メインエスパルス観戦記2013年経験の差が試合結果に現れてしまいました...【J特】

2013年10月 9日

経験の差が試合結果に現れてしまいました...【J特】

2013 J.LEAGUE Division1 28th sec.
広島 3-1 清水


 9月28日に行われたリーグ戦第27節vs甲府戦では、試合開始30秒という脅威的な速さで失点を喫してしまい、その後も甲府の堅い守りとカウンターに手を焼き、今季の敗戦んパターンにはまってしまうかとの危惧もありましたが、前半のうちに元紀が同点に持ち込み、後半も前線の選手の好連携から元紀が逆転ゴールを決めて甲府を撃破!ホーム&アウェイで今季の富士山ダービーで連勝を決めたエスパルスは10月5日、リーグ戦第28節vs広島戦に臨みました。
 
 甲府との富士山ダービーで逆転勝利を決めたオレンジ戦士たち、鹿島、名古屋に続いてここ最近のエスパルスは逆転勝利が多くなってきています。それだけ勝負強さが備わってきたのかもしれません。しかし、この試合の対戦相手は昨季優勝している広島。そしてエスパルスは3月30日のリーグ戦第3節@ホームで0-4と屈辱的な敗戦を喫しています。しかし!オレンジ戦士は当時とは比べ物にならないくらい成長しているはず!アウェイでホームの屈辱を晴らすしかありません!そんなエスパルスをサポートするべく、多くのエスパサポさんが、我等が聖地・日本平に駆けつけてくれました。現地でサポートされた皆さん、本当にお疲れ様でした。

 広島は佐藤寿人をはじめとした日本代表クラスの破壊力がある選手が多く在籍しているチーム。昨季のJリーグチャンピオンチームを撃破するのは容易いことではありません。しかし!ホームで受けた屈辱を晴らさなければ、エスパルスに新たなステージは見えてこないでしょう!一人一人のオレンジ戦士が全力を出し切り、ホームで受けた屈辱をアウェイで晴らす勝利をその手に収めることが出来るか!エスパルスの誇りを賭けた一戦がキックオフ!

 
 試合立ち上がり、エスパルスは広島の圧倒的な攻撃にさらされます。試合を支配した広島が容赦なくエスパルスゴールを脅かし、エスパルスは守備に忙殺されてしまう時間が続きます。しかし、エスパルス守備陣も中盤をコンパクトにして広島にスペースを与えず、またボールホルダーにはエスパルス守備陣が複数人数をかけて広島の攻撃の起点を潰し、そしてゴール前では身体を張った守備で広島の攻撃を跳ね返し、失点の危機を回避し続けます。
 結局前半では両者ともゴールは生まれず、スコアレスで前半を折り返します。
 
 後半にこの膠着した局面を打開したいと考えたであろうゴトビ監督は、56分と後半立ち上がりの時間帯で本拓に代えて村田を投入。速さと突破力に長けた村田を投入し、反転攻勢のきっかけを掴みにいきます。すると村田の突破に対応するために広島の守備が引っ張られてスペースが出来始め、エスパルス攻撃陣がチャンスを掴む瞬間が増え始めます。
 すると71分、俊幸のクロスに反応した元紀がペナルティリア内で広島DFに倒されてPKをゲット!これを元紀自ら冷静に決めてゴール!エスパルスが後半開始早々に先制ゴールを決めました!
 先制点を決めた勢いそのままに、広島に猛攻撃を仕掛けるであろうと思われたエスパルス。しかし、ここでオレンジ戦士にある「迷い」が生じてきてしまいます。
 「追加点を取りにいくのか、それもとひいて守りを固めるのか」
 それに対して、ホームでリードを許した広島は攻撃的な選手を投入して一層攻撃の手を強め、エスパルスのゴールに襲い掛かります。選手の意思統一が完全では無かったエスパルスは、それまでコンパクトに守れていた中盤が間延びし始めてしまい、しかも中盤の攻守の要の本拓を交代で下げてしまったため、広島はエスパルス陣内の開いたスペースを突いて攻勢を強め、エスパルスはただただ防戦一方になるばかり。先制ゴールを決めた5分後の76分には広島に同点ゴールを決められてしまい、その3分後の79分には広島の逆転ゴールを許してしまい、その9分後の88分には試合を決定付ける追加点を広島に献上。エスパルスは広島攻撃陣に対して成すすべなく失点を重ねてしまいました。
 ゴトビ監督は試合終了間際の90分に俊幸に代えて竹内を、平岡に代えて翔を投入するも時既に遅く...。広島ゴールを割ること無いまま試合終了。エスパルスは広島に逆転負けを喫してしまいました。


 エスパルスと広島の経験の差が試合結果に大きく影響してしまったと言えそうです。
 前半は広島に試合の主導権を握られつつも、中盤をコンパクトにして守備のブロックを構築。集中もしっかり高めて切らすことなくゴール前での守備を行うことができた。この部部に関して言えば、今季リーグ戦第3節vs広島戦と比較しても、大きく成長できた部分ではないでしょうか。
 しかし、エスパルスが先制ゴールとなったPKを決めた後、更に攻撃するのか、ひいて守るのか、意思統一が完全ではなかったオレンジ戦士は、それまでの守備の集中が途切れてしまい、最終ラインと前線が間延びしてしまって、中盤にスペースが出来てしまった。一方の広島は、もうゴールを決めるしか勝利への道は無くなり、その結果チーム全体のベクトルが一致。浮き足立つオレンジ戦士を手玉にとって攻撃を展開。ものの20分で3ゴールを決めた。いかなる局面であっても、経験に裏付けられた最善の選択が出来るか否か。その差が試合結果に大きく影を落としたといえると思います。
 経験の差はそう簡単には埋めることが出来ません。試合をし続けて勝ち続けること。そこで醸成される「経験」を得るためには、如何に試合において最善の「選択」が出来るかにかかってくると思います。若きオレンジ戦士達には、この敗戦から学んだ「経験の差」を決して忘れないよう、そしていつの日にかこの差を埋められるよう、日々の練習や試合で全力で戦って欲しいです。


 エスパルスは広島に敗戦。リーグ戦第3節@ホームでの敗戦のリベンジを果たすことは出来ませんでした。若いから出来ることがあるように、若いから出来ないこともあるのです。若きオレンジ戦士はそれを身をもって思い知ったことでしょう。若いから出来ない事は、練習や試合を通じて出来るようにする。そして若いから出来ることをフルに活かして勝利を掴む。今季は広島に1回も勝てませんでしたが、この敗戦で味わった苦杯を忘れることなく、これからの試合に、そして来季のリベンジ達成のために活かして欲しいです。
 
 ここでリーグ戦は2週間プチ中断。しかしその期間にも試合はあります!次の試合は第93回天皇杯全日本サッカー選手権大会3回戦vs金沢戦。金沢は2回戦で横浜FCを撃破したJFLのチーム。一発勝負の天皇杯トーナメントは、油断すれば致命的な結果を招いてしまうことは明白。エスパルスも2回戦では藤枝MYFCに苦戦の末に辛くも勝利しており、次の金沢戦も決して楽観できる試合ではありません。ここでまさかのことがあれば、元日の決勝戦への道は閉ざされてしまいます。どのような敵であれ、全力を賭して粉砕しなければなりません!
 
 オレンジ戦士には広島戦での先制点を決めた後の対応についてチーム内でもう一度よく話し合い、試合の局面ごとのベクトルをあわせるための意思統一を図って欲しいです。そしてチーム内での揺ぎ無い信頼と自信を醸成できるよう、日々の練習のなかで信頼関係を強固なものにして欲しいです。




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投稿者: tao 日時: 2013年10月 9日 21:17

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