メインエスパルス観戦記2013年攻撃だけじゃなく守備でも相手が一枚上手でした...

2013年11月15日

攻撃だけじゃなく守備でも相手が一枚上手でした...

2013 J.LEAGUE Division1 31th sec.
川崎 2-0 清水

 10月27日に行われた"静岡ダービー"vsジュビロ戦では、両者一歩の譲らない、これぞ「静岡ダービー」ともいえるような激しい鍔迫り合いを演じつつも、前半からスクランブル出場した村田の突破からPKを獲得し、元紀がこれを冷静にゴールに突き刺してジュビロを撃破!30回目の静岡ダービーを勝利で飾ったエスパルスは10日、リーグ戦第31節vs川崎戦に臨みました。
 
 静岡ダービーで白熱した試合を繰り広げて見事勝利したオレンジ戦士。その勢いをこの川崎戦につなげて勝利を掴みたいところ。しかしこの試合はアウェイでの試合、しかもこの時期とすれば寒さが厳しくなりつつあるナイトゲーム。選手のコンディションも心配です。そんなエスパルスをサポートするべく、多くのエスパサポさんが、日曜日のナイトゲームのアウェイ@等々力陸に駆けつけてくれました。現地でサポートされた皆さん、本当にお疲れ様でした。
 
 以前からエスパルスには「いい試合をして勝利した直後の試合に勝てない」というアノマリーが存在します。また川崎とは2010年8月29日のリーグ戦第21節以来、リーグ戦で4試合勝利がありません。しかも等々力陸では2005年5月14日のリーグ戦第12節以来、実に8年間勝利がありません。苦手な等々力陸で川崎を撃破して等々力で宿願の勝利の凱歌を轟かせることが出来るか!エスパルスの大いなる挑戦がキックオフ!

 
 試合立ち上がりから、リーグ戦2位の得点力を誇る川崎に攻め込まれてしまい、防戦に忙殺されてしまう時間が続いてしまったエスパルス。自陣に押し込まれてしまう時間が長くなってしまい、なかなか攻撃のリズムを掴むことが出来ません。しかも自陣でボールを奪って攻勢に転じるも、川崎の中盤での強くて早い寄せにボールを奪われてしまい、そこから川崎に押し込まれてしまい、再び自陣に押し戻されてしまう。エスパルスにとって厳しいし試合展開が続いてしまいます。
 苦戦を強いられているエスパルスにさらにアクシデントが襲い掛かります。33分に元紀がペナルティエリア右からドリブル突破をはかろうとしたところ相手DFにひっかかってしまい負傷。交代を余儀なくされてしまいます。緊急事態にゴトビ監督は急遽村田をピッチに送り出します。
 攻撃の要となる元紀が前半に退いてしまったために、エスパルスの攻撃チャンスはますます少なくなってしまい、川崎の猛攻撃を凌ぐのがやっとの状況に。それでもGK櫛引のナイスセービングもあり、エスパルス守備陣は身体を張ってゴールを守り、無失点で前半が終了。スコアレスで試合を折り返します。
 
 後半になっても前半同様に守勢に回らざるを得ない厳しい戦況が続くエスパルス。川崎の素早い攻撃展開を前にして、エスパルスはゴール前で必死に川崎の攻撃を弾き返し続けます。しかし64分、ここまで集中して守備をしてきたエスパルス守備陣が遂に突き崩されてしまい、大久保に頭で決められてしまい失点。エスパルスは遂に川崎に先制を許してしまいます。
 なおも押し込まれ続けるオレンジ戦士達。しかしこれ以上失点を重ね無いためにも、選手全員で集中を途切れさせることなく自陣ゴール前を固め、反攻に転じる一瞬の好機を待ち続けます。
 試合も終盤に差し掛かり、疲れが見え始めてきたオレンジ戦士に対しゴトビ監督は84分、本拓に代えて竹内を投入。攻守のバランスを取りつつ、中盤の底からチャンスメイクに賭けます。しかし逆にその4分後の88分、レナトの突破をペナルティエリア内でファウルで止めてしまったために痛恨のPKを献上。これを大久保に決められてしまい失点。その後エスパルスは捨て身の攻撃を展開するも万事休す。そのまま試合が終了。エスパルスは川崎に敗北してしまいました。


 攻撃面では大きな威力を誇るという印象が強かった川崎、しかしこの試合は攻撃力というよりも川崎の守備意識の高さに驚かされた試合でした。
 川崎の選手の90分間途切れることが無い中盤からの強くて速い寄せが凄かった。この辺は川崎の風間監督の狙った通りの試合展開だったのではないでしょうか。そして風間監督の意図にしっかり答えてそれを実践した川崎の選手も特筆すべきところ。攻守において完敗でした。
 そして、こんなことはあまり言いたくないし、負け惜しみはもっとしたくないけど、あえて言わせてもらえれば、返す返すも元紀の負傷交代が痛かった。確かにオレンジ戦士の動きは精彩を欠いていた。それにもまして、決定的なチャンスを作りそれをゴールにつなげる事ができる元紀が、前半の早い段階で負傷、交代を余儀なくされてしまったのは痛かった。そして交代出場したのが、後半の中盤で切り札として交代出場したであろう村田だったことも残念な一因。今のエスパルスにとって後半の切り札が村田だけというのどうだろう...。
 一方でSBで出場した豊は良かった。守備もさることながらしっかりオーバーラップして攻撃にも絡んでいた。これは今後につなげていってほしい。櫛引や平岡もよく守れていた。それだけに残念な形でPKを献上してしまったのが痛かった。そこから先は相手言わないで置くけど...。
 元紀が怪我で離脱せざるを得ない状況は今後も続く。ここからはチームの総力を振り絞って、この難局を乗り切っていってほしいです。


 エスパルスは川崎に完敗。今季は川崎に勝利することが出来ませんでした。等々力で8年ぶりの勝利を目指して戦ったオレンジ戦士でしたが、その野望も実現させることが出来ませんでした。
 相性ということではなく、攻撃だけでなく守備でもエスパルスの一枚上を行っていた川崎。エスパルスにとって不運な出来事もあったとはいえ、この難敵を苦とも思わずに撃破できるようになれなければ、リーグ戦で上位を伺うことは至難の技と言えそうです。

 次の試合は天皇杯4回戦vs仙台戦。天皇杯は一発勝負のトーナメント戦。小さなミスや迷いが致命的な結果につながりかねません。そして元紀は次の天皇杯でも欠場が濃厚。エスパルスの真のチーム力が問われる試合になりそうです。
 オレンジ戦士はチームのエースが不在の中、どうやって攻撃の形を作り上げて仙台を撃破するのかを十分に考え、そして元紀の不在を感じさせないくらいのチーム力を発揮して、元日の天皇賜杯を目指して奮起してほしいです。




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投稿者: tao 日時: 2013年11月15日 23:25

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