メインエスパルス観戦記2015年若さとベテランの融合!そこに核融合をもたらした「清水の英雄」

2015年6月 3日

若さとベテランの融合!そこに核融合をもたらした「清水の英雄」

2015 J.LEAGUE Division1 1st stage 14th sec.
清水 5-2 川崎

 5月27日に行われたナビ杯予選リーグ第5節vs神戸戦では、後半立ち上がりでカウンターから失点してしまう厳しい展開ながらも、ヤングエスパルスは全く下を向くことなく走り続け、善朗のゴールで同点!そして加賀美の魂のダイビングヘッドで逆転!!ユース時代から薫陶を受けていた克己監督の申し子達が、若さあふれるプレーで酷難にあえぐチームに意地の勝利をもたらす好試合を演じたエスパルス。5月30日にはリーグ戦第14節vs川崎戦に臨みました。
 
 ナビ杯神戸戦では若手の闘志漲るプレーで、既に予選敗退が決まっているにもかかわらず、意地の一勝をもぎ取ったエスパルス。若手の奮起にベテラン勢は何を想い感じたのか。それを体現するには「勝利」しかありません。しかしこの試合はナビ杯神戸戦から中2日で行われる試合。選手のコンディション調整にも一抹の不安が残ります。しかし!この試合は我等が聖地・日本平での試合!ふがいない試合はもう見せてはなりません!厳しい試合日程ですがベテラン勢の奮起を見せたいところ!そんなエスパルスをサポートするべく、この試合にも多くのエスパサポさんが、我等が聖地・日本平へ駆けつけてくました。現地でサポートされた皆さん、本当にお疲れ様でした。
 
 キックオフ前には健太エスパルス時代に大活躍しその後のエスパルスの躍進に貢献!その後ドイツにのシュトゥットガルトに移籍。今はマインツで活躍する「清水の英雄」岡ちゃんこと岡崎慎司選手がエスパルスサポーターへ挨拶に訪れてくれました。
 シュトゥットガルトへの移籍は色々諸々あって、きちんとした形でエスパサポの皆さんに挨拶できなかった岡ちゃん、そんな岡ちゃんがやっと日本平へ帰ってきて、そして「エスパルスの皆さん、僕を育ててくれて、ありがとうございました」と心からの感謝の言葉と「エスパルスは今苦しい状況かもしれませんが、そんな状況で(エスパルスの)力になれるのは(オレンジサポーターの)皆さんのパワーだと思います。皆さんが折れずに応援してくれれば、エスパルスの選手達は、必ず立ち上がって、何度も(勝利に)挑戦すると思います。」と、酷難にあえぐチームとオレンジサポーターを勇気付けてくれました。岡ちゃん、本当にありがとう!
 
 厳しい試合日程、そして迎え撃つは攻守に高い技術力を誇る風間監督率いる川崎。攻略することは非常に困難を極めることでしょう。しかし!ヤングエスパルスの奮起にベテラン勢はここで意地を見せなければ「男が廃る」ってもんですよ!攻撃力が脅威の川崎を封じ込めつつ、ベテラン勢の奮起を見せて勝利をつかみとることができるか!エスパルスのプライドを賭けた一戦が火蓋を切りました!

 克己監督はこの試合で、GKに櫛引、DFに福村と松原、MFに涼と水谷と石毛をスタメン起用。今季最悪の4失点を喫して敗戦したリーグ戦vs湘南戦からスタメンを6人入れ替えて、ナビ杯神戸戦で逆転勝利を掴んだヤングエスパルスの流れをリーグ戦にもつなげようと試みます。水谷はリーグ戦初先発となりました。
 
 するとその采配が早速奏功!3バックの中央に入った福村はナビ杯神戸戦同様、最終ラインを高く保ち中盤をコンパクトにして攻守の切り替えを早くし、最終ラインの裏のスペースはGK櫛引が好判断で飛び出してケアする。中盤がコンパクトなので、攻撃陣が思い切って前に出られる。エスパルスが積極果敢に川崎ゴールを脅かします。
 そして試合開始直後の7分、中盤右でのエダ→石毛→元紀のダイレクト~ワンタッチの細かいパスワークから元紀が川崎守備陣の裏へ走り出したエダにスルーパス!エダがエリア右深く切り込んでゴール前でフリーになったウタカに低いクロス!これをウタカが川崎ゴール前でGKをかわして華麗なヒールキックでシュート!ボールは美しくゴールに流し込まれてゴール!エスパルスが先制ゴールを決めます!
 その後も攻め手を緩めず、最前線の選手が効果的にポジションチェンジを繰り返し、川崎守備陣のギャップを突いて攻撃を仕掛け続けます。すると25分、エスパルスが川崎陣内右からのFKのチャンス!キッカーは石毛!ニアに上がった低めのクロスにエダが川崎の中村憲に頭を蹴られながらもひるまずに渾身のダイビングヘッドでシューート!ボールはゴール右隅に吸い込まれてゴーール!!エスパルスが追加点を決めて更に川崎を引き離します!!
 しかし川崎もこのままでは終わらず、30分に左からのクロスをレナトに決められてしまい失点。エスパルスは反撃を試みますが決めきれずに前半が終了。エスパルスは川崎に1点追いつかれて試合を折り返します。
 
 後半になっても試合の主導権を握ったのはエスパルス。最終ラインを上げて中盤をコンパクトにまとめ、攻守の切り替えを早くして川崎ゴールに迫ります。
 すると前半立ち上がりの64分、エスパルスのスローインからエリア中盤でパスを受けた元紀がダイレクトに前線のウタカへ落とすと、ウタカが川崎陣内でボールをキープしてペナルティアーク付近に走りこんだ元紀にパス!!これを元紀が走りこんできた石毛を見てダイレクトに楔のおしゃれヒールパス!!これを石毛がダイレクトシューーート!!ボールはゴール左隅に突き刺さりゴーーール!エスパルスが1点追加し川崎を引き離します!!
 しかしその9分後の73分に川崎のセンタリングのクリアが甘くなってしまい、それを川崎に決められてしまい失点。エスパルスは川崎に再び1点差に詰め寄られてしまいます。
 ここで同点に追いつかれまいと、克己監督は78分、元紀に代えて善朗を投入。ナビ杯神戸戦勝利を呼び込んだ中盤からの攻撃を加え、川崎を引き離しにかかります。
 すると80分、エダが攻撃の基となって水谷→涼とつなぎ、エダが川崎陣内中央右で涼からのパスを受けると、一旦ためてペナルティアーク手前でフリーになっている石毛にパス!!!!これを石毛が落ち着いてトラップして豪快に右足を一閃!!!!ミドルシューーーート!!!!ボールはゴール右上隅に突き刺さりゴーーーール!!!!エスパルスが追加点を決めて再び川崎を引き離します!!!!
 もうこうなるとエスパルスの勢いは止まりません!その3分後の83分には善朗の芸術的なスルーパスにウタカが反応!!!!!川崎GKと1対1になり落ち着いて冷静にシューーーーート!!!!!ボールはゴールマウスに吸い込まれてゴーーーーール!!!!!エスパルスが試合を決定付けるゴールを決めます!!!!!
 その後克己監督は90分にエダに代えて六平を、アディショナルタイムに水谷に代えて翔太を投入。冷静に試合を進めて試合終了!!!!!エスパルスが今季最多の5ゴールで川崎に大勝しました!!!!!


 この試合、誰が何と言っても石毛とウタカとエダでしょう!
 この試合で石毛は2ゴール1アシスト、ウタカは2ゴール、エダは1ゴール2アシスト。エスパルス攻撃陣が核融合爆発した感じです!
 中盤から最前線のエスパルス攻撃陣の距離感と連携がかなり改善され、ウタカがプレーしやすい距離感とタイミングが保てていたことが、爆発的な攻撃力を生み出したのだと思います。特に1点目は見事な中盤でのパスワークから川崎守備陣の裏へ抜け出る攻撃が生んだ決定機。そしてウタカのおしゃれヒールシュート。この場面だけでどんぶり飯3杯はいけますよ!
 4点目の石毛のミドルシュートも最高!その決定機をもたらした水谷・涼・エダの連携も惚れ惚れするほど素晴らしいと思いました。
 観戦していた同期の岡崎の前でダイビングヘッドを決めたエダは「オカ(岡崎)の真骨頂で取れてよかった」と笑ったとか。共に戦った盟友の前では情けないプレーはできませんからね!
 石毛とウタカとエダ(*^ー゜)b グッジョブ!!攻撃陣の核融合はここからだぜ!
 
 それと元紀!この試合ではゴールは生まれませんでしたが2アシストの大活躍!自分が前に出るだけでなく、仲間を活かすパスを繰り出し決定機を幾度もつくり、エスパルスの勝利に大きく貢献してくれました。こういった技巧派の汗かき役がいるチームは大きな底力があると思います。
 エスパルスの背番号10の仕事はチームを勝利へ導くこと!元紀の献身的かつ積極的なプレーは周りのオレンジ戦士達を勇気付けてくれることでしょう!
 元紀(*^ー゜)b グッジョブ!!頼りにしてるぜ!


 エスパルスは川崎に大勝!今季最多の5ゴールで勝ち点3を掴み取りました!依然としてリーグ戦の順位は17位のままですが、勝ち点を積み上げたことで、一気に降格圏脱出のチャンスを広げられたことも事実です。
 そしてなにより、克己監督が目指していた「エスパルスらしい、観ていてワクワクするサッカー」が、ようやく形になりつつあるといえそうです。
 これまで怪我人続出などでなかなか選手を固定できず、そのために毎試合戦術が変わり、選手はそれに対応しきれていなかった。そして重ねる敗戦に、選手の間にも監督に対する不信感が少なからずあったはずです。
 しかし、この試合での快勝で、克己監督が思い描くチームの方向性がはっきりと明確になったと思います。そして選手はその方向性に大きなテ手ごたえを感じているはずです。
 
 次の試合はリーグ戦1stステージ第15節vs浦和戦。浦和は目下リーグ戦首位。名実共に今のJリーグでは最強のチームといってもいいでしょう。そんな浦和との試合、非常に厳しい戦いになることは火を見るより明らかです。しかし、ACLの日程の都合で浦和は水曜日に柏と対戦しなければならず、浦和はエスパルスとの試合は中3日で臨まなければなりません。日程的に余裕があるエスパルス。しかし次の試合はアウェイ@埼スタでの試合。昨季は浦和の不祥事の制裁措置で無観客試合になってしまったことは記憶に新しいところ。今季は観客の前で昨季の憂き目を晴らさなければならないのです!
 
 次の浦和戦が今季最大の難しい試合になることは自明の理でしょう。しかしこの浦和戦で勝利することが叶えば、今季のエスパルスの行方を占う意味で、非常に重要な「きっかけ」になると思います!オレンジ戦士はこの試合で見せた攻撃陣の威力を更に高め、一方で守備陣は連携面を修正し、来るべき浦和との決戦で必ず勝利して欲しいです。


 そして、酷難にあえぐエスパルスとサポーターの背中を力強く押してくれた岡ちゃんに感謝です!




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投稿者: tao 日時: 2015年6月 3日 22:35

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