メインエスパルス観戦記2015年ヤングエスパルスの奮起で「消化試合」を「勝化試合」に!

2015年5月28日

ヤングエスパルスの奮起で「消化試合」を「勝化試合」に!

2015 J.LEAGUE YAMAZAKI NABISCO CUP
予選リーグ第6節
神戸 1-2 清水

 23日に行われたリーグ戦第13節vs湘南戦では、前半こそ湘南を押し込んで鋭いシュートを放っていましたがゴールにはいたらず、後半は湘南の豊富な運動量を駆使した高い位置からのプレスの前にボールを失ってしまい、そこからカウンター攻撃を受けてピンチを招き、失点すると更に連携がちぐはぐになってしまい、今季最多の4失点で敗戦。1996年のリーグ戦第26節以来、実に19年ぶり似湘南に敗北し、勝ち点は最下位の新潟と同じ10に。実質最下位タイとなってしまったエスパルス。27日にはナビ杯予選リーグ第5節vs神戸戦に臨みました。
 
 湘南に敗北しリーグ戦の順位はひとつ下がって17位に。そして勝ち点は最下位の新潟と同じ10に。実質最下位タイといってもいいでしょう。遂にここまできてしまったエスパルス。その湘南戦から中3日で迎えるナビ杯予選vs神戸戦。エスパルスは既にナビ杯予選敗退が決定しており、この試合はいうなれば「消化試合」になります。しかし!酷難にあえぐエスパルスにとって、消化試合であっても公式戦には変わりはありません!こんなときだからこそ、出場機会を得たヤングエスパルスはレギュラー陣のポジションを奪うほどに活躍を披露し、ナビ杯vs名古屋戦のときのようなヤングエスパルスの活躍で主力選手の停滞ムードを払拭したいところ!そんなエスパルスをサポートするべく、この試合にも多くのエスパサポさんが、平日のナイトゲームにもかかわらず、アウェイ@ノエスタへ駆けつけてくました。現地でサポートされた皆さん、本当にお疲れ様でした。
 
 この試合は平日のナイトゲーム。そしてオイラはいつものよう試合終了までに仕事が終わらず、試合内容についてはさっぱり分かりません。しかしオヒサルの文字実況やスポーツ系のサイト、エスパサポさんのブログなどを見るに、この試合は「ヤングエスパルスの意地を見よ!」な試合だったよです。

 リーグ戦vs湘南戦から中3日のミッドウィークのナイトゲーム。克己監督はリーグ戦から出場選手をほぼ入れ替えて臨んだ神戸戦。平均年齢は約21歳と若いですが、平均身長では圧倒的に低い戦士達。この試合でも立ち上がりから守備の最終ラインを高くして中盤をコンパクトに保ち、選手が流動的に動いてパスワークで守備のギャップを突く戦術で神戸撃破を目指します。この試合でも航也をはじめとしたエスパルス攻撃陣が何度もチャンスを作り出します。しかし決定力が足りずヤングエスパルスはチャンスをゴールに結びつけることができません。守備陣は集中して自陣ゴール前を固めて神戸の攻撃を跳ね返し続け、前半は両者ともゴールを決められないまま終了。スコアレスで試合を折り返します。
 
 しかし後半開始直後の49分に神戸のカウンター攻撃を防ぎいれずに失点。エスパルスは1点のビハインドを追いかける厳しい試合展開を余儀なくされてしまいます。
 だがしかし!この試合でのエスパルスは違いました!失点直後の51分には航也のシュートをGKが防いだこぼれ球に善朗がつめて惜しいシュートを放つなど、一撃を喰らった若きオレンジ戦士達は良くも悪くも吹っ切れたのか、ここから更に攻撃のギアを上げて神戸に猛攻撃を仕掛けます。
 ここで攻撃のリズムを更に強化したい克己監督は、60分に犬飼に代えて松原を、68分には航也に代えて加賀美を投入。攻撃力の強化を図ります。
 するとその直後の69分、神戸のパスミスを見逃さなかった善朗がドリブルでペナルティアーク付近まで切り込んで右足を振り抜いてシュート!ボールは神戸DFに当たりコースが変化!そのままゴールに突き刺さりゴール!善朗の今季公式戦初ゴールで、エスパルスが同点に追いつきます!
 このままいい流れで逆転を狙いたい克己監督は71分、水谷に代えて石毛を投入。中盤からの攻撃力強化を図ります。するとその交代策が奏功!!77分には神戸のクリアミスのボールを拾うと、金子がダイレクトに頭で落として石毛が右クロス!これを加賀美が魂をこめたダイビングヘッドでシューート!!ボールは美しいアーチを描きGKの頭上を越えてゴールに吸い込まれてゴーール!!エスパルスが逆転に成功します!
 その後も若きオレンジ戦士は集中を切らすことなく、また引いて守りを固めるのではなく、攻守のバランスを保ちつつ試合を終わらせて試合終了!!エスパルスが神戸に逆転勝利しました!!


 ユース時代から薫陶を受けていた克己監督の申し子達が、若さあふれるプレーで酷難にあえぐチームに意地の勝利をもたらしてくれました!
 決勝ゴールの石下からの加賀美のラインはユース時代からのホットライン。この試合でも石毛は加賀美に「絶対に(パスを)出すから走り続けてくれ」と告げていたとの事。その言葉通りにピッチを駆け巡りチャンスを待ち、そしてそれを決めた加賀美。自分を、そして仲間を信じて生まれた逆転ゴールには、大きな価値があると思います。
 一方この試合では守備陣も奮闘!集中と運動量を切らさずに最終ラインを高く保ち続けた福村のラインコントロールでオフサイドトラップを仕掛け、この試合では15回ものオフサイドをとることができました。
 「最終ラインを高く保ち、中盤をコンパクトにして、攻守の切り替えを早くして、選手もボールも流動的に動き、相手の守備を突き崩しゴールを奪う。」克己監督がやりたいサッカーとは、まさにこの試合でヤングエスパルスが見せてくれたサッカーなのでしょう。


 エスパルスは神戸に逆転勝利!公式戦では4試合ぶりの勝利を決めました!残念ながらナビ杯予選は敗退が決まっていますが、リーグ戦で厳しい状況に陥っているエスパルスにとって、若きオレンジ戦士の奮起で見せてくれた意地の勝利は、大きな大きな意味を持っていると思います。
 主力選手を投入してきた神戸に対して、若手主体のヤングエスパルスで勝利したこと。それが先制された試合を逆転で勝てたこと。克己監督にとって、この勝利は今後のリーグ戦における戦術の選択肢を増やすための試金石になったはずです。そしてベテラン選手は、ヤングエスパルスの消化試合にも真っ向勝負で全力で勝利を掴みにいった姿勢を見て、自分達のプレーをもう一度真摯に見つめなおして、次のリーグ戦に活かして欲しいです。
 
 次の試合はリーグ戦1stステージ第14節vs川崎戦。攻守にわたり高い技術と決定力を有する川崎を撃破することは、困難を極めるかもしれません。しかもこの試合は中2日で行われる試合。主力選手を温存したとはいえ、怪我人続出の現状を考えると、コンディション調整に一抹の不安が残ります。しかし!次の試合は我等が聖地・日本平での試合!大勢のオレンジサポーターの皆さんが、オレンジ戦士の背中を力強く押してくれるはずです!
 
 次の川崎戦も非常に厳しい試合になるでしょう。しかしこのナビ杯神戸戦でヤングエスパルスが見せてくれたプレーをリーグ戦に活かすことができれば、川崎撃破の糸口はきっとつかめるはずです!オレンジ戦士はこの試合で若手が見せた意地を、必ずリーグ戦につなげて欲しいです。


 さて、若手が闘志漲るプレーで勝利を掴んだんだ。ベテラン勢はケツに火がついただろ。ベテランの意地を見せるしかねぇな!頼むぞ!




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投稿者: tao 日時: 2015年5月28日 22:40

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