メインS-PULSE2015年さてと、お手並み拝見といきましょうか

2015年2月 6日

さてと、お手並み拝見といきましょうか


【左伴繁雄 代表取締役社長 就任記者会見】会見レポート(エスパルス公式)

 今季から(株)エスパルスの代表取締役社長に就任された左伴氏の記者会見が執り行われました。

 この記者会見の模様を読んでみて、自分の中でいままで感じることができなかった、(株)エスパルスへの「期待」を感じることができました。


 これまでの(株)エスパルスの社長の記者会見では、「地域密着」とか「スポーツ振興」とか「社会貢献活動」等々、(株)エスパルスがどうやって企業として貢献していうのか。またチーム強化についてなどについて、フロントがどのような施策を考えているのか。あまり具体的な話を聞くことは出来ませんでした。言い方が悪いかもしれませんが、いわゆる当たり障りのない「玉虫色」な記者会見だったような印象がありました。

 しかし、エスパルスの新社長に就任した左伴社長から発せられた言葉は違いました。

 左伴社長が考えている(株)エスパルスの強化について、出来る限り具体的な数字や行動指針を盛り込んで、今後(株)エスパルスをどうしていきたいか。それは何故そう考えたのか。そして将来は(株)エスパルスをこうしたい。そういった「クラブ経営ビジョン」を明朗に聞き取ることができた。オイラはそう思いました。

 「クラブを強くするためには強化費を積み上げて強い選手を招聘する。そのためにはタイトルを獲得して賞金を得る。そのためには強い選手を招聘して...(以下無限ループ)」
 って、これぢゃだめなんです。

 クラブを本当に強くしたければ、(株)エスパルスの収益を向上させる。そのためにはアライアンスが...。そして商材が...。そのために営業を強化して...。
 この発想は、一般的な会社経営ではごくごく当たり前の「経営戦略」です。しかし、Jリーグの中ではどちらかというと異彩といえるかもしれません。しかし前述の方法では、いつかどこかでチームが弱体化してしまったとき、その強化策はあっというまに瓦解してしまいます。

 Jリーグに加盟しているクラブもいわば「営利企業」であり、Jリーグからの補助金をあてにしていてはいけないのです。企業として安定的な収益を確保し、それを大きくすることができれば、成績の優劣に関わらず選手強化費を積み上げる事が可能になり、その結果チームの強化にもつながる。チームの好不調に影響されないような、安定的な収益基盤の確保こそ、Jリーグのクラブが目指すべき企業像なのだと思います。
 この「チームの好不調」の部分を「景気の好不況」と置き換えると、一般の企業の目指すべき企業像に置き換えることができます。

 それと同時に左伴社長が発していた言葉にあったのが「コスト意識」と「バランスシートの透明性」です。この二つの言葉は密接に連携しています。
 企業の支出を全て再点検し無駄がないかどうか。企業支出を「カイゼン」して限られた経営資源を無駄なく活かす。そのうえで、いわゆる貸借対照表や損益計算書と言ったような、企業の「通信簿」を公明正大にする。そうすることで、(株)エスパルスがどれだけ頑張れているのかが、誰の目にも明らかになる。その頑張りを、スポンサー企業やサポーターなどの顧客に理解してもらい、(株)エスパルスを支持する人を一人でも多く増やしていく。それが企業体質の強化、ひいてはチームの強化にもつながる。オイラにはそう読み取れました。

 最後の方には、選手の補強にも触れていました。外国人選手を2人は獲得したい。そのために強化費も億単位で増やしたと。

 横浜F・Mと湘南、親会社のあるクラブと市民クラブで代取を務め、いずれも企業マネジメントで成功し、その結果クラブの強化も実現させてきた左伴新社長。(株)エスパルスの株式が東証に上場されていたら、きっとオイラはその株を買っていたと思います(笑)。そのくらい、オイラは新社長の記者会見のコメントに期待が持てました。

 しかし「言うは易し、行うは難しと。」も言います。
 ま、お手並み拝見といきましょうかね。




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投稿者: tao 日時: 2015年2月 6日 23:23

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