メインエスパルス観戦記2014年もう二度とこんな試合は見たくない。アウェイでもホームでも。

2014年3月28日

もう二度とこんな試合は見たくない。アウェイでもホームでも。

2014 J.LEAGUE Division1 4th sec.
浦和 1-1 清水

 19日に行われたナビ杯予選リーグ第1節vs仙台戦では、善朗や六平といった若手の積極的起用とフォーメーションの変更が奏功し攻守にわたり仙台を圧倒!今季最多の4ゴールでナビ杯予選リーグ初戦を勝利で切り出したエスパルス。24日にはリーグ戦第4節vs浦和戦に臨みました。
 
 この試合は鳥栖戦において浦和のサポーターが人種差別的な横断幕を掲げた問題で、Jリーグが史上初となる「無観客試合」という厳しい制裁を課した試合。スタジアムはおろか、埼スタ周辺の公園内にもサポーターは一切の入場が禁止に。エスパルスサポーターも例外ではなく、スタジアムとその周辺は風の音しか聞こえないのではないかと思うくらい静まり返っていました。
 観客がいないスタンド、静まり返ったスタジアムに響き渡る選手と監督の声。そしてボールの音。スカパーの中継を観ていて、無人のスタジアムの光景を見て涙が出そうになりました。こんなことはもう二度と経験したくない。当事者であろうと、そうでなかろうと...。そんな思いで胸がいっぱいになりました。
 
 臨まれない形で注目を集めることになってしまったこの試合。だからこそ、この試合は是が非でも何が何でも清濁併せ呑んでも勝たなければいけない試合!これまで経験してきたなかで最も過酷な条件、経験したことのない「無観客」という異様な環境の中で、普段以上のパフォーマンスを出すことが出来るか!エスパルスの本当の力を発揮しなければならない試合が火蓋を切りました!

 
 システムを従来の形に戻し、ノヴァと駿のツインタワーで臨んだこの試合。立ち上がりからエスパルスは浦和ゴールに攻めかかります!中盤で今季初のスタメン出場した六平も積極的に攻撃に参加し、浦和ディフェンスを引き付ける動きでスペースを作り、そこを駿・ノヴァのツインタワーや元紀が切り込んでチャンスを作る。浦和守備陣を自陣に押し込む猛攻撃を見せます。
 すると19分、元紀のクロスに六平が反応してシュート!これはミスになりましたが、こぼれたボールを駿が押し込んでシュート!ボールはゴールに吸い込まれてゴール!エスパルスが前半のうちに先制ゴールを決めました!
 その後もエスパルスは、河井チャソや吉田が前線のチャンスメイクに絡み、ノヴァや駿を活かした高低差のある攻撃を展開して浦和ゴールをこじ開けようとします。しかし決定的な場面で決めきれず、追加点が決められないまま前半が終了。エスパルスが1点リードで試合を折り返します。
 
 後半は1点を追う立場になった浦和が守備陣まで攻撃参加し人数をかけてエスパルスを押し込み始めます。エスパルスはこれを防ぐので防戦一方に。前がかりになった浦和守備陣の裏を突こうと試みますが、なかなか決定的な場面を作り出すことが出来ません。
 追加点を決めて試合を有利に進めたいゴトビ監督は、65分に涼に代えて浩太を、70分には石毛に代えて本拓を投入。攻守のバランスを考えつつ、中盤の攻守の切り替えを早くして、浦和守備ラインの裏を突く攻撃を狙います。しかしその交代も奏功せず、76分に原口に決められてしまい、エスパルスは浦和に同点に追いつかれてしまいます。
 後半の後半に同点に追いつかれてしまったエスパルス。なおも人数をかけてサイドからエスパルスゴールを脅かす浦和に対し、エスパルスは守備に忙殺されてしまいます。
 事態を打開したいゴトビ監督は86分、駿に代えて俊幸を投入。試合終了間際に速さのある選手を投入し、浦和守備陣を突き崩しにかかります。しかし浦和に押し込まれてしまっているエスパルスは自分たちのチャンスを思うように作り活かす事が出来ず、追加点を決められないまま試合終了。エスパルスは浦和に引き分けました。


 前半の自分たちが試合の主導権を握っている時間に、追加点を決め切る事が出来なかった。しかも1点リードした後は、浦和の攻撃に対して受け身になってしまった。この試合の問題点を上げるとすれば、そこに集約されるのではないでしょうか。
 前半に何度もあった決定機、これを決めきる事が出来なければ、強豪クラブを倒してリーグ戦で上位に進出することなど到底不可能でしょう。ましてやゴールを決めてから受け身になってしまうのは言語道断。それでは勝てる試合も勝てないでしょう。
 しかし、問題点は既に明白です。自分たちの気持ちを、そして集中を高めて、最後まで試合を闘い抜く。それを実践する技術と精神。これを日々の練習の中でしっかりと鍛錬して、次の試合では最後まで戦い抜いて、そして勝利してほしいです。


 エスパルスは浦和に引き分け。アウェイで勝つ点1を積み上げました。結果からすれば、アウェイで引き分けはまずまずの結果かもしれません。しかし、この試合Jリーグ始まって以来初となる無観客試合。だからこそ、是が非でも何が何でも清濁併せ呑んでも勝たなければいけない試合でした。しかし勝てませんでした。
 「もし、サポーターが観客席にいられれば、試合結果は違ったものになっていたのかもしれない」そんな事も脳裏をかすめました。しかしこんな環境でも自分たちの力を、そして仲間を信じて戦えるだけの力を持ち合わせていなかったのも事実だと思います。

 そして、オイラはもう二度とこんな悲しい試合を見たくはありません。ピッチで戦う選手を叱咤も激励も鼓舞も出来ない、こんな悲しい試合は見たくなです。自分も含めて、Jリーグに関わるすべての人々は、この歓声のないスタジアムの風景を、それを目の当たりにしたときの気持ちを、心に刻んで忘れないでほしいです。

 次の試合はリーグ戦第5節vsFC東京戦。FC東京は目下リーグ戦では勝利がありません。アウェイだろうがなんだろうが、FC東京が我武者羅に勝利を目指して挑んでくることは想像に難くありません。チーム全体でパワープレーを仕掛けてくる相手にどう対応して勝利を掴むか。今日のような試合と同じ轍を踏むわけにはいきません。しかし!次の試合は我等が聖地・日本平での試合です!富士山のように大きく力強いオレンジサポーターのサポートで、オレンジ戦士を叱咤激励し鼓舞すれば、必ず勝利を手にすることができるはずです!
 オレンジ戦士は今日の試合を振り返り、決定機を逃さずゴールに繋げることができるよう、攻撃陣のゴール前での連携や連動をしっかり選手間で確認してほしいです。そして日本平で勝利を決められるよう、しっかりと試合に臨む闘士を高めてほしいです!




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投稿者: tao 日時: 2014年3月28日 23:36

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