メインエスパルス観戦記2014年やっていたのではなく「やらされていた」自分達のサッカー

2014年10月31日

やっていたのではなく「やらされていた」自分達のサッカー

2014 J.LEAGUE Division1 30th sec.
清水 1-3 広島

 22日に行われたリーグ戦第29節vs新潟戦では、平日のナイトゲーム、しかも冷たい雨が降りしきる中、約8500人ものエスパサポの皆さんが我等が聖地・日本平に集結!エスパルスを熱くサポート!それに応えるかのごとくオレンジ戦士は試合開始直後から新潟にハイプレスをかけてボールを奪い石毛が先制ゴール!一度は追いつかれてしまったものの、試合終了間際に村田の突破からノヴァが決勝ゴールを決めて、連敗中の新潟に勝利したエスパルス。26日にはリーグ戦第30節vs広島戦に臨みました。
 
 水曜日に試合があったエスパルスにとって、この試合は中3日での開催と、厳しい試合日程を強いられています。しかしそれは対戦相手の広島も同じこと。そしてこの試合は行われるのは我等が聖地・日本平。水曜日新潟戦の時のように日本平のエスパサポの皆さんが、オレンジ戦士の背中を力強く押してくれるはずです!強敵の広島をホームで撃破して、残留争いから一歩前に抜け出たいところ。そんなエスパルスをサポートするべく、この試合にも多くのエスパサポさんが我等が聖地・日本平へ駆けつけてくれました。現地でサポートされた皆さん、本当にお疲れ様でした。
 
 広島は攻守に渡り選手のポジションを流動的に入れ替えてくるチーム。特に攻撃に関しては非常に強力な日本代表クラスの選手を多数擁するチームだけに、一瞬の油断が致命的な事態を招きかねません。しかしその広島も主力選手を怪我や出場停止で欠いています。オレンジ戦士一人一人が試合終了までしっかり戦い抜くことができれば、倒せない相手ではありません。勝利への意識を最後まで燃やし尽くして戦うことができるか!オレンジ戦士の勝利への想いが試される試合がキックオフ!

 この試合で克己監督は息吹をスタメンで起用。本拓とのダブルボランチで中盤のバイタルエリアでの守備を高めて、広島の攻撃の起点を潰すことを狙いました。息吹はリーグ戦で初スタメンとなります。
 試合開始直後からオレンジ戦士は運動量と最終ラインを上げて、広島に高い位置からプレスをかけてボールを奪い、攻守の切り替えを早くして広島ゴールを狙います。エスパルスは何度かシュートチャンスを作るものの、広島の必死の守備に阻まれてしまい、ゴールを決めることができません。
 すると、試合開始直後は浮き足立っていた広島守備陣が、次第に落ち着きを取り戻し始めてしまい、エスパルスは広島の強固な守備ブロックを前に横パスを回すだけで攻め倦んでしまう場面が目立ち始めてしまいます。そうなると試合は広島のペースに。28分と38分には広島のカウンターを喰らってしまい失点。エスパルスはあっさりと2点のビハインドを追う展開を強いられてしまい前半が終了します。
 
 後半に入ってもボールを持っているのはエスパルスですが、試合のペースを握っているのは広島。エスパルスは2点のリードになり自陣に引いて守りを固める広島に対して効果的な攻撃が展開できません。
 まずは1点返して反転攻勢に出たい克己監督は、53分に本拓に代えて俊幸を、64分には六平に代えて戦列復帰を果たした竹内を投入。より攻撃的な布陣で広島ゴールを狙います。しかし65分に守備のミスから広島のカウンターを喰らい、最後は佐藤寿人に決められてしまい失点。エスパルスは更に点差を3点に広げられてしまいます。
 ここで怖気づく訳には行かない克己監督は73分、石毛に代えて村田を投入。サイドに速さと突破力を加えて守りを固める広島を突き崩しにかかります。
 すると試合終了間際の80分、ペナルティエリア左手前で俊幸が左足を一閃!一撃必殺のミドルシュート!ボールは広島ゴールに突き刺さりゴール!エスパルスが反撃の1点を決めます!しかしエスパルスの反撃もここまでで試合終了。エスパルスが広島に敗戦してしまいました。


 中盤でハイプレスをかけてボールを奪い、をコンパクトにして攻守の切り替えを早くしゴールに迫る。新潟戦で勝利を引き寄せた戦術は、試合巧者の広島には通用しませんでした。
 広島は試合開始直後こそエスパルスのハイプレスにてこずり、エスパルス攻撃陣は広島ゴールに迫ることができた時間もありました。しかし試合時間が経過するごとに広島守備陣は冷静さを取り戻してしまい、ピッチ上で自分達の戦術を修正する。その結果エスパルスは横パスやバックパスは通るものの前へのパスは広島守備陣にスペースを消されてしまい出せない。出してもあっさりパスカットされてしまい、そこからエスパルスは広島のカウンターを喰らってピンチを招いてしまう。エスパルスは自分達のサッカーをやっていたのではなく「やらされていた」といっても過言ではないでしょう。そこが広島とエスパルスの決定的な「実力の差」なのでしょう。
 その差を埋めることはそう容易いことではありません。しかし広島も一朝一夕にその実力が備わったわけではありません。一歩ずつ着実に技術と経験を積み上げてこその実力。今はその差を前に感じた悔しさを決して忘れずに、また前を向いて積み上げていくしかないのです。まだ何も終わっちゃいないのですから。


 エスパルスは広島に惨敗。勝ち点を積み上げることはできませんでした。その結果順位も再び降格圏の16位に転落してしまいました。しかし他チームの試合の結果、13位の甲府からから17位のC大阪まで、勝ち点3の間に5チームがひしめく大混戦に。そして勝ち点差が開いていないということは、得失点差やゴール数も順位に大きく影響してきます。この試合で俊幸が22試合ぶりにミドルシュートを決めました。このゴールが後々大きな結果に繋がることだってあるのです。まだ何も終わっちゃいないのです!
 
 次の試合はリーグ戦第31節vs川崎戦。川崎には今季リーグ戦第15節@アイスタで対戦し敗戦しています。そして川崎には大久保をはじめとした日本代表クラスの選手が在籍し、非常に強力な攻撃陣がエスパルスにとって脅威になるでしょう。しかし現在、残留争いの厳しい戦いを強いられているエスパルスは、次節のアウェイ川崎戦でホームでの屈辱を晴らす勝利を決めて、混戦模様の残留争いから一歩抜け出なければなりません。
 
 オレンジ戦士は広島戦での敗戦をしっかりと分析し、引いて守りを固める相手をいかに突き崩してゴールを決めるかという課題を克服するきっかけを掴んで欲しいです。そして広島戦での俊幸のゴールをいい材料と捕らえて、次節川崎戦では守備面でのミスが出ないように連携や連動を十分に確認して、アウェイで勝ち点3を勝ち取るために全力で準備をしてほしいです。




 にほんブログ村 サッカーブログ 清水エスパルスへ
 にほんブログ村 エスパルス
 『にほんブログ村』に参加しています。エスパルス関連のブログがたくさんあります。
 ポチッていただけると管理人は小躍りして喜ぶと思います。

投稿者: tao 日時: 2014年10月31日 23:59

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://tao.tbo.jp/mt-tb.cgi/1912

コメントしてください