メインエスパルス観戦記2013年今までの「苦手」を「得意」に変えられたかな?【J特】

2013年10月 1日

今までの「苦手」を「得意」に変えられたかな?【J特】

2013 J.LEAGUE Division1 27th sec.
清水 2-1 甲府


 9月21日に行われたリーグ戦第26節vs横浜F・M戦では、試合開始早々に横浜F・Mの一撃で失点。その後攻撃陣が再々横浜F・Mゴールに迫るも、中澤や富澤が率いる横浜F・M守備陣にことごとく攻撃は弾かれてしまい、4試合ぶりのスコアレス敗戦を喫してしまったエスパルス。9月28日にはリーグ戦第27節vs甲府戦に臨みました。
 
 今回で8回目を数えることとなった甲府との「富士山ダービー」。富士山を挟んで対峙する2つのJのチームの真剣勝負!ここまでエスパルスは7回の富士山ダービーで負けなし。今季は5月11日のリーグ戦第11節@アウェイで対戦し、バレーとキジェのゴールで勝利しています。そして迎える日本平での「富士山ダービー」は勝利こそが求められる結果!静岡の意地と誇りにかけても、絶対に勝たなければなりません!そんなエスパルスをサポートするべく、多くのエスパサポさんが、我等が聖地・日本平に駆けつけてくれました。現地でサポートされた皆さん、本当にお疲れ様でした。

 今季アウェイでは勝利している甲府。しかし甲府は今季夏に攻撃的な外国人選手を中心にチームの補強に成功し、このところ好調を維持しています。そして甲府には伊東や青山といった元エスパルスの選手も所属。お互いの手の内は十部承知しているはずで、お互いにやりにくい相手と言えそうです。しかし!エスパルスもラドンや元紀、そして本拓と、この夏に選手の補強を行い、それが奏功しているのも事実!富士山の覇権を決める戦いで勝利することが出来るか!エスパルスの富士山を賭けた戦いが火蓋を切りました!

 
 この試合では、名古屋戦で右肩を脱臼し戦列を離れていた平岡が戦列復帰。スタメンでCBに入りました。
 多くのエスパサポの皆さんが平岡の戦列復帰により守備陣が安定するだろう。それにより試合立ち上がりの失点はないだろうとと思った矢先の試合開始30秒過ぎ、右サイドで河合の裏が突かれてしまい甲府の突破を許してしまい、最後はパトリックにきっちり押し込まれて失点...。エスパルスはまたしても試合開始直後に失点を喫してしまいました。
 しかしこの試合でも前節vs横浜F・M戦同様、オレンジ戦士は下を向くようなことは無くさらに運動量を上げて、浩太・大輔・本拓が高い位置でボールを奪い、そこから人数をかけて迫力ある攻撃で甲府ゴールへ襲い掛かります。1点先取していた甲府は中盤の選手がしっかりと陣形を整えてエスパルスのボールホルダーにチェックを行い、またゴール前では3バックにダブルボランチを加えた5バックでゴール前の守りを固め、甲府ゴールを守り、エスパルスに攻撃の隙を与えません。引いて守りを固める甲府に対して、エスパルスは効果的な攻撃を展開することが出来ません。
 横浜F・M戦の再現かと懸念が脳裏をよぎり始めたであろう14分、甲府DFの自陣バイタルエリアでのクリアミスからボールが甲府ゴール前に流れたのを元紀がすかさずかっさらい、持ち直すと右足を一閃!低い弾道の強烈なシュート!ボールはゴールネットに突き刺さりゴール!エスパルスがいい時間帯に同点に追いつきました!
 その後もエスパルスのボランチが全てイエローカードを貰ってしまうほど、中盤からの運動量を惜しまない守備で甲府からボールを奪い、そこから最前線へ攻撃を展開。甲府ゴールに迫ります。しかしこれ以上失点できない甲府も自陣ゴール前では身体を張った守備でエスパルスの猛攻撃を凌ぎます。そしてそのまま前半が終了。試合は1-1のタイスコアで折り返します。
 
 後半立ち上がりにエスパルスは立て続けに2回の失点の危機を迎えますが、いずれも甲府のファウルとクロスバーに助けられてノーゴール。その後もエスパルスは惜しみない運動量で自陣で守りを固める甲府に対して、ラドンや元紀、大輔といった攻撃陣が厚みのある攻撃を展開し、甲府ゴールをこじ開けようとします。しかし甲府も前半同様に中盤から最終ラインにかけてしっかりと守備の陣形を整え、マイボールになるとカウンターから追加点を狙う攻撃を展開。両者ともお互いに譲らない試合展開が続きます。 
 そして57分、その時はやってきます。大輔がインターセプトから前へ走り、ラドンへパスを出すとこれをリターンで大輔が受けてペナルティエリア内へ!そこで左から再びラドンへ戻すと、ラドンが背後から走りこんできた元紀へパスをスルー!!これを元紀が豪快にシューート!!低い弾道のボールは加速しながら甲府ゴールの左サイドネットに突き刺さってゴーール!!ついにエスパルスが甲府に逆転しました!
 逆転に成功したエスパルスはここで守りに入ることなく、更に追加点を決めるべく甲府ゴールを攻略し続けます。ゴトビ監督は69分、河合チャソに代えて豊を、俊幸に代えて村田を投入。村田と吉田を投入することで、サイドを中心とした攻撃を活性化させ、甲府守備陣のギャップを突きゴールに迫ります。
 しかし甲府に1点入ればまだまだ試合がひっくり返る可能性が十分あるこの試合。甲府も攻撃の手を緩めずにカウンターからエスパルスゴールに迫ってきます。しかしボランチから最終ラインにかけてのエスパルス守備陣が集中を切らさずに自陣内での守りを固め、甲府の攻撃を弾き返し続けます。
 そして後半アディショナルタイム、ゴトビ監督は本拓に代えて涼を投入。試合をしっかり終わらせて試合終了!!エスパルスが甲府に逆転勝利!!富士山ダービーを制覇しました!!


 この試合、誰がなんと言ってもボランチ陣でしょう!
 試合開始30秒で失点を許してしまうと言う苦しい試合展開。しかしこの試合ではどの選手も運動量を落とさずに、特にボランチ陣は高い位置から球際で激しくプレスをかけ続けていました。ボランチの3人がそろってイエローカードを受けたのはその証左。しかしこのボランチ陣を育ててくれたのは、だれあろう甲府の伊東輝悦。本拓は「ボールを取ることばかり狙っていた自分を変えてくれた」とコメント。類まれなるポジショニングの技術を継承したエスパルスの「中盤の要」が、新たなエスパルスの歴史を紡ぎ始めています。
 ボランチ陣(*^ー゜)b グッジョブ!!エスパルスの要は頼んだぜ!


 エスパルスは甲府に勝利!勝ち手3を積み上げました。そしてエスパルスの富士山ダービーの戦績は8戦負けなし!今季の富士山ダービーはエスパルスが完勝!2013シーズンの富士山の覇権は静岡に決定いたしました!
 しかし勝利したからいいものの、前節vs横浜F・M戦に続きこの試合でも開始直後に失点を喫してしまいました。試合立ち上がりでの失点は、オレンジ戦士が試合に入りきれておらず「フワッ」と試合に入ってしまった故の失点と言えると思います。チーム全体での試合の入り方に大きな修正点があるはずです。試合の中で回避しなければならない「開始直後の失点」。オレンジ背s煮の意識の向上を期待したいです。
 
 次の試合はリーグ戦第28節vs広島戦。広島とは3月30日の第4節@日本平で対戦し、0-4と惨敗を喫してしまっています。そして広島は驚異的な攻撃力を武器にいまでもリーグ戦で上位にあります。これを撃破することはそう容易いことではないでしょう。全力で広島に戦いを挑まなければ、リーグ戦第4節の二の舞になることは明白です。
 
 オレンジ戦士は富士山ダービーでの勝利に浮かれることなく。試合開始直後の失点を絶対に回避するために、試合の入り方や集中の維持などの細かい部分での修正を万全に行ってほしいです。そして強豪・広島を撃破するべく、オレンジ戦士の中での気持ちや意識を一つにまとめて。広島撃破を目指して欲しいです。




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投稿者: tao 日時: 2013年10月 1日 21:12

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