メインS-PULSE2018年エスパルスを愛する「オレンジソルジャー」も別れの時を迎える...

2018年12月18日

エスパルスを愛する「オレンジソルジャー」も別れの時を迎える...

ミッチェル デューク選手 契約満了のお知らせ
フレイレ選手 契約満了のお知らせ
(いずれもエスパルス公式)

 外国籍選手はシーズンが終わればいつ退団してもおかしくありません。しかしそこを複数年にわたってオレンジ戦士として戦ってくれた選手には感謝の言葉しかありません。
 しかし、そんな頼りになるオレンジソルジャーにも別れの時がやってきてしまいました...。

 4年に渡ってオレンジ戦士としてプレーしたオーストラリア出身のFWデュークもエスパルスを退団することに...。
 2015年に加入したデューク。24歳の彼にとっては初めての海外移籍がエスパルスでした。
 初の海外移籍ということ。24歳というこれからがサッカー選手として一番活躍でき、一番成長もできる、その年齢でJリーグのエスパルスを選んでくれたこと。希望を持って日本の清水に来てくれたことでしょう。
 しかし、残念ながらそのシーズンは清水にとっては最悪のシーズン。
 助っ人としてチームやサポーターに期待されて加入しながら、チームは成績も内容も最低で、さらにFWとして加入したのにOMFやSBでのプレーを求められ、結果としてデューク本人の評価もあまり良いものではありませんでした。
 しかし、当時からとにかく献身的にプレーを続けるその姿勢は、サポーターの心をしっかりつかみ大きな声援を受けていました。
 2016年はチームがJ2降格しながらもエスパルスに残留。第5節の山形戦ではFWとして初先発し、ゴールを決めて期待が最高潮に達した直後に右膝前十字靭帯を損傷。結局そのシーズンは7試合の出場に留まってしまいました。
 J1に復帰した2017年もチームに残留。怪我からの復帰シーズンでしたが、4シーズンの中で一番輝いたシーズンだったのではないでしょうか。
 当初控えからのシーズンでしたが、第12節の浦和戦で0-2の劣勢から途中投入されると、強烈な推進力と高さ、それとスピードで攻撃を活性化させ、一気に3-2に逆転させる活躍を見せてくれました(最終的には3-3)。
 その後は先発に定着。チームに怪我人が続出する中で左右のサイドハーフやトップを任されハードワークでチームを幾度となく救います。
 また小林伸二監督の指導のもと、Jリーグでのプレーにも慣れてきて、見違えるようにプレーが上手くなりました。
 そして4年目の今季。堅守速攻を掲げるチームには非常にうってつけの存在でしたが、日本人の若手選手が急成長したこと、また後半戦は外国籍選手枠の関係もありベンチに入れなかった試合も多くあったことで出場機会は減少することに。
 それでも試合に出れば持ち前の気合あふれるプレーでピッチを駆け回りました。他の外国人選手が試合に出られないときでもデュークがいるという安心感がありました。
 この4年間、チームにとっても本人にとっても紆余曲折、いろいろなことがありましたが、そんな中でも常に前向きにひたむきにプレーしてくれたこと。24歳から27歳という選手にとって一番活躍ができるであろう年代に、どん底状態のエスパルスでプレーすることを選択してくれたデュークには感謝しかありません。
 
 外国籍選手はシーズンが終わればいつ退団してもおかしくないのはわかっていますが、4年も在籍したデュークの退団は本当に悲しいです。

 昨シーズンから2季プレーしたDFフレイレも契約満了で退団に。
 フレイレはエスパルスがJ1に復帰した2017年に加入。当時J1残留を目指していたエスパルスにとって「センターバックもボランチも出来る、ポルトガルリーグからくるブラジル人」ということで大いに期待されていました。
 しかし、開幕・2戦目と先発出場を果たしたものの、Jリーグにフィットするのに時間がかかり、また途中で怪我もあり、いつしかベンチ要員として過ごす時間が長くなってしまいます。
 それでも常に前向き、ベンチからも熱く檄を飛ばし、味方のゴールを誰よりも喜び、熱いハートでチームを鼓舞し続けてくれました。
 今季はヨンソン監督の元、レギュラーのCBとして29試合に先発、28試合でフル出場。プレーに熱くなりすぎて合計7枚の警告を受けちゃいましたが、GK六反、DFソッコとの連携で固い守備を見せ、今季チームの失点数低下に大きく貢献してくれました。
 Jリーグで活躍できることを証明したことで、来季もCBとして活躍を期待していましたが、退団ということに正直驚いています。計算できるCBはそう簡単に手放してはいけないのではと...。
 本人が「清水に残りたかった」というコメントをしていることから、後任のあてがありクラブが決断したのか、もっといいオファーが来ていて代理人が決断したのか...。せっかくチームにフィットしたのに、本当に残念です。


 どちらの選手も、2015年から2018年の間、J1残留争い~J2降格~J1復帰~J1残留争いというエスパルスが今まで経験したことがないような苦しい時期にクラブに在籍し、あるいはプレーで、あるいはチームメイトを鼓舞し、共に笑い、涙し、艱難辛苦を乗り越えてきた選手。苦しい時期を支えてくれた頼れる「助っ人」です。
 外国人選手は時に契約についてはドライに考えることがあるように思います。しかしこの二人に限っては、あるいは自身のキャリアで一番輝けるとき、あるいは地元の人以上にエスパルスを愛してくれました。それだけに、この別れは非常に残念でなりません。

 しかし、二人ともまだまだサッカーキャリアは続くのだと思います。そしてエスパルスにいてくれた思い出は絶対に消えてなくなりません。二人の頼れる助っ人の未来が輝かしものになることを祈ってやみません。


 二人の頼もしいオレンジソルジャーの今後に光あれ!




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投稿者: tao 日時: 2018年12月18日 22:55

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