メインエスパルス観戦記2018年万感の思いを込めた咆哮

2018年4月 5日

万感の思いを込めた咆哮

2018 JリーグYBCルヴァンカップ グループステージ第3節
清水 0-1 横浜F・M

 3月31日に行われたリーグ戦第5節vs横浜F・M戦では、試合開始まもない時間に守備のすきを突かれてしまい失点。その後サイド攻撃を駆使して横浜F・Mに猛攻を仕掛けるも、中澤を中心として横浜F・Mは強固で高さのある守備をを突き崩すことができないまま試合終了終了。横浜F・Mに敗戦を喫してしまったエスパルスは4月4日、ルヴァ杯グループステージ第3節vs札幌戦に臨みました。
 
 横浜F・Mの中澤にエスパルスの攻撃の要となるクリスランのケアをびっちりやられてしまい、クロスやパスがクリスランに通らなかった。そうなるとオレンジ戦士がますます焦って、サイドから安易にクロスを上げ、それが中澤に跳ね返られて横浜F・Mボールになってしまう。クリスランへのクロスだけでなく、そのほかの「攻撃の引き出し」を複数用意するという大きな課題の一つが露呈した試合でした。
 そして迎える札幌戦。札幌には今季アウェイで勝利しています。しかしこのところのエスパルスは勝ち切れない試合が続き、好調であるとは言い難い状況。そこを札幌攻撃陣につかれてしまえば、エスパルスはルヴァ杯予選突破が難しくなります。そしてこの試合はリーグ戦から中3日の水曜日のナイトゲーム。ヨンソン監督は完全ターンオーバーで試合に臨むはず。週末に控えた静岡ダービーvsジュビロ戦に向けて勢いを盛り返すためにも、このルヴァ杯予選は勝っておきたいところ!そんなエスパルスをサポートするべく、平日のナイトゲームにもかかわらず、多くのエスパサポさんが、我等が聖地・日本平へ駆けつけてくれました。現地でサポートされた皆さん、本当にお疲れ様でした。
 
 リーグ戦開幕から4試合負けなしだったはずのエスパルスが、ルヴァ杯vs甲府戦から3試合勝ちなし。決して好調とは言い難い状況です。この難局を乗り越えるためには、勝利こそが最大にして最高の特効薬になるはず!リーグ戦出場機会を求めるギラギラしたオレンジ戦士がその実力をいかんなく発揮し札幌に勝利することができるか!エスパルスの正念場の戦いがキックオフ!

 リーグ戦から中3日で臨むルヴァ杯vs札幌戦。ヨンソン監督は完全なターンオーバーを実施しました。
 GKには西部、SBは右に先日エスパルスに完全移籍することを発表した清水に兵働、CBには角田と二見、そして怪我で戦線離脱していた凌兵がセンターハーフに、もう一方には今季エスパルスに加入したルーキーの西村、村田兄やんと楠神のサイドハーフに航也とテセの2トップで札幌戦に向かいます。西村はこの試合がJデビュー戦となりました。
 
 試合は札幌が優勢に試合を進める苦しい展開に。エスパルスは選手間の間合いが悪く、また連携もどこかちぐはぐで、カウンターを仕掛ける札幌に対して思うようなプレスがかからず、バイタルエリアで札幌攻撃陣にいいようにボールを持たれて数的優位を作られてしまう時間が続いてしまいます。そして24分にはゴール前のこぼれ球を札幌のヘイスに決められてしまい失点。エスパルスは札幌に先制ゴールを許してしまいます。
 しかし、失点してしまったオレンジ戦士は下を向くことなく、自分たちのサッカーを展開するべく運動量をあげ、札幌に反撃を仕掛けます。すると、サイド攻撃の繰り返しで徐々に自分たちのリズムを取り戻し、札幌ゴールに迫ります。しかし最後のところで決定力を欠き、ゴールを決めきることができません。
 1点ビハインドのまま前半が終わるかと思われた前半アディショナルタイム、ルーキーの西村が左からのパスを受けて中央でキープすると、札幌DFの裏を抜ける絶妙のスルーパス!これを受けた航也が右足を一閃!目の覚めるような弾丸シュート!ボールはゴールに突き刺さりゴール!エスパルスが同点に追いついて前半が終了します。
 
 前半のうちに同点に追いついたエスパルス。後半立ち上がりから一気呵成に逆転を目指しましたが、後半立ち上がりは前半同様、選手間の連携が甘く、パスミスが多くなってしまい、札幌ゴールに迫る時間が作れません。
 なんとしても逆転したいヨンソン監督は65分、楠神に代えてルーキーの大悟を投入。攻撃力を強化して札幌ゴールを狙います。
 するとその3分後の68分、兵働の右CKをテセがジャンプ一番!!ヘディングシュート!!ボールはゴールに突き刺さりゴーール!!エスパルスが逆転に成功しました!!
 その後、札幌はさらに攻勢を強め、元オレンジ戦士の小野伸二の絶妙なパスやセットプレーに苦しめられるエスパルス。しかしヨンソン監督は冷静に対応。74分には村田兄やんに代えてルーキーの滝を、83分にはテセに代えてフレイレを投入。守備的な選手を投入しゲームをコントロールしつつ時間を進め、そのまま試合終了!!エスパルスが札幌に逆転勝利しました!!


 エスパルスは札幌に勝利!勝ち点3を積み上げました。リーグ戦から中3日という厳しい試合日程で、かつターンオーバーにより試合出場機会が少ない、あるいは若手主体で臨まなければならないルヴァ杯予選。リーグ戦での出場機会に飢えているオレンジ戦士、そして今季新加入のヤングエスパルスが結果を出してくれました!
 横浜F・M戦で今季初のスタメン落ちとなってしまった航也。後半から途中出場するも、焦りからからしさを発揮できませんでした。「チームが勝つのが第一だけど、その中で"違い"を出す。一人で決めきる力も必要」と航也はコメント。ここからのペースアップに期待したいです。
 昨季チームで唯一2桁ゴールを決めるも、今季リーグ戦は開幕から全試合ベンチスタートのテセ。前回の横浜M戦は出番すらありませんでした。決勝ゴールがネットに吸い込まれるのを確認すると、ゴール裏スタンドへ向けて仁王立ち。オレンジ戦士の祝福が終わると、ゴール裏に向かって腹の底から咆哮。「やっぱり試合に出たい。心の奥にとどめていたものが爆発した」とテセはコメント。今季ここまで腐らずに鍛錬した成果がやっと結実。これからのテセの大暴れに期待したいです!
 この試合でJデビューを果たしたルーキーの西村。守備では札幌の攻撃の起点を潰し、アシストもマーク。試合終盤は新システム4-1-4-1で逃げ切りました。次は中2日で静岡ダービーvsジュビロ戦。テセは「チームみんなで勝つ。固い一体感を持って臨む」と、伝統の一戦に向けて橙志を燃やしていました。

 次の試合はリーグ戦第6節「静岡ダービー」vsジュビロ戦。今季のルヴァ杯グループステージ第1節では、楠神のFKをテセが頭で豪快に叩き込んで勝利!しかしその試合は両者ともターンオーバーでリーグ戦から選手が大きく入れ替わっていることを考慮しないといけません。次節はリーグ戦。ジュビロも主力選手を投入し、この一戦に臨むはず。その時の順位やコンディションは全く関係なしのガチマッチ。今季のエスパルスの真価が問われる試合になるでしょう。

 オレンジ戦士はこの札幌戦で勇猛果敢に戦い、そして勝利したイメージを強く心に焼き付け、このいい流れをリーグ戦につなげてほしいです。そして静岡ダービーに出場する選手だけでなく、クラブスタッフ、サポーター、エスパルスにかかわる全ての人々の思いを一つにして静岡ダービーに臨み、そして勝利をつかみ取ってほしいです。


 テセの雄叫びは、本当に万感胸に迫る雄叫びだったんだろうな。




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投稿者: tao 日時: 2018年4月 5日 23:34

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