メインS-PULSE2018年エスパルスの「背番号10」の価値をもっと高めないと...

2019年1月 3日

エスパルスの「背番号10」の価値をもっと高めないと...

白崎 凌兵選手 鹿島アントラーズへ完全移籍決定のお知らせ(エスパルス公式)

 以前から噂になってはいましたが、エスパルスに入団して8年(途中1年半はレンタル移籍)の凌兵の鹿島への完全移籍が発表されました。本当に残念でなりません。

 凌兵は2012年にエスパルスに加入。当初から高い能力が評価されており1年目の開幕戦にも途中出場しました。しかしプロの壁は厚く、なかなか出場機会を増やせないでいました。
 
 2年目の2013年の途中から当時J2富山に期限付き移籍。そこで1年半、ゴールこそ少なかったものの、ほぼレギュラーとして実戦経験を積みました。
 
 2015年にエスパルスに復帰する。しかしシーズン開幕からチームが下位に低迷してしまい、なかなかなかレギュラーを奪取することができませんでした。それでもシーズン後半になると監督交代の影響もあり、出場機会が増えてきます。
 
 J2に降格した2016年は小林伸二監督の元、序盤はなかなか勝ちきれませんでしたが、凌兵が起用されるようになるのと同時にチームも調子を上げ、2016年はリーグ戦終了まで不動のレギュラーを獲得し活躍。持ち前の高い技術と攻撃センス、毎試合のように走行距離でもトップレベルを示し、チームの勝利とJ1復帰に大きく貢献してくれます。
 
 とりわけ2016年のJ2リーグ戦第34節vsC大阪戦の後半ATに決めた決勝のミドルシュートは、結果としてそこから続くシーズン最終節までの9連勝、そして自動昇格へとつながる分岐点ともなるたいへん貴重なゴールとなりました。凌兵のあのゴールがなければ今、エスパルスはJ1にいなかったのかもしれません。
 
 J1に復帰した2017年からは「背番号10」を背負います。途中怪我による離脱がありましたが、その時期を除けば主に左のサイドハーフとしてほぼフル出場。苦しいシーズンでしたが残留に貢献してくれました。
 
 そして今季はヨンソン監督の指揮の元、サイドハーフだけではなく守備的MFとしてもプレー。やはりここでも豊富な運動量で攻守に渡って中盤を支え、また攻撃のビルドアップでエスパルスのゴール量産にも貢献してくれました。

 将来を嘱望されてクラブに入団し、順調に経験を積んでステップアップしプレーの幅を広げ、さらに実戦経験を積み、やっとチームとしても個人としても更に高いレベル目指すという段階に入ってきた中での移籍。サポーターからすると残念でならないと思います。

 しかし、サッカー選手の選手生命は短いことは周知の事実。本人もここまで育ててくれたエスパルスに恩を感じていることに疑いの余地はないでしょう。契約更改でも自分を評価した条件を提示し、勝手知ったるエスパルスを出て、レギュラーポジションなど確約されていない、新たなチャレンジとなる鹿島への移籍を選択した凌兵の英断を、オイラは支持したいです。この機を逃してしまえば、来年再び鹿島からオファーが届くという確約はないのですから。

 ただ、契約が満了になるタイミングでの移籍は、いわゆる「移籍金」は発生しません。その部分についてはオイラもモニョモニョします。しかし本当に慰留に努めるのであれば、シーズン終了前から契約更改交渉をするべきであり、その際に大きな要素となるのが「エスパルスというサッカークラブが在籍し続けて魅力があるクラブだ」と選手に判断してもらうこと。その意味でも「クラブの価値」を高める必要があると思いました。

 凌兵の鹿島への移籍は本当に残念です。
 でも凌兵が鹿島に目を付けられる程に成長した事は嬉しいし、凌兵にとって鹿島のほうが魅力的だったことは、エスパルスにとって課題だと思います。
 そして、凌兵にはもっと成長して海外でプレーしてほしいし、エスパルスは選手に選ばれるような魅力あるクラブになってほしいです!


 ありがとう!凌兵!エスパルス戦以外で美しく踊ってくれ!




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投稿者: tao 日時: 2019年1月 3日 22:29

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