メインエスパルス観戦記2015年またしても直接対決を勝ちきれず...

2015年8月19日

またしても直接対決を勝ちきれず...

2015 J.LEAGUE Division1 2nd stage 7th sec.
清水 1-1 新潟

 12日に行われたリーグ戦2ndステージ第6節vs湘南戦では、8月1日に克己監督から指揮官を受け継いだ田坂監督が就任し、12日目にして迎えたホームでの初めての公式戦。この試合で田坂監督はMFの六平をSBにコンバートし、これまでの最大の課題だった守備の立て直しを図ったものの、試合開始直後のオウンゴール献上でリズムを崩してしまい、その後も湘南に押し込まれる展開に。後半に元紀で一旦は追いつくも、セットプレーから失点してしまい敗戦。前途多難な田坂新監督の抜錨となってしまったエスパルスは16日、リーグ戦2ndステージ第7節vs新潟戦に臨みました。
 
 ともに残留争いの渦中になる湘南から勝ち点3をつかむことができず、逆に湘南に勝ち点3を献上していしまった前節。いわゆる「6ポイントマッチ」で最悪の結果となってしまったエスパルス。年間順位も最下位に逆戻りしてしまいました。そして迎える新潟戦。新潟もエスパルス同様に残留争いを戦っているチーム。ここでで勝利することができれば、エスパルスは勝ち点3を手に入れて、新潟は勝ち点3を獲得するチャンスを一つ失う。すなわち「6ポイントマッチ」になるのです!一方で、前節vs湘南戦から中3日で迎えるこの試合。酷暑の中での連戦は我々の想像以上に選手のスタミナを削り落としていくに違いありません。重要な一戦ですが選手のコンディションも心配なところ。そんなエスパルスをサポートするべく、多くのエスパサポさんがわれらが聖地・日本平へ駆けつけてくれました。現地でサポートされた皆さん、暑い中本当にお疲れ様でした。
 
 2ndステージもすでに7節が経過しようとしているこの試合。ここからは一戦一戦をトーナメント戦のごとく一戦必勝で試合に臨まなければなりません。ましてやこの試合も残留争いを戦うライバルチームとの6ポイントマッチ。是が非でも何が何でも白が黒でも清濁併せ飲んでも勝利しなければなりません!田坂新監督の公式戦2試合目となるホームでの試合で新潟を撃破し、田坂監督初勝利を決めることができるか!エスパルスの勝負への維持を見せたい試合がキックオフ!

 この試合で田坂監督はSB鎌田を起用。鎌田は今季リーグ戦初先発となりました。ほかにも田坂監督は本拓とエダを先発起用。前節vs湘南戦から先発を3人入れ替え、攻守にわたり修正を加えて新潟戦に臨みました。
 しかし試合立ち上がりの16分に新潟のCKからゴールを許してしまい先制点を献上。。エスパルスはまたしても1点を追いかける苦しい試合展開を余儀なくされてしまいます。
 ここで下を向いてしまうのが今までのエスパルス。しかし田坂新監督のエスパルスは違いました。1点リードされる苦しい試合展開ながらも、前線のテセやウタカ、そしてデュークや元紀が積極果敢に新潟ゴールに迫り、ゴールチャンスをうかがいました。またこの試合でリーグ戦初先発となった鎌田も攻守に貢献。特に持ち前の運動量を駆使した上下運動による効果的なオーバーラップでの攻撃参加が、エスパルスにいい攻撃の起点となるシーンが多く見られました。
 すると前半終了間際の43分、オーバーラップした鎌田の右からのクロスをデュークが頭で落とし、これに反応したエダが飛び込み、これを阻止しようとした相手DFにエダが倒されてPKをゲット!キッカーは元紀。これを冷静に相手GKを見てゴール右隅にシュート!ボールはゴールに吸い込まれてゴール!元紀の3試合連続ゴールで新潟に追いついて前半が終了。1-1で試合を折り返します。
 
 後半に突入すると連戦による疲労からかプレーに精彩を欠く場面が目立ち始めてしまったオレンジ戦士たち。次第に新潟に押し込まれ始め、自陣で防戦に回る時間が増え始めてしまいます。
 勝ち越しゴールを決めたい田坂監督は、66分に本拓に代えて涼を、70分には元紀に代えて凌兵を投入。中盤での攻守のバランスを保ちつつ、多くの攻撃チャンスを狙います。それでも追いつかれた新潟の守備を突き崩すには至らず、試合を決定づけるゴールを決めることができません。
 試合終了までゴールを狙いきる田坂監督は87分、エダに代えて村田兄やんを投入。パワープレーに打って出ますがこれも奏功せず、エスパルスは逆転ゴールを決められないまま試合終了。新潟と引き分けました。


 ゴールチャンスはエスパルスのほうが多く作っていました。しかしたった1本のシュートが失点につながり、攻め続けたエスパルスのゴールはPKによるものだけ。試合内容は前節vs湘南戦よりも向上しているかも知れませんが、残留争いのライバルチームとの試合、しかも我等が聖地・日本平での試合でドローという試合結果は、むしろ敗戦に等しい結果と言えるでしょう。
 しかし、この試合ではリーグ戦初スタメンとなった鎌田が輝きを見せてくれました。特に運動量豊富なオーバーラップはエスパルスの攻撃に大きなアクセントになっていました。同点ゴールとなったPKも攻撃参加した鎌田のクロスがきっかけとなったもの。後半に新潟に押し込まれてしまった場面でも、献身的な守備でエスパルスゴールを守ってくれていました。
 田坂監督の目指すチームの形は、徐々にではありますが出来つつあると思います。しかしリーグ戦も淡々と日程を消化しています。どちらが早く形になるか、どちらが早く終わるのか。オレンジ戦士たちの勝利への意地が試されます。


 エスパルスは新潟に引き分け、勝ち点1を分け合いました。ほかのチームの試合結果により、リーグ戦年間順位は最下位を脱出しましたが、前述のように残留争いのライバルチームにホームで引き分けてしまったことは、むしろ敗戦に近い結果といえるでしょう。
 エスパルスは勝ち点19でリーグ戦残り10試合に突入します。2005年以降、開幕から24戦目で勝ち点20以下だった15チームは、すべてJ2に降格ししています。しかし、今季は下位4チームが勝ち点差4にひしめく過去に類を見ないほどの大混戦。エスパルスは「10試合残っている」と思わずに「1試合を必ず勝つ」と覚悟を決めて戦っていいくしかないのです。
 
 次の試合はリーグ戦2ndステージ第8節vsG大阪戦。G大阪には4月12日のリーグ戦1stステージ第5節で2-3で敗戦。そしてなにより、G大阪を率いているのは元エスパルス監督の健太監督。田坂監督も健太監督がエスパルスの監督時代にコーチとしてともに戦ってきた仲間。お互いにお互いを知り尽くしている相手同士の対戦となります。次節はアウェイでの対戦。非常に困難な試合になることは想像に難くありません。
 
 次節vsG大阪戦までは1週間の期間が空きます。オレンジ戦士は新潟戦での疲労やフィジカルのケアを入念に行い、コンディションの調整に万全を期してほしいです。そして鎌田や六平といった新たなSBとの連携を一層強固なものにして守備を再構築し、強力なG大阪攻撃陣をはじき返し続けるためのあらゆる対策を講じて、健太監督に一泡吹かせる勝利を目指して準備してほしいです。


 あと1か月監督交代が早かったら...。でも!タラレバを言っても始まらない!




 にほんブログ村 サッカーブログ 清水エスパルスへ
 にほんブログ村 エスパルス
 『にほんブログ村』に参加しています。エスパルス関連のブログがたくさんあります。
 ポチッていただけると管理人は小躍りして喜ぶと思います。

投稿者: tao 日時: 2015年8月19日 00:12

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://tao.tbo.jp/mt-tb.cgi/1970

コメントしてください