メインエスパルス観戦記2013年「鬼門」というか「相性が悪い」というか...

2013年8月 8日

「鬼門」というか「相性が悪い」というか...

2013 J.LEAGUE Division1 19th sec.
新潟 3-1 清水

 7月31日に行われたリーグ戦第18節vsFC東京戦では、この日エスパルス復帰第一戦となった本拓の積極的な攻守への貢献により、終始試合の主導権を掌握していたものの、ゴール前では決定的な場面を決めきる選手が少なく、結局スコアレスドローで終わったエスパルス。3日にはリーグ戦第19節vs新潟戦に臨みました。
 
 終始FC東京を押し込みながら勝ちきることが出来なかったFC東京戦。それから中2日で迎えるアウェイ新潟戦。暑い時期の過酷な連戦を戦わなければならないオレンジ戦士のコンディションも気になるところです。しかもエスパルスは2009年以来アウェイで新潟に勝てていません。あまり「相性」ということは気にしたくありませんが、こう長い期間勝てていないと、選手の脳裏にも「相性」がよぎってしまうことだってあるかもしれません。しかし!この試合でその悪しき流れを断ち切りたい!そんなエスパルスをサポートするべく、この試合にも多くのエスパサポさんが、アウェイ@東北電スに駆けつけてくれました。現地でサポートされた皆さん、本当にお疲れ様でした。

 エスパルスにとってアウェイでの新潟戦が不得手であることは誰の目から見ても明白です。アウェイで新潟を破ることは、非常に困難な課題だといえそうです。だからこそこの難敵をアウェイで撃破し、自分達のやってきたサッカーに対して自信を高めるる事が出来れば、若い選手が多いエスパルスに大きなパワーを与えてくれるはず!残るリーグ後半戦で上昇気流を掴むきっかけを掴むための、エスパルスの地力が試される試合がキックオフ!

 
 2009年以来、東北電スで勝ててないエスパルス。ゴトビ監督は来日して4日しかたっていないラドンチッチをいきなり先発で起用。新戦力の可能性に期待がかかります。
 試合開始からエスパルスは新潟のカウンター攻撃に苦戦してしまいます。特に右サイドからの執拗なカウンターはオレンジ戦士を苦しめます。それでもエスパルス守備陣が集中を切らさずにゴール前を固めて、新潟のカウンターを弾き返し続けます。
 しかし18分、新潟の右サイドからのクロスをクリアしようとした浩太が、ペナルティエリア内で相手選手を倒してしまい痛恨のPKを献上。これを決められてしまいエスパルスは1点を追う展開を強いられてしまいます。
 リードを許してしまったエスパルスは、最終ラインを押し上げて攻撃的な布陣で新潟ゴールに迫りますが、思うように連携がつながらず、逆に前線でボールをロストしてしまい、縦パス1本で守備陣の裏を突かれピンチを招くという悪い流れが続いてしまいます。
 失点と言う最悪な事態に対してばたついてしまったエスパルスは、効果的な攻撃を展開する事が出来ず、時間は経ってしまい前半が終了。エスパルスは1点ビハインドのまま試合を折り返します。
 
 後半に入るとエスパルスは新加入したばかりのラドンチッチにボールを集め、そこを起点にして新潟ゴールを狙う戦略に。しかしさすがにエスパルスに加入して3日しか経っていないラドンチッチとの連携がそうそう上手くいくはずも無く、思うように決定的なチャンスを作り出すことができません。逆に新潟のカウンターを警戒するあまり守勢に回らざるを得ない状況が続いてしまいます。
 自分達の攻撃が思うようにいかないエスパルス。ゴトビ監督は63分、豊に代えて涼を、翔に代えて六平を投入。2枚代えで前線の攻撃陣に刺激を与え、効果的な決定機の創出を狙います。しかしその7分後の70分、新潟のクロスのクリアが甘くなってしまい、それを新潟に押し込まれて追加点を許してしまいます。
 更にリードを広げられてしまったエスパルスでしたが、75分には新潟守備陣のパスミスをラドンチッチが逃すことなくマイボールにすると、そこから左足を振り抜いて渾身のシュート!ボールはゴールに吸い込まれてゴール!新加入ホヤホヤのラドンチッチがいきなり加入後初ゴールを決めました!
 この勢いを次に続けたいゴトビ監督は81分、本拓に代えて俊幸を投入。前線に突破力のある選手を加えて追加点を狙います。しかし試合終了間際のアディショナルタイムにCKから失点してしまい、そのまま試合終了。エスパルスがまたしてもアウェイで新潟に敗戦してしまいました。


 この試合の趨勢は前半の失点によって概ね決まってしまっていたと思いました。
最終ラインを押し上げて中盤からハイプレスでボールを奪って攻撃に転じるスパルスの攻撃スタイルは、しばしばボランチの両脇のバイタルエリアや守備陣の裏を狙われてしまう。そこのケアはエスパルス守備陣が必ずやらなければならない命題。しかしこの試合ではそれが満足に出来なかった。結果新潟に敗戦を喫してしまった。
 失点するまではエスパルス守備陣が集中して自陣の守りを固めて新潟のカウンター攻撃に対応できていた。しかしゲームキャプテンの浩太によるPK献上からの失点により、若い選手が多いエスパルスは動揺してしまったのでしょう。そこからは新潟のやりたいようにカウンター攻撃を喰らってしまい、エスパルスらしい攻撃はほとんど出来なかった。
 若い選手が多いからの弱点がモロに露呈してしまった。そんな試合だったのではないでしょうか。
 
 一方で新加入のラドンチッチは、高い身長と持ち前のキープ力の強さを駆使して、前半から前線で攻撃の基点となって、エスパルスの攻撃にアクセントを加えていました。そして75分に決めたエスパルス加入後の初ゴール!最前線でのゴールセンスがもたらしたゴールだったのでははいでしょうか。バレーさんの移籍で欠けてしまった攻撃の要としてやってきたラドン。今後の活躍が非常に楽しみです。


 エスパルスは新潟に敗戦。またしてもアウェイで新潟を撃破することは出来ませんでした。新加入のラドンも奮闘してくれましたが、いかんせん加入からあまり時間が無かったためか、チームとしてもラドンの活かし方にまだ迷いがあるようです。しかし!持っているポテンシャルに大いなる可能性を実感することは十分出来ました。ここからのラドンの活躍に期待したいです。
 
 次の試合はリーグ戦第20節vs湘南戦。湘南とは第3節@アウェイで対戦し、先制点を許してしまうも八反田のゴールで辛くも同点に追いついています。しかし!次の試合は我等が聖地・日本平での試合。しかもこちらには力強い助っ人・ラドンが控えています!新加入してたった3日で結果を出した選手です。きっと湘南戦でも大暴れしてくれるはずです!
 オレンジ戦士はこの敗戦を引きずらないよう、しっかり気持ちを切り替えてほしいです。そして守備陣の連携とボランチの両脇のバイタルエリアのケアについて連動を確認し、チーム全体の守備力を高めて欲しいです。また攻撃陣は、ラドンを活かす戦術を再構築して、攻撃の迫力を更に高めて欲しいです。




 にほんブログ村 サッカーブログ 清水エスパルスへ
 にほんブログ村 エスパルス
 『にほんブログ村』に参加しています。エスパルス関連のブログがたくさんあります。
 ポチッていただけると管理人は小躍りして喜ぶと思います。

投稿者: tao 日時: 2013年8月 8日 17:04

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://tao.tbo.jp/mt-tb.cgi/1820

コメントしてください