メインエスパルス観戦記2018年勝てなかったのか、負けなかったのか...

2018年3月19日

勝てなかったのか、負けなかったのか...

2018 J.LEAGUE Division1 4th leg.
清水 1-1 仙台

 14日に行われたルヴァ杯グループステージ第2節vs甲府戦では、前線と中盤の呼吸が合わず、今季開幕から展開してきた小気味よいパス回しはなりを潜め、セカンドボールも回収できず。流れをつかめないまま、90分間が過ぎてしまい甲府に敗戦。今季公式戦初敗戦を喫してしまったエスパルスは18日、リーグ戦第4節vs仙台戦に臨みました。
 
 ルヴァ杯甲府戦では、2010年12月4日の第34節vsG大阪戦@日本平以来、約8年ぶり、2,657日ぶりに兵働がエスパルス公式戦でスタメン出場。屋久島出身初のJリーガー大悟が初先発。若手からベテランまで活躍が期待されましたが、シュート数は甲府の12本に対してエスパルスは4本。非常に残念な試合結果となってしまいました。ルーキーからベテランまで、この試合では反省することが山ほどあったはずです。
 そして迎える仙台戦。。仙台には昨季公式戦で1分2敗と勝てていません。そして仙台には元オレンジ戦士の平岡や野津田が在籍していて、エスパルスにとって苦手な相手といえそうです。しかし!今季は苦手だった札幌にアウェイで6年ぶりに勝利しています!そして次の試合は我等が聖地・日本平で行われます!苦手な相手であればこそ、撃破する価値は大きいはず!ルヴァ杯vs仙台戦での敗戦の流れを断ち切り、リーグ戦で勢いをつけたいところ!そんなエスパルスをサポートするべく、多くのエスパサポさんが、我等が聖地・日本平へ駆けつけてくれました。現地でサポートされた皆さん、本当にお疲れ様でした。

 リーグ戦を戦っていれば必ずやってくる苦手な相手との一戦。その一戦で勝利をする事こそ、今季のエスパルスの地力の大きさを証明できる手立てなのです!昨季一度も勝てなかった仙台を日本平で撃破し、リーグ戦で勢いを取り戻すことができるか!エスパルスの地力を見せつけたい試合がキックオフ!

 試合はいきなり動きます。試合開始直後の9分、航也からパスを受けた翔太がバイタルエリアから右足を一閃!豪快に降りぬいてロングシュート!ボールは無回転で30m先のゴール左隅に突き刺さりスーパーミラクルゴール!翔太の3試合連続ゴール!そしてエスパルスのJ1通算650ゴールでエスパルスが先制します!
 その後もエスパルスは最終ラインと中盤をコンパクトにまとめてしっかりした守備のブロックを構築し、球際で厳しく仙台攻撃陣にチェックを与え、仙台に攻撃のスキを与えず、ボールを奪うと攻守の切り替えを早くして仙台陣内に切り込んでゴールを狙います。しかし仙台の自陣での守備も固く、エスパルスは追加点を奪うことができません。
 すると徐々に仙台がボールポゼッションを高めてきて、仙台の攻撃時間が長くなり始めます。エスパルス守備陣もソッコやGK六反を中心に集中を切らさずに対応しますが、エスパルスが押される時間が長くなりはじめたところで前半が終了。エスパルスは1点リードで試合を折り返します。
 
 後半に入っても試合の主導権は仙台に掌握されてしまいます。それでもオレンジ戦士全員が集中を切らさずに守備を続け、最終ラインのソッコも自陣では獅子奮迅の働きで仙台の攻撃をかわし続けます。
 何とか追加点を決めたいヨンソン監督は66分、航也に代えてテセを投入。最前線にフレッシュな選手を投入し、攻撃の活性化を図ります。しかしその4分後の70分にゴール前のこぼれ球を仙台の阿部に押し込まれてしまい失点。エスパルスは仙台に追いつかれてしまいます。
 その後も仙台の猛攻に晒され防戦の時間が長くなってしまったエスパルス。それでも自陣ゴール前をソッコの守備とGK六反のアインセーブでなんとか凌ぎ続けます。
 ホームで勝利を掴みたいヨンソン監督は82分、デュークに代えて楠神を投入。中盤から最前線にかけての展開力を強化し、最後の攻撃に出ます。しかしそれも奏功しないまま試合終了。エスパルスは仙台に引き分けました。


 エスパルスは仙台に引き分け。勝ち点1を分け合いました。前半の30分までは、ヨンソン監督が目指すサッカーが展開でき、エスパルスにとって理想的な試合展開だったと思います。しかし仙台の洗練された攻撃の前では、組織的な守備の小さな綻びは致命的な結果に繋がってしまう。試合開始直後の翔太のゴールがなければ、試合はどうなっていたかわかりません。しかしあるいは、昨季のエスパルスだったら、仙台に追いつかれたあと、選手の連携がますますちぐはぐになってしまい、あっという間に逆転を許してしまっていたことでしょう。
 今季開幕から4試合無敗と好調を維持していたエスパルスにとって、この試合で大きな課題が露呈したといえそうです。エスパルスが優位に試合を動かしているときに、いかに得点を積み上げるか。展開力がある相手に対して、どのように守備を講じるか。まだまだエスパルスは発展途上ということでしょう。

 次の試合はリーグ戦第5節vs横浜F・M戦。エスパルスは昨季、横浜F・Mと2試合して1分1敗。横浜F・Mにも昨季は勝てていません。そして横浜F・Mは攻守において試合巧者が多数在籍しているチーム。エスパルスが今季負けがないからといって慢心しようものなら、手ひどい洗礼を受けることになるでしょう。

 ナショナルマッチウィークに入るため、リーグ戦は2週間ほど中断します。オレンジ戦士はこの中断期間を良いチャンスととらえ、今季実践してきたヨンセンサッカーをもう一度しっかりと身体にしみこませ、そのうえで選手間の連携や攻守の切り替えを早くするなど、仙台戦で見えてきた課題の克服を急いでほしいです。そしてプチ中断明けの横浜F・M戦で勝利するために、チームで不断の努力を行ってほしいです。


 「負けなくてよかった」ではなく「勝てた試合だった」と思いたいね




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投稿者: tao 日時: 2018年3月19日 21:11

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