メインS-PULSE2018年苦し時に支えてくれた戦士達との別れ...

2018年12月17日

苦し時に支えてくれた戦士達との別れ...

植草 裕樹選手 契約満了のお知らせ
長谷川 悠選手 契約満了のお知らせ
角田 誠選手 契約満了のお知らせ
(いずれもエスパルス公式)

 2018年のリーグ戦も全日程が終了。オレンジ戦士は来春の再始動まで長い休養期間に入りました。一方でフロントや強化部門はこれからが忙しくなる時期。来季に向けたチーム作りが本格化します。それは同時に「別れの季節」の到来でもあります。

 ウエクこと植草選手は契約満了となるエスパルスを去ることに。植草選手はJ2時代だった2016年途中に長崎から移籍加入。当時、1年でのJ1復帰を目指してJ2で戦っていたエスパルスはリーグ戦中盤になってもGKを含め守備が安定せず、勝てる試合を落としていました。そこにJ1復帰に向けて守備のテコ入れとして獲得したのが植草選手でした。
 そして加入後に出場を果たすとすぐに正ゴールキーパーとして活躍。エスパルスの1年でのJ1復帰の立役者の一人であることは間違いありません。
 しかしここ2季はリーグ戦では出番がなく、その他も昨年のルヴァ杯だけ。なんとなくそんな予感はしていましたが、今季を持ってエスパルスを去ることになりました。

 そしてFW長谷川悠も契約満了でエスパルスを去ることに。
 2016年に加入後は中節骨の骨折や足首の怪我に悩まされることに。しかし2017年の夏頃から本領発揮。ちょうどテセが怪我で離脱することになりそのかわりに長谷川選手が9試合連続で先発出場し活躍しました。
 今季はリーグ戦先発は1試合と少なかったですが、ルヴァ杯や天皇杯で活躍。ゴールも決めています。
 長谷川選手もウエクと同じく2016シーズン夏にエスパルスに移籍してきました。ちなみにこの二人は2009シーズンに山形でチームメイト。そしてその当時の山形の監督が、2016シーズンにエスパルスで指揮をしていた小林伸二監督でもあったことから「コバチルドレン」として話題になりました。

 苦しいときにエスパルスを支えた熱い「漢」角田選手が契約満了で、オレンジユニを脱ぐことになってしまいました。
 角田選手は2015年8月に川崎から加入。当時、川崎では出番が限られていましたが、2014年まで在籍した仙台では主力として、そして主将としてもチームをけん引し活躍した選手でした。
 エスパルスは2015年夏の時点で既に残留を争う苦しい状態にあり、そこで実績と経験のある守備のベテラン選手として獲得したのが角田選手でした。角田選手自身も出場機会を求めて、川崎を半年で退団しての加入でした(当初は期限付き移籍)。
 DMF、CBともにプレーできる守備選手として、また時折見せるオーバーラップからの攻撃参加にも魅力がありました。
 2015年は加入後すぐに先発出場を果たしシーズン最後までレギュラーとして出場しましたが、残念ながらエスパルスで降格を味わってしまいます。
 そのまま退団するかと思われましたが、翌年の2016年には完全移籍でエスパルスに残ります。開幕からしばらくは怪我の影響で出番がありませんでしたが、怪我から回復すると引き続き主力のCBとして活躍。GK植草選手とともに終盤の9連勝、そして1年でのJ1復帰に大きく貢献してくれました。
 当時、守備陣には若手選手が多く、三浦弦太選手(現在ガンバ大阪)、犬飼智也選手(現在鹿島アントラーズ)、松原后らを試合の中でも鍛え上げてきた角田選手の存在は、チームにとって大きなものでした。今、チーム生え抜きの若手が活躍しているのは、当時から在籍していJ1に復帰した2017シーズン。当初はレギュラーとしてプレーしていましたが、ホーム鹿島戦で相手FWに対する「挑発事件」で謹慎があったあと、パフォーマンスに精彩を欠いていちょうな気も...。
 角田選手本人も調子に浮き沈みがあり、残留が最終節までもつれ込んでしまいましたが、大事な最終節でCBの先発に復帰。見事試合に勝利してチームを残留に導いてくれました。
 今季はベンチから戦況を見つめることが多かったですが、CBに欠員が出ると出場機会が巡ってきました。夏の3連敗中にDFフレイレが出場停止となったホーム浦和戦では3-3の引き分けに貢献。また正確なフィードを持つ彼ならではのフリーキックでゴールをアシストしています。
 強面の外見に似合わず情に厚く、ピッチ内では熱く、ピッチ外では優しい選手。あと、味方がゴールを決めると後ろから思いっきり走ってきてめちゃくちゃゴールを祝福する、そんなシーンも印象的でした。
 35歳という年齢ですが、本人もコメントしていますが、まだ彼の選手としてのポテンシャルや経験を必要とするクラブはあるはず。目標としている「日本平でのプレー」を果たせるよう、新しいクラブで活躍を期待したいです。


 いずれの選手も、2015年から2018年の間、J1残留争い~J2降格~J1復帰~J1残留争いというエスパルスが今まで経験したことがないような苦しい時期にクラブに在籍し、あるいはプレーで、あるいはチームメイトを鼓舞し、共に笑い、涙し、艱難辛苦を乗り越えてきたベテラン選手ばかり。まさに今のエスパルスの根幹を作ってくれた選手たちです。
 そんな選手がエスパルスを去らなければならないことは、本当に悲しいこと。しかしこれもプロクラブとして仕方のないこと。クラブも大きく成長するために、英断も必要なのかもしれません。

 オレンジユニを脱ぐことになっても、エスパルスに在籍していた事実はいつまでも記憶に残ります。今は皆さんの今後の一層の活躍を期待するのみです。そしてまた、再び日本平で出会える日を、心待ちにしたいです。


 苦しいときの交わりこそ本当の絆!またいつか必ず日本平で!




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投稿者: tao 日時: 2018年12月17日 23:25

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