メインエスパルス観戦記2014年「エスパルスの明日のその先」を感じることができた試合

2014年11月27日

「エスパルスの明日のその先」を感じることができた試合

第94回天皇杯全日本サッカー選手権大会 準決勝
G大阪 5-2 清水

 22日に行われたリーグ戦第32節vs名古屋戦では、この試合でも名古屋に先制されててしまうも追いついて、しかし後半再び引き離されそれでも追いついて、おまけに数的優位に立って名古屋を押しに押し込みまくって猛攻撃を仕掛けたもののゴールにはいたらずに、勝ちきることができず引き分けに終わったエスパルス。26日には天皇杯準決勝vsG大阪戦に臨みました。
 
 リーグ戦で過酷な残留争いを強いられているエスパルス。一方では天皇杯の戦いも続いています。そのため1週間に3試合を戦わなければならない厳しい試合日程をこなさなければなりません。対戦相手はナビ杯を制して目下リーグ戦で優勝争いを演じ、天皇杯を獲って三冠を狙っているG大阪。厳しい試合日程に強豪が相手の天皇杯準決勝。しかも試合会場は味の素スタジアム。移動の時間も選手に大きな負担になるでしょう。しかし!この厳しい試合日程を乗り越えることができれば、必ずそれはオレンジ戦士にとって大きな自信に繋がるはずです!そんなエスパルスをサポートするべく、ミッドウィークで冷たい雨の中、この試合にも多くのエスパサポさんが味スタへ駆けつけてくれました。現地でサポートされた皆さん、寒い中本当にお疲れ様でした。
 
 この試合は水曜日のナイトゲームでの開催。オイラが単身赴任先へ帰宅したときには、既に試合は後半に。だもんで試合は半分しか見ておらず、内容に関しては断片的にしか分かりません。しかしスポーツニュースのダイジェストやオヒサルも文字実況、それとエスパサポさんのブログやSNSを拝見するに、この試合は「エスパルスの明日のその先を感じることができた試合」だったようです。


 リーグ戦で熾烈な残留争いの渦中にあるエスパルス。克己監督は大胆なターンオーバーを明言していました。そしてスタメン起用されたのは加賀美君や弦太、水谷君に翔太。善朗や村田兄やんも先発起用され、守備陣は主力、攻撃陣は若手という先発メンバー。一方のG大阪は今野に宇佐美に遠藤にパトリックとガッチガチの主力をスタメンで投入。まさしく「ヤングエスパルス」で、目下リーグ戦2位、そしてナビ杯覇者のG大阪に挑みました。
 
 試合はいきなり動き出します、試合開始間もない9分に宇佐美のミドルシュートを櫛引が痛恨のキャッチミスで失点。その5分後にもG大阪のCKからパトリックに決められてしまい失点。エスパルスは試合開始15分で2点を追わざるを得ない厳しい試合展開を余儀なくされてしまいます。
 しかし!ヤングエスパルスは決して下を向くことはありませんでした。G大阪の2点目が決まった6分後、バイタルエリア翔太のパスを受けた加賀美が反転し、左足を振りぬいてシュート!ボールは相手DFに当たってコースが変わりG大阪ゴールに吸い込まれてゴール!加賀美君のプロ初公式戦での初ゴールでG大阪に1点差に詰め寄ります!
 しかもその4分後、今度は村田兄やんが右サイド深くえぐってゴール前にクロス!これに善朗があわせてシューート!!ボールはG大阪ゴールに突き刺さりゴーール!!エスパルスが5分間で2ゴールを決めてG大阪に追いつきました!
 しかし37分、G大阪のクロスボールにゴール前での守備陣の連携が乱れてしまい、そこをパトリックに突かれてしまい失点。再び1点のビハインドを追う形で前半が終了します。
 
 後半立ち上がりはヤングエスパルスの機動力でボールポゼッションを高めてG大阪に追いつこうと猛攻を仕掛けます。しかし要所要所でミスが出てしまうエスパルスが、徐々にG大阪のカウンターに押し込まれ始めてしまいます。
 すると72分にヤコのミスから最後はG大阪の宇佐美に決められてしまい失点。エスパルスは更にG大阪に引き離されてしまいます。
 ここで下を向かないように、G大阪に一矢報いたい克己監督は72分、翔太に代えて元紀を、76分には加賀美君に代えて駿を投入。主力の元紀の決定力と、7ヶ月ぶりにピッチに帰ってきた長身FWの攻撃力で追加点を狙います。
 しかし徐々にヤングエスパルスの対応に慣れてきたG大阪が効率よくカウンターを仕掛け、エスパルス守備陣は自陣で守備に忙殺されてしまう時間が長くなり始めてしまいます。そして試合終了間際の85分にリンスに仕上げのシュートを決められてしまい万事休す。87分に弦太に代えて投入された長身の廣井も攻撃には奏功しないまま試合終了。エスパルスはG大阪2-5の惨敗。今季の天皇杯の戦いは終了してしまいました。


 克己監督は思い切って若手をスタメン起用してきた。それは決して「残留が最優先だから天皇杯は二の次。だから若手に経験つませりゃいいか」ではなく「リーグ戦で心身ともに疲労困憊の主力を無理して起用するよりも、出場チャンスが欲しくて欲しくてウズウズしている若手の思い切ったプレーのほうが勝てる可能性が高い」と、克己監督は判断したのでしょう(個人の妄想です)。
 結果は2-5の惨敗だけど、加賀美君の公式戦初出場プロ初ゴールに水谷君のボランチの上手さと安定感、駿の7ヶ月ぶりの復帰に村田兄やんのフル出場。ヤングエスパルスの躍動で、あのガンバから2ゴール奪うことができた。これは何者にも代えられない貴重な収穫だったのではないかと思います。
 
 「エスパルスの明日のその先」を感じることができて、表現は多少おかしいかもしれませんが、観ていてワクワクできた試合でした。
 そして、これだけ若手が奮起してくれると、主力の先輩諸兄は「ウカウカしているとスタメンの座を奪われてしまうかも...((((;゚Д゚))))」と思ったはず(あくまで個人の妄想です)。週末に控えたリーグ戦vs柏戦で、主力は大いに奮起して欲しいです。


 エスパルスはG大阪に惨敗。これで今年のエスパルスにとっての天皇杯の戦いは終了となってしまいました。しかし!これで改めてリーグ戦に集中できるということです!ヤングエスパルスはこの試合で十分にその可能性の輝きを見せてくれました。若手の奮起をバネに、全力で過酷な残留争いを乗り越えてほしいです!

 次の試合はリーグ戦第33節vs柏戦。柏は目下リーグ戦でACL出場権を賭けた上位争いをしています。しかもつぎの試合はアウェイ@日立柏での試合。柏は日立柏では無類の強さを誇るチーム。しかも次節はヤコが名古屋戦での退場処分のために出場停止。守備陣に一抹の不安が残ります。
 しかし!思い出してほしい!今季同様に残留争いの渦中で苦しんでいた2005年のリーグ戦第31節vs柏戦@日立柏の事を!試合開始1分で柏に先制されるも76分にPKで追いついて、そのまま引き分けで終わるかと思われた試合終了間際にテウクのゴールで勝利!残留を一気に手繰り寄せた時のことを!しかも!今季は柏に第17節でホームで3-0で勝利している事を!
 柏は決して撃破できない相手ではありません!必要以上に相手をリスペクトすることは不要なのです!
 泣いても笑ってもリーグ戦はあと2試合。どうせやるなら、出来ることを全部やって出し切って、全部勝って最後に笑って終わりましょう!

 オレンジ戦士はヤングエスパルスの奮起を無駄にしないよう、主力は心身の共に闘志を滾らせて欲しいです。そして主力組はしっかりとフィジカルケアを行い、全ての準備を抜かりなく行ってほしいです。そのうえでアウェイ@日立柏で2005年のあの時のように勝利を掴み、残留争いを乗り越えて欲しいです!




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投稿者: tao 日時: 2014年11月27日 23:14

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