メインエスパルス観戦記2014年自ら手放した決勝トーナメント進出...

2014年6月 7日

自ら手放した決勝トーナメント進出...

2014 J.LEAGUE YAMAZAKI NABISCO CUP
予選リーグ第7節
鹿島 3-0 清水

 5月28日に行われたナビ杯予選リーグ第6節vs鳥栖戦では、球際でも攻守の切り替えでも攻撃のスピード感でも、全てにおいて鳥栖の後塵を拝し、鳥栖に得点差以上の完敗を喫してしまったエスパルス。6月1日にはナビ杯予選リーグ第7節vs鹿島戦に臨みました。
 
 鳥栖に敗戦してしまったことでナビ杯予選通過に黄色信号が点灯してしまったエスパルス。この試合で負けるようなことがあれば、予選通過はできないといっても過言ではありません。完全に背水の陣を強いられることになってしまったオレンジ戦士達。しかし!ここで下を向くわけにはいきません!そんなエスパルスをサポートするべく、多くのエスパサポさんがアウェイ@カシスタへ駆けつけてくれました。現地でサポートされた皆さん、本当にお疲れ様でした。
 
 鳥栖戦から中3日で迎えるアウェイでの連戦。厳しい試合日程とアウェイでの連戦は、選手のメンタルやフィジカルに影響を与えるかもしれません。しかしこの難局を乗り切って2点差以上で鹿島に勝利する事ができれば、ナビ杯への道を切り開くことができます。チーム全員でこの試練を乗り切って、決勝トーナメントへの扉を自ら開くことができるか!エスパルスの誇りをかけた一戦が火蓋を切りました!

 
 この試合にはノヴァが累積警告で出場停止。攻撃の柱を欠くゴトビ監督は石毛をワントップにおいて前線を構成。そしてGK相沢を17試合ぶりに先発起用。大胆なフォーメーション変更を行い、鹿島戦に臨みました。
 試合立ち上がりから石毛がスピードを活かし前線からボールを追い回し、攻撃の基点を作っていました。しかし連携や連動がうまくいかず、攻撃は単調なものになってしまいます。また前線の高い位置からのプレスも思うようにかからず、鹿島の攻撃の基点を潰すことができません。16分には鹿島のファーストシュートが決まってしまい失点。10分後の26分にもエスパルスは鹿島にゴールを許してしまい、エスパルスは試合序盤から2点を追いかける厳しい展開を余儀なくされてしまいます。
 それでもこの試合に絶対に勝ちたいエスパルスは、リードを奪って守りを固める鹿島に対し、石毛の運動量を活かし、鹿島ゴールを狙い続けます。すると44分、吉田のシュートのこぼれ球を拾った元紀がペナルティエリア手前からシュート!これが鹿島DFのハンドを誘いPKゲット!キッカーは元紀!元紀はペナルティアークの中から助走し豪快にシュート!しかしボールは無常にもクロスバーの上へ...。元紀がPKをはずして前半が終了。2点を追いかける苦しい状況で試合を折り返します。
 
 後半に入ると決勝トーナメント進出のために攻撃のギアをあげてきた鹿島に対して、エスパルスは自陣で防戦に忙殺されてしまう時間が続いてしまいます。
 後半開始早々の62分、ゴトビ監督は石毛に代えて村田を投入。早い時間帯で速さのある村田を投入することで前線の攻撃陣の活性化を狙います。その6分後の68分には涼に代えて金子を投入。中盤の枚数を1枚減らし、前がかり気味に鹿島ゴールを狙います。
 しかし村田は鹿島守備陣に警戒されてしまいパスが回らず、村田がパスを受けても鹿島DFが体を寄せてボールを奪い取ってしまい、思うようにサイド攻撃を展開することが出来ません。また金子も周りの選手との連携がかみ合わず孤立してしまう場面が目立ってしまい、鹿島に有効な一撃を加える事が出来ません。
 まだ2点ビハインド。まだ逆転の可能性がある!そう考えていたであろうゴトビ監督は試合終了間際の85分、俊幸に代えて廣井を前線に投入。廣井の高さを活かした決死のパワープレーに打って出ます。しかしそれも奏功せず、逆にアディショナルタイムに鹿島の3点目を許してしまい万事休す。エスパルスは鹿島に敗戦。2年連続でナビ杯決勝トーナメント進出を逃してしまいました。


 私の記憶が確かならば、確かエスパルスは1週間前までは、ナビ杯決勝トーナメント進出をほぼ手中に収めていたはず。しかし1週間で3連敗を喫してしまい、終わってみればナビ杯予選リーグA組7チーム中5位となり、2年連続で予選リーグ敗退となってしまったエスパルス。1週間で3試合を消化しなければならない厳しい日程でしたが、それは対戦相手も同じこと。強いて言えば3試合のうちアウェイゲームが2試合、しかもどちらも遠方だったという事が、選手のコンディション調整を難しくしてしまったかもしれません。
 しかしこの1週間での試合の趨勢を決めてしまった要因は、神戸戦での敗戦が一番大きな要因だったのではないでしょうか。この試合でゴトビ監督は主力選手のノヴァを温存して先発から外しました。そして前半に神戸に先制点を許してしまい、後半から慌ててノヴァを投入して反撃に転じるも時すでに遅し...。鹿島戦終了後に「過密日程の中では先制点がすべて」と語ったのはゴトビ監督。それが解っていながら神戸戦でノヴァを温存したのは、そこにゴトビ監督らしからぬ一縷の「油断」があったからではないでしょうか。


 エスパルスは鹿島に敗戦。2014ヤマザキナビスコカップは予選敗退となってしまいました。2年連続のナビ杯予選リーグ敗退は、決して軽んじられるような結果ではありません。降格圏内の16位のG大阪との勝ち点差はわずかに3。少しでも気を抜けば、あっという間に残留争いの渦中に陥ってしまうのです。エスパルスの現状は、想像以上に深刻な状態と考えるのが自然なのかもしれません。
 しかし、だからといって下を向いている時間はありません。ゴトビ監督をはじめとしたエスパルス首脳陣はそのことを認識しているはずです。 
 JリーグはW杯開催に伴い、約1か月の中断期間に入ります。この中断期間はエスパルスにとっては「渡りに船」と言えるかもしれません。
 非常に厳しい現状を打破するためには時間が必要です。エスパルス首脳陣は今季ここまでの試合、特に敗戦の試合内容をしっかり分析して反省点や修正点をあぶり出し、再開後のリーグ戦で同じ轍を踏まないようにしてほしいです。
 そしてオレンジ戦士は、まずナビ杯予選やリーグ戦で疲れ切ってしまった身体と心を、2週間のオフ期間でリセットしてほしいです。そして予定されている御殿場キャンプで今季ここまでの修正点を洗いざらいぶちまけて、そして徹底して修正し、7月19日から再開するリーグ戦での巻き返しのための準備を入念に行ってほしいです。




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投稿者: tao 日時: 2014年6月 7日 12:18

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