メインエスパルス観戦記2019年一筋の光明を頼りに掴んだ篠田エスパルス初陣での勝ち点1

2019年5月19日

一筋の光明を頼りに掴んだ篠田エスパルス初陣での勝ち点1

2019 J.LEAGUE Division1 12th leg.
大分 1-1 清水

 12日に行われたリーグ戦第11節vs川崎戦では、昨季王者の川崎を前にして攻守全てにおいて川崎に一歩も二歩も後れを取ってしまいなすすべなく敗戦。順位は最下位に転落し、ヨンソン監督が退任する事態に陥ってしまったエスパルス。18日にはリーグ戦第12節vs大分戦に臨みました。

 酷い試合だったものの、エウソンの攻撃を促す高い守備ラインやドウグラスのコンディションが上がってきているなど、好材料も見られました。しかし結果は大敗...。川崎に敗戦してしまったこと、最下位に順位を落としてしまったこと、2015年当時より勝ち点で劣っていること、そしてヨンソン監督の事実上の更迭...。悲しい、そしてとても悔しいです...。
 そして迎える大分戦。大分は今季J2から昇格してきたチームですが、目下リーグ戦の順位は3位と川崎より上位にいます。チームの戦術理解も進んでいて、チームとしての成熟期を迎えているであろう大分は、攻守において非常に強力であり、小さなミスが取り返しのつかない致命傷につながってしまうことになるでしょう。しかし!大分にだって付け入る隙が必ずあるはず!オレンジ戦士がもっともっと運動量を惜しまず、集中を切らすことなく試合に臨むことができれば、必ず結果はついてくるはず!ここでエスパルスの意地を見せてほしいところ!そんなエスパルスをサポートするべく、遠方アウェイにもかかわらず、この試合にも多くのエスパサポさんが、アウェイ@昭和電ドへ駆けつけてくれました。現地でサポートされた皆さん、本当にお疲れ様でした。

 順位は最下位へ転落。11節終了時点で2勝2分7敗で勝ち点8。J2に降格した2015年のリーグ戦第11節終了時点では2勝4分5敗の勝ち点10でしたので、当時よりもいまのほうが厳しい状況であることは間違いないでしょう。
 しかし!サッカーは続きます。篠田コーチの監督就任が正式に発表になりました。、去りゆくヨンソン監督への餞となる勝利を決めることができるか!新生篠田エスパルスの船出となる試合がキックオフ!

 この試合ではエウソンが累積警告で出場停止。六反も怪我で欠場。篠田新監督はGKに西部、CBにソッコと二見、SBに立田と后、DMFには怪我から復帰した涼と六平、OMFには翔太と慶太、トップ下に航也、ワントップにドウグラスの4-2-3-1のフォーメーションで大分戦に臨みました。
 試合開始から大分にボールを持たれてしまいます。しかしドウグラスや航也、そして翔太が最前線から大分ボールを追い回すなど、オレンジ戦士全員がが高い位置からの守備を展開し大分の自陣内への攻撃の起点を潰しているため、大分は横パスが多くなり、失点のピンチを最小限に食い止めます。
 一方の攻撃陣は、大分のボールを高い位置で奪うと、攻守の切り替えを早くし人数をかけてカウンターを展開。一気に大分ゴール前に迫ります。それが奏功したのが34分、複数人が相手の左DFに照準を合わせ、敵陣奥深くで一気に球を奪い攻勢に。GKへの苦し紛れのバックパスを狙っていたドウグラスが果敢にボール追い、エリア内でGKに倒されてPKをゲット!キッカーはドウグラス!ドウグラスが冷静に大分ゴール左にボールを突き刺してゴール!エスパルスが先制ゴールを決めました!
 その後も最前線の選手からGKまでが高い守備意識も保ちつつ、大分に攻撃の起点を作らせないように要所要所で厳しく守備を行い、失点を防ぎ続けて前半が終了。エスパルスが1点リードで試合を折り返します。
 
 しかし後半開始直後の47分、守備陣の一瞬の気の緩みを大分攻撃陣に突かれてしまい失点。エスパルスは大分に追いつかれてしまいます。
 失点してしまったオレンジ戦士は下を向くことなく、前半同様に高い位置から大分にプレスをかけ続け、運動量と守備意識を高く保ち続けて大分の攻撃の起点を摘み取り、カウンターから大分ゴールに迫ります。しかし大分も自陣では守備を強固に保ち、エスパルスは追加点を決めることができません。
 追いつかれてしまった篠田監督は62分、慶太に代えてリーグ戦初出場となる西澤を投入。中盤でボーキープできる西澤を起点とした攻撃展開を図ります。すると西澤は運動量に物を言わせて大分攻撃陣にプレッシャーをかけてボールを奪い、大分陣内でキープして攻撃陣の上りを待つ等、攻守に貢献してくれました。それでも追加点を奪うには至らず、大分からゴールを奪うことができません。
 どうしても勝利を決めたい篠田監督は79分、航也に代えて飯田を、アディショナルタイムにはドウグラスに代えてテセを投入。最後の最後まで大分ゴールを目指し全員でハードワークを惜しまずにプレーし大分を追い詰めます。しかし最後のところで決めきれないまま試合終了。エスパルスは大分に引き分けました。


 エスパルスは大分に引き分け。勝ち点1を積み上げました。しかし他のチームも勝利したため、リーグ戦第回脱出にはなりませんでした。
 篠田新監督初陣となったこの試合。先制ゴールを決めて幸先良いかと思いきや、守備の集中が途切れた瞬間に失点。勝利を目指していた篠田新監督は試合後「良い部分も悪い部分も出た。半歩前進だ」と複雑な表情を浮かべたとか。
 しかし、これまで厳しい状況下で闘ってきたエスパルスにとって、この試合では一筋の光明が見えたように思いました。
 篠田新監督の「良い攻撃は良い守備があってこそ」との考えをもとにプレスの掛け方を再整備。前線の2人にパスコースを限定させて相手をサイドに追い込み、どこで球を奪うか意思統一を図ったとのこと。
 そしてこの試合、オレンジ戦士は全員、高い守備意識を落とすことなく試合に臨んでいました。ドウグラスや航也は最前線からボールにプレスをかけ、翔太や慶太は中盤で運動量を惜しまずにボールを追い回す。涼や六平が中盤の底で大分の攻撃の起点を潰し、最終ラインはラインを高く保って中盤の守備をコンパクトにして攻守の切り替えを早くする。試合結果はドローでしたが、次につながる試合内容だったように思います。
 またこの試合では、ユース出身の大卒ルーキー西澤がリーグ戦初出場を飾りました。62分に中盤左サイドでリーグ戦のピッチに。「しっかり準備していたので、落ち着いて入れた」と西澤。相手を追いかけ回してチームを勢いづけ、87分にはCKのサインプレーからシュートを放つなど見せ場もつくっていました。
 ユース時代は航也らと同期で切磋琢磨。高校卒業時にはトップチームに昇格できませんでしたが、筑波大で努力を惜しまなかった姿をチームは見ていました。試合後西澤は「これまでが無駄じゃなかった。満足せず、次に向けて頑張りたい」と力強くコメント。エスパルスの新たな光への成長に期待したいです。
 これまでどん底にあったエスパルスに差し込む一筋の光。これからもっともっと強くしてほしいです。


 次の試合はルヴァ杯予選リーグ第6節「静岡ダービー」vsジュビロ戦。エスパルスは既にルヴァ杯予選落ちが確定しているため、次の試合は消化試合となります。しかし!相手はジュビロ!いついかなる状況にあっても、相手の順位やコンディションがどうだろうと関係なく、静岡ダービーはお互いの誇りと誇りが真っ向からぶつかり合うガチ決戦!今季は2戦2勝と負けなし!リーグ戦で大きな波に乗るためには、この静岡ダービーでの勝利は必要不可欠!篠田新監督で迎える初めての静岡ダービーで勝利すれば、きっとリーグ戦再浮上の大きな足掛かりになるはずです!

 オレンジ戦士は大分戦で見せてくれた守備意識の高さや運動量をさらに高め、チーム全体で集中を切らないように選手間で意識統一を図ってほしいです。そしてルヴァ杯「静岡ダービー」に出場する選手は、自分達はオレンジ戦士であるという誇りを高く持ち、リーグ戦への弾みをつけるための勝利を掴み取ってほしいです。


 今は小さな光でも、きっと大きく強い光になる!




 にほんブログ村 サッカーブログ 清水エスパルスへ
 にほんブログ村 エスパルス
 『にほんブログ村』に参加しています。エスパルス関連のブログがたくさんあります。
 ポチッていただけると管理人は小躍りして喜ぶと思います。

投稿者: tao 日時: 2019年5月19日 13:53

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://tao.tbo.jp/mt-tb.cgi/2232

コメントしてください