかしこれまで厳しい状況下で闘ってきたエスパルスにとって、この試合では一筋の光明が見えたように思いました。
 そして迎える「静岡ダービー」vsジュビロ戦。今季はジュビロと3回対戦し全勝!しかし現状リーグ戦では最下位となってしまっているエスパルス。しかもエスパルスは既にルヴァ杯予選落ちが確定しているため、次の試合は消化試合となります...。しかし!相手はジュビロ!いついかなる状況にあっても、相手の順位やコンディションがどうだろうと関係なく、静岡ダービーはお互いの誇りと誇りが真っ向からぶつかり合うガチ決戦!今季は2戦2勝と負けなし!リーグ戦で大きな波に乗るためには、この静岡ダービーでの勝利は必要不可欠!篠田新監督で迎える初めての静岡ダービーで勝利すれば、きっとリーグ戦再浮上の大きな足掛かりになるはず!そんなエスパルスをサポートするべく、平日のアウェイゲームにもかかわらず、この試合にも多くのエスパサポさんが、アウェイ@ヤマスタへ駆けつけてくれました。現地でサポートされた皆さん、本当にお疲れ様でした。

 大分戦で引き分けたものの依然としてリーグ戦最下位のエスパルス。そしてこのタイミングでの静岡ダービー。これこそまさに「天与の好機」ととらえるべきでしょう!不倶戴天の敵のジュビロをアウェイで撃破し、篠田エスパルス公式戦初勝利を決めて、リーグ戦反転攻勢の足掛かりにできるか!エスパルスのプライドを賭けた一戦が火蓋を切って落としました!

 この試合ではGK六田やエウシーニョやテセがスタメン出場。そして大卒ルーキーの西澤もスタメンに名を連ね、屋久島唯一のJリーガーの大悟も先発に。そして2種登録のユースのFW川本君はベンチに入りました。
 試合はお互いの力と力がぶつかり合い火花を散らすダービーらしい一進一退の均衡した試合展開に。しかし試合出場に飢えているヤングエスパルスは高い守備意識を保ちつつ、運動量を惜しまずにジュビロの選手に強く速く体を寄せてボールを奪い、攻守の切り替えを早くしてジュビロゴールに迫ります。しかしジュビロも自陣では守備を強化し自陣を固め、エスパルスの攻撃はジュビロ守備陣にはじき返されてしまいます。
 お互いに持てる力を惜しみなく出して試合は進み、拮抗した状態で前半が終了。スコアレスで試合を折り返します。
 
 後半になってもエスパルスとジュビロの鎬を削る戦いは続きます。それでもオレンジ戦士は運動量を下げることなくピッチを駆け巡り、ジュビロゴールに迫るチャンスをうかがい続けます。
 園田監督は早めに動きます。56分にエウソンに代えて后を投入。攻守のバランスを考慮しつつ、ジュビロゴールを脅かすクロスに期待します。
 そして62分、ついに試合が動きます。ジュビロ陣内ペナルティエリア内で西澤が反転しながらシュート!これはクロスバーをたたきましたが、こぼれ球を大悟がひろって右足で蹴りこんでシュート!ボールはゴールに押し込まれてゴール!エスパルスがジュビロに先制しました!
 畳み掛けるように篠田監督は70分、楠神に代えて慶太を投入。ドリブル突破とパスワークで追加点を狙います。
 するとこの交代策が奏功!!交代直後の77分に慶太が右サイドで粘ってボールをキープしゴール前に折り返しのクロス!!これがジュビロDFに当たりボールはゴールに吸い込まれてオウンゴール!!エスパルスがジュビロを突き放す追加点を決めました!!
 リードを広げてもオレンジ戦士は集中を切らすことなく、運動量を駆使して高い位置から守備を展開し、ジュビロ攻撃陣から自陣ゴールを守り続けます。
 攻撃の手を緩めない篠田監督。試合終了間際の89分には大悟に代えて17歳の川本君を投入。エスパルスの将来を照らすヤングエスパルスに期待を賭けます。
 川本君もひるむことなくピッチを駆け巡り、そんな川本君に刺激を受けて、他のオレンジ戦士も試合終了の瞬間まで集中を切らすことなく、そしてついに試合終了のホイッスルがピッチに鳴り響き試合終了!!エスパルスはジュビロに勝利し、静岡ダービーを制しました!!


 エスパルスはジュビロに勝利しました!ルヴァ杯予選落ちが決定しているエスパルス。しかし手にしたものは大きな意味があったように思います。
 篠田監督初公式戦初勝利!「清水の誇りを忘れてはいけない。負けてはいけない」と選手を鼓舞した篠田監督。守備からチームを立て直し、この試合ではクリーンシートで終われました。篠田監督の守備の修正が進捗している証左であると思います。
 そして大悟のプロ初ゴール!屋久島出身の唯一のJリーガー。神村学園高時代は絶対的エース。プロ入りし"屋久島の星"と言われるも、プロの世界の高い壁に苦しみます。満足に出番を得られず苦しんだ時期に居残り練習に付き合ってくれたのが当時コーチだった篠田監督でした。基礎練をしながら「いいモノは持ってる」と励まし続けてくれた当時の篠田監督。監督自身も「非常にうれしく思う。ただもっともっとできる」と孝行息子の更なる成長に期待していました。
 故郷は18日、記録的な大雨に見舞われ土砂崩れなどが発生。幼い頃遊んだ橋が崩壊するなど、大きな爪痕が残ってしまいました。「明るいニュースを届けるのは僕にしかできない」。心に誓ってピッチに立った大悟。有言実行の"屋久島の星"のゴールは、故郷に、そして初勝利をプレゼントした篠田監督に、明るい輝きをもたらしてくれたはずです。
 そして短い時間ながらも川本君の躍動!「うずうずしていた」と語った期待の17歳はドリブルで敵陣に持ち込み、強烈なシュートを打つなど、その存在感を存分にアピールしていました。
この勝利でエスパルスは静岡ダービーは18年ぶりの4連勝。篠田監督は「この勝利で前向きに取り組める」と手応えを語ってくれました。
 チームはリーグ戦で最下位に沈んでしまっています。しかし主力組を脅かす新たな存在が現れ、競争原理が働くようになればJ1残留を勝ち取れるはずです。この日躍動した若手がチームの新たな推進力になれるか。「まだまだこれから」と大悟は頼もしくコメント。そうです!ここからです!


 次の試合はリーグ戦第13節vs仙台戦。仙台とは昨季2試合して1分1敗と勝てていません。一方で仙台のリーグ戦の順位は目下16位。エスパルスにとっては残留争いのライバルチーム。ライバルとの直接対決での勝利は勝ち点「3」ではなく「6」の意味があるといいます。徐々にチームに明るき光が差し込みつつあるエスパルス。この仙台との一戦は、今季のエスパルスの命運を分ける重要な試合になるかもしれません。

 オレンジ戦士は静岡ダービーでの勝利の大きく貢献してくれたヤングエスパルスの奮闘、そしてチーム全体で体現してくれた運動量と集中を途切れさせない守備をさらに強化し、チーム全体で常に高いレベルで守備を展開できるようにしてほしいです。そして篠田監督のリーグ戦初勝利を決めるために、仙台戦に向けて万全な準備を整えて、我等が聖地・日本平で勝利をつかみ取ってほしいです。

戦で見せてくれた守備意識の高さや運動量をさらに高め、チーム全体で集中を切らないように選手間で意識統一を図ってほしいです。そしてルヴァ杯「静岡ダービー」に出場する選手は、自分達はオレンジ戦士であるという誇りを高く持ち、リーグ戦への弾みをつけるための勝利を掴み取ってほしいです。


 小さかった光が次第に強く太くなり、やがて大きな力になるはず!




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投稿者: tao 日時: 2019年5月23日 23:29

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