メインエスパルス観戦記2019年悠々と急ぎなさい。しかし決して慌ててはいけない...

2019年3月10日

悠々と急ぎなさい。しかし決して慌ててはいけない...

2019 J.LEAGUE Division1 3rd leg.
札幌 5-2 清水

 6日に行われたルヴァ杯予選リーグ第1節vs松本戦では、リーグ戦からスタメン選手を総入れ替し試合にの臨んだものの試合開始直後に失点してしまい、後半開始直後に1点返すも試合終了間際に松本にゴールを決められてしまい敗戦してしまったエスパルス。9日にはリーグ戦第3節vs札幌戦に臨みました。

 ルヴァ敗松本戦ではリーグ戦から先発を総入れ替えしたためか、試合勘や連係面での経験不足は否めず松本に押しこまれてしまい、後半に選手交代で攻撃のリズムを掴むも1点返すのが精一杯。最後には守備の一瞬のスキを松本に突かれてしまい敗戦。!今季新加入したヘナトがゴールを決めたことは大きな成果でしたが、課題も多く見つかった試合でした。
 そして臨む札幌戦、札幌とは昨季リーグ戦で1勝1敗、ナビ杯予選では2勝しています。しかし今季札幌は長崎から移籍した鈴木武蔵のゴールでリーグ戦で浦和に勝利しており、コンディション
やチームのムードは絶好調!しかも次節はアウェイ@札幌ドでの試合。鈴木武蔵やチャナティップといった好調な攻撃陣を封じ込めるのは簡単ではありません。3バックの戦術理解とミスの根絶をハイレベルに実行し、アウェイで札幌を撃破したいところ!そんなエスパルスをサポートするべく、遠方アウェイにもかかわらず、この試合にも多くのエスパサポさんがアウェイ@札幌ドへ駆けつけてくれました。現地でサポートされた皆さん、本当にお疲れ様でした。

 リーグ戦でもカップ戦でも新システムへの理解がまだまだ不足しているために結果が出せないエスパルス。しかし焦りは禁物。こんな時だからこそ気持ちを落ちつけて冷静にならなければなりません。チーム全体で運動量と集中を高め、アウェイで札幌を撃破できるか!エスパルスの正念場の試合がキックオフ!

 この試合では今季新加入したエウソンが初先発出場。本来のSBではなく右WBのポジションに入りました。川崎で2年連続ベストイレブンを獲得した実力に期待がかかります。そしてこの試合でヨンソン監督はシステムを4バックに戻しました。昨季まで使っていて慣れている守備陣形で失点回避を狙います。
 
 試合序盤はエウソンと慶太を中心に構成を強めるエスパルス。中盤からの攻撃展開で札幌ゴールを脅かします。しかし最後のところで精度を欠き、ゴールにつなげることができません。すると19分に中央で縦パスを通され、最後は鈴木武蔵に決められてしまい失点。エスパルスは札幌に先制ゴールを許してしまいます。
 その後も中盤から最終ラインで守備の人数を増やして守備を展開するエスパルスでしたが、鈴木武蔵を中心に攻守に切り替えを早くしてカウンターを狙う札幌の攻撃を跳ね返すのがやっとのエスパルス。思うような攻撃展開ができません。
 しかし36分、エスパルスが右CKをゲット!キッカーは翔太!翔太のニアサイドへのセンタリングを后が強烈なヘディングシュート!ボールは札幌ゴールに吸い込まれてゴール!エスパルスが札幌に追いつきます!しかし前半終了間際に鈴木武蔵の突破をペナルティエリア内で倒してしまいPKを献上。アンデルソン ロペスがこれを決めて失点。そして前半が終了。エスパルスは1点ビハインドで試合を折り返します。
 
 後半開始早々の49分にはアンデルソン ロペスに追加点を決められてしまい失点。エスパルスはさらに点差を広げられてしまいます。
 その後も札幌の速い攻守に奔走されてしまうエスパルス。昨季採用していたシステムの4-4-2ではあるものの、各選手は連携や連動で細かいミスが多発してしまい、エスパルスは札幌に終始試合の主導権を握られてしまう苦しい試合展開を予期なくされてしまいます。そして65分にはアンデルソン ロペスに決められてしまい失点。エスパルスはアンデルソン ロペスにハットトリックを献上してしまいます。
 厳しい局面を変えたいヨンソン監督は68分、翔太に代えて石毛を、慶太に代えて滝君を投入。攻守のバランスを見つつ攻撃的な選手を投入し札幌ゴールを目指します。しかしその交代直後の69分にアンデルソン ロペスに4点目を献上してしまい失点。エスパルスは4点差を追いかけなければならなくなります。
 このままでは終われないヨンソン監督は75分、エウソンに代えて二見を投入。サイドからの攻撃の再構築を図ります。しかしエスパルスの攻撃は単調で迫力を欠くものに終始してしまい、ことごとく札幌守備陣にはじき返されてしまいます。
 それでも意地を見せたいエスパルスは試合終了間際の83分、石毛がゴールライン際で粘ってボールをキープしクロス!これを滝君がヒールで蹴りこんでシューート!!ボールは札幌ゴールに転がり込んでゴーール!!エスパルスが追加点を決めます!!
 しかしエスパルスの反撃もここまでで試合終了。エスパルスは札幌に敗戦してしまいました。


 エスパルスは札幌に敗戦。勝ち点を積み上げる事はできませんでした。しかも大量5失点での敗戦。リーグ戦では2015年9月26日に行われたリーグ戦2ndステージ第12節vs広島戦以来4年ぶりの大量失点となってしまいました。
 今季ホーム開幕戦で4失点に続き、この試合でも5失点。守備の立て直しを期して今季採用してきた3バックから昨季まで使っていた4バックで札幌戦に臨んだものの、初先発のエウソンを本来の右SBではなく不慣れな右WBで起用、そして翔太も本来の右WBではなく不慣れな左サイドでの起用。これではいくら昨季まで使っていたからと言っていきなり4バックに戻しても所詮急場しのぎに過ぎず、結果が伴うには至るはずもありません。
 リーグ戦とカップ戦、エスパルスはいまだ勝利がなく、公式戦4試合で12失点。システムの併用どころか、1つの形も見えてこない状況。今季始まったばかりではありますが、エスパルスにとって今季最大の正念場になってしまいました。
 しかし、ここで慌ててしまっては、かえって状況を悪化させてしまうことも考えられます。公式戦4試合を通じて明らかになった守備の問題点、特に守備時の約束事や選手の動きについて、しっかりと問題点を洗い出し、練習の中で消化していってほしいです。一方で悠長に戦術理解や選手間の連携・連動を確認する時間はありません。リーグ戦はすでに始まっています。普段の練習から集中力を最大限に高め、常に緊張感と危機感を持って練習に臨んでほしいです。


 次の試合はルヴァ杯予選リーグ第2節「静岡ダービー」vsジュビロ戦。昨季は公式戦で4試合ジュビロと対戦し2勝1分1敗。10月7日に行われたリーグ戦第29節@ホームでの静岡ダービーでは5-1の快勝を決めています。しかし、その時のコンディションや順位に関係なく、ガチの勝負が繰り広げられるのが静岡ダービー。しかもリーグ戦から中3日の水曜日のナイトゲーム。さらにエスパルスのコンディションは今までになく最悪の状況。厳しい試合になることは火を見るよりも明らかです。この酷難をチーム全体で乗り切れれば、必ず新しいステージが見えてくるはずです!

 オレンジ戦士は札幌戦で浮き彫りになった守備面での修正点、特に守備時の選手の動き出しや守備の受け渡しなどの「約束事」を今一度選手の間で話し合い、共通理解を深めてほしいです。そしてルヴァ杯vsジュビロ戦への出場機会を得たオレンジ戦士は、このビッグチャンスを必ず生かし、チームのために全力を尽くし、ジュビロに勝利してほしいです。


 守備の再構築を悠々と急ぎなさい。しかし決して慌ててはいけない...




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投稿者: tao 日時: 2019年3月10日 15:40

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