メインエスパルス観戦記2013年我慢、辛抱、忍耐。そして雪辱!!【J特】

2013年4月30日

我慢、辛抱、忍耐。そして雪辱!!【J特】

2013 J.LEAGUE Division1 8th sec.
浦和 0-1 清水

 23日に行われたナビ杯予選リーグ第5節vs大宮戦では、中2日と厳しい日程での試合からか立ち上がりは迫力に欠ける展開でしたが、後半にバレーが途中出場するとオレンジ戦士が一気にヒートアップ!大宮に先制されるも追いついて、エスパルスが逆転したと思ったら追いつかれ、最後の最後に再度逆転して大宮を撃破!ナビ杯予選突破に望みを繋げる勝利を決める事が出来たエスパルスは27日、リーグ戦第8節vs浦和戦に臨みました。
 
 ナビ杯予選vs大宮戦から中3日という厳しい日程での試合を強いられるエスパルス。しかも攻撃の要となるバレーは大宮戦で後半の45分を戦っています。選手コンディションも気になるところ。しかし疲れたなどと言っている暇はありません!昨季のアウェイ浦和戦での屈辱的な敗戦のリベンジを果たすべく、この試合にも多くのエスパサポさんがアウェイ@埼スタに駆けつけてくれました。現地でサポートされた皆さん、本当にお疲れ様でした。
 
 で!この試合は家族で出撃!1週間でナビ杯&リーグ戦で埼玉のチームと2連戦する「さいたまシリーズ」の第2戦!埼玉県でエスパルスを負けさせる訳にはいかねぇんだよ!

 さいたまダービーでは大宮に不覚をとったものの、高い守備力と分厚い攻撃で相手チームを震え上がらせている浦和。24日にはACLの試合で勝利しており、日程的にはエスパルスより厳しいものの、勢いはそれ以上に強いはず。強敵・浦和を撃破して、昨季の雪辱を果たすことが出来るのか!エスパルスの「サッカー王国」のプライドを掛けた戦いが火蓋を切りました!

 
 試合開始直後から、エスパルスは徹底した浦和の猛攻撃に晒されることになります。興梠を中心とする中盤から最前線の5人の選手が流動的にポジションチェンジしながらエスパルスのゴール前に迫る。エスパルス守備陣は最前線から中盤~最終ラインにかけて、身体を張って浦和攻撃陣の基点を丹念に潰す。浦和攻撃陣は中央からの突破が難しいと読むと、今度はサイドに流れてそこからゴール前へのクロスを狙う。オレンジ戦士は運動量を上げて守備のポイントを切り替えてサイドに流れた浦和攻撃陣に対して、素早く身体を寄せて潰す。オレンジ戦士は最前線からGKまで、選手全員が高い守備意識と運動量を維持させて、浦和の猛攻をしのぎ続けます。そのためエスパルスはほとんどボールを持つ時間は無く、浦和に圧倒的にボールをポゼッションされてしまい、前半にエスパルスが放ったシュートはたった1本と、浦和ゴールに対してシュートすら打つことがままなりません。それでもオレンジ戦士は決して足を止めることなく、丹念に丹念に浦和の猛攻を弾き返し続けて前半が終了。エスパルスはやがて来るであろう好機を辛抱強く我慢しつつ、スコアレスで試合を折り返します。
 
 後半にゴトビ監督はトップ下の俊幸と左サイドの竹内のポジションを変更。疲れが見え始めた浦和の選手に対して、裏を狙うパスを使って攻勢に出る作戦をとります。
 しかし後半なっても浦和に試合の主導権を握られてしまう苦しい展開を強いられてしまうエスパルス。浦和にボールをポゼッションされてしまい、エスパルスは前半同様に自陣に押し込まれてしまう時間が増えてしまいます。それでもオレンジ戦士は全員が運動量と集中を切らさずに、我慢強く浦和の猛攻を食い止め続けます。
 62分には浦和選手との接触で足を痛めた俊幸が戦線を離脱。代わりに石毛がピッチに入りました。石毛の早くて力強い前への推進力に期待がかかります。
 後半になり浦和の選手の足が止まり始めたのを見計らって、浦和守備陣の裏を狙ったロングボール攻撃を忍耐強く行ってきたエスパルスに、ついにそのときがやってきます!石毛の交代出場から2分後の64分、浩太が浦和からボールを奪うと、すかさず中盤にいた河合チャソへ。これを河合チャソが前線へ走り出しているバレーにあわせるように、浦和守備陣の裏を突くロングパス!これをバレーが絶妙のトラップで受けるとドリブルで浦和ゴール前に切り込んで競り合った森脇をなぎ倒し、GKの動きをよく見て右足で冷静にシュート!ボールはファーサイドのゴールマウスに吸い込まれてゴール!我慢と忍耐のサッカーを続けてきたエスパルスが先制ゴールを決めました!
 圧倒的に試合を支配しながら一瞬の隙を突かれて失点した浦和は、その後ますます攻撃の手を強めてエスパルスゴールに襲い掛かります。しかしエスパルスは前半同様に運動量を惜しまず、中盤から最終ラインの選手間の距離をコンパクトに保って守備のブロックを構築。浦和攻撃陣の攻撃の基点を素早く潰し、またエスパルスゴール前にクロスをあげさせるスペースを与えません。
 すると80分には、右サイドからのバレーの突破を強引に止めた浦和阿部が、決定機をファウルで阻止したとして一発退場処分に。数的優位に立ったエスパルスはさらに守備を固めるべく、82分に河合チャソに代えて純平を、90分には竹内に代えて廣井を投入。立て続けに守備的な選手を投入してエスパルスゴールを守り切り、試合終了間際のピンチも選手全員で凌ぎ切って、最後まで浦和の攻撃を跳ね返し続けて試合終了!エスパルスが我慢と辛抱と忍耐のサッカーをし続けて、ついに浦和に勝利!昨季の雪辱を果たしました!


 この試合、誰がなんと言おうとオレンジ戦士の勝利への執念でしょう!
 90分間、ほぼ「クラップ」と「林コール」しかしていなかったんじゃないかしら?っと錯覚してしまうほど、徹底的に浦和に押し込まれっぱなしだったこの試合。前半が終わった時点でのエスパルスのシュート数はたった1本。浦和との圧倒的な実力の差を認めざるをえない前半でした。これだけ押し込まれちゃったら、アウェイで勝ち点1なら御の字かな。そんな考えも脳裏をよぎりました。
 それでも選手は下を向かなかった。来るか来ないか分からない、不確かな「チャンスの瞬間」が来るのをオレンジ戦士は全員信じて、浦和の猛攻撃を耐え抜いた。そしてその瞬間は本当にやってきた!バレーの渾身のシュートは浦和のゴールネットを揺らした。エスパルスの浦和に勝ちたいという強い強い執念が、この決勝ゴールをエスパルスにもたらしてくれたんだと、私は確信しています。
 「バレー戦術」や「バレー頼みのク○サッカー」と揶揄する人もいるでしょう。しかし、そのバレーが活かす好機を生み出したのは、だれあろうピッチ上にいるオレンジ戦士全員の、浦和のそれを大きく凌駕する、勝利を掴み取るという強い強い執念そのものなのです!
 オレンジ戦士(*^ー゜)b グッジョブ!!熱い橙魂を燃やして、次も必ず勝とうぜ!


 エスパルスはアウェイで浦和に勝利!昨季のアウェイでの屈辱的な敗戦のリベンジを果たす事が出来ました!
 浦和は3日前にACLを戦い、疲れが溜まっていたためか、浦和の前線の選手の決定力の低さも奏功してくれたと思いますが、エスパルスは前線の選手から最終ライン、そしてGKまでが非常に高い集中力と運動量で、丹念に丹念に、我慢強く、辛抱強く、忍耐強く浦和の攻撃を跳ね返し続け、そして非常に少ない決定機を決勝ゴールに繋げることが出来た。
 「勝負の世界では対策や奇策、奇襲を講じるのは基本的に実力が劣る側である...」などと評している一部報道もあります。それはそうかもしれません。しかし!どんな形であれ、強豪の浦和から12本のシュートを浴びせられながらも浦和を完封し、そして非常に少ないチャンスを自分達の決勝ゴールに結び付ける事が出来た。この試合の勝利は「勝ち点3以上」の大きな成果を、エスパルスにもたらしてくれたと思います。
 1週間でさいたま市の2チームとの連戦する「さいたまシリーズ」で2連勝!昨季の雪辱を果たすことが出来ました!
 
 次の試合はリーグ戦第9節vs新潟戦。新潟はリーグ戦開幕当初は勝てない時期が続きましたが、仙台や横浜F・Mといった強豪チームを撃破するなど、ここのところ徐々に調子を上げてきています(はて、どこかのオレンジ色のチームに似ているな...)。相手に合わせた試合をしようものなら、速さを誇る新潟攻撃陣にボコボコにされてしまうかもしれません。
 次節vs新潟戦は5月3日開催。よって次の試合までは6日間と若干期間が短めです。オレンジ戦士は連戦で蓄積されてしまったであろう疲労をしっかり取り除き、心身ともにしっかりとケアしてほしいです。そのうえで浦和戦では思うように発揮できなかった守備の連携やゴール前での決定力をさらに高めるべく十分な練習と確認を行い、ホームでの新潟戦勝利へ向けて準備をしてほしいです。


 自分がされて嫌な事は他人にはしない。我が家の鉄の掟。




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投稿者: tao 日時: 2013年4月30日 20:33

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