メインエスパルス観戦記2013年ずっしりとした重量感のある「勝ち点1」【J特】

2013年4月23日

ずっしりとした重量感のある「勝ち点1」【J特】

2013 J.LEAGUE Division1 7th sec.
清水 1-1 C大阪

 13日に行われたリーグ戦第6節"静岡ダービー"vsジュビロ戦では、試合の主導権をジュビロに握られてしまい、自分たちらしいサッカーを展開することが出来なかったが、守備陣の身体を張った献身的な守備と、新生「ジュビロキラー」の大輔の決勝ゴールを含む攻守にわたる獅子奮迅の活躍でジュビロを撃沈!3月23日のナビ杯予選リーグでの屈辱的な大敗の雪辱を果たしたエスパルスは20日、リーグ戦第7節vsC大阪戦に臨みました。
 
 静岡ダービーでジュビロを撃破して今季ホーム初勝利&「IAIスタジアム」に名前が変わってからの初勝利。昨年10月10日の天皇杯3回戦vs東京V戦以来185日、半年振りの勝ちロコに狂喜乱舞した選手とオレンジサポーター。やはりホームでの勝利は全てに勝りますね。しかしサッカーはまだまだ続きます!今季のリーグ戦初の3連勝を決めたいオレンジ戦士たち。そんな選手を静岡ダービー同様にサポートするべく、この試合にも多くのエスパサポさんが我等が聖地・日本平に駆けつけてくれました。現地でサポートされた皆さん、本当にお疲れ様でした。

 静岡ダービーには勝利したものの、試合内容ではジュビロに終始ペースを握られてしまい、それはまるで「薄氷を踏む」ような勝利だったエスパルス。静岡ダービーでも浮き彫りになった選手間の連携やパスワークでのミスの克服など、ダービーで得られた経験を漏らさずに活かして自分たちの力に昇華させることが出来たのか!エスパルスの力が試される試合がキックオフ!

 
 この試合では、前節の静岡ダービーで累積警告で退場処分となった俊幸に代わり伊藤翔が先発出場!千載一遇のチャンスが巡ってきた伊藤翔の活躍に期待がかかります!
 しかし試合開始直後の11分、C大阪に押し込まれてゴール前で混戦となったエスパルス。クリアボールに合わせた扇原のシュートが浩太の背中に当たり弾道が変化してしまい失点。エスパルスは不運な形で試合開始直後に1点ビハインドとなってしまいます。
 今までのエスパルスであればここで浮き足立ってしまい守備陣が崩壊、ここからズルズルと失点を重ねていうケースが何度もありました。しかし、ここ最近の公式戦で3試合無失点&2連勝中と確実にコンディションを上げてきているオレンジ戦士たちは、ここからが違いました。
 失点後もこれまでのように冷静さを失うことなく、しっかりと集中し中盤で落ち着いてパスを繋いで攻撃のリズムをつくり、先制して若干引き気味になっていたC大阪に対して積極的に攻撃を仕掛けていきます。また守備陣は中盤をコンパクトに保ち、攻守の切り替えを早くしてC大阪に息をつかせる隙を与えません。
 徐々に自分たちのリズムを掴み始めC大阪を押し込み始めた33分、バレーのゴール前への突破をきっかけに左CKをゲット!これを石毛がゴール前へセンタリング!大輔が落としたボールを浩太が拾い、ゴール真ん前でフリーになっていたバレーに繋ぎ、最後はバレーが冷静にゴールに流し込んでゴール!エスパルスが前半のうちに同点に追いつき、試合を振り出しに戻しました!
 その後も自分たちのリズムをしっかり保ちながらC大阪に対して押し気味に試合を進めたエスパルス。シュート本数は前半で9本とC大阪を上回ったものの、ゴール前での決定力にかけてしまい、あと一歩を押し込みきれないまま前半が終了。1-1で試合を折り返しました。
 
 後半になっても試合の主導権はエスパルス側に傾きます。バレーとこの試合で先発出場した伊藤翔が何度と泣くC大阪ゴールに襲い掛かります。しかしここで失点したくないC大阪も必死の守備を見せ、エスパルスにゴールを割らせてくれません。
 するとC大阪は64分、エジノに代えて杉本を、そしてブランコに代えてエスパルスを知り尽くす男・枝村を投入。エスパルスにとってはもっとも怖い存在の選手が日本平のピッチに降り立ちました。
 すると枝村の持ち味の「相手に掴みづらい動き」で中盤からボールを引き出し攻撃の基点となり、C大阪の攻撃に次第にリズムを生みだします。エスパルスはC大阪に徐々に押し込まれる時間が増え始めてしまいます。
 するとゴトビ監督は70分、伊藤翔に代えて八反田を、そして河合チャソに代えて先日エスパルスに新たに加わったばかりの村田を投入。縦への突破と速さが持ち味の村田は元C大阪の選手ということもあり、C大阪も十分な警戒していた選手です。
 それを見たC大阪クルピ監督は75分に南野を投入。さらに攻勢を強めてエスパルスゴールに迫ります。エスパルスは中盤から最終ラインでC大阪の攻撃を懸命に弾き返し、83分には枝村のパスからエスパルスが大ピンチを迎えますが、これをゴールマウス直前でキジェが「物理の法則に反することが起こったんじゃないかと思うぐらい奇跡的なクリア」とC大阪クルピ監督が評するほどのミラクルクリアでこれを回避。エスパルは試合終了間際に村田とバレーの攻撃でチャンスを作ったものの決めきれず、87分にゴトビ監督は石毛に代えて竹内を投入しそのまま試合終了。エスパルスがC大阪に引き分けました。


 今季に入って何度も観てきた「早い時間の失点」からの試合展開。リーグ戦開幕当初のエスパルスはそこからあっという間に攻守ともに瓦解してしまい、失点の山を築き上げていました。しかしこの試合ではオレンジ戦士が下を向くことなく集中を切らさずに試合を運ぶことが出来た。むしろ失点後のほうが、攻撃は伊藤翔とバレーの連携から惜しいシーンが何度もあり、守備では中盤をしっかりとコンパクトにまとめて守備から攻撃への切り替えを早くすることが出来た。この試合で今季最多となる14本のシュートを放ったエスパルス。そのうち5本はバレーの繰り出したもの。攻撃の要と目されてきたバレーが機能し始めたことも、今季のエスパルスが着実に向上している証左ではないかと思います。このサッカーを続けて、さらに諸々の精度を高めることが出来れば、さらに新しいステージで戦えると思いました。
 そしてこの試合で輝きを見せてくれた伊藤翔と村田。伊藤翔は今季初のリーグ戦スタメン出場でしたが、バレーとの距離感を大切にしてゴール前で大きなアクセントになっていました。また村田は古巣のC大阪を相手にして、少ないプレー時間でもゴールを狙う突破を見せてくれた。惜しむらくは両選手ともゴールを決めてほしかったが、両選手とも今後のエスパルスにとって頼もしい選手であることは間違いありません。
 結果は引き分けでしたが、エスパルスとしては「ずっしりとした重量感のある「勝ち点1」を掴み取った試合」と言えそうです。


 エスパルスはC大阪に引き分け。勝ち点1を分け合いました。試合内容ではC大阪を押し込んでいた時間もあっただけに、逆転の一発が見たかったところ。しかしコンディションがよくなってきた分ゴール前での決定力不足が見えてきてしまうのも克服すべき問題。伊藤翔や村田といった新戦力の可能性も見出せた、非常に意義のある引き分けでした。あとはこの引き分けをいかに今後に活かしていくか。ゴトビ監督とオレンジ戦士たちに期待したいです。

 次の試合はナビ杯予選リーグvs大宮戦。この試合は中2日で行われる平日のナイトゲーム。そして相手は目下リーグ戦で新記録となる18試合連続無敗記録を更新中の大宮。エスパルスは開幕戦@アウェイで大宮と対戦し、2点のビハインドを追いついて同点に持ち込んでいます。しかし!この試合で勝利できないと、その時点で予選敗退が決定してしまうエスパルス。ナビ杯予選リーグを突破するには、是が非でも清濁併せ呑んでも黒が白でも何が何でも勝たなければなりません!
 オレンジ戦士はまずはしっかりとコンディション調整を行って、心身ともに疲労を取り除いてほしいです。そしてナビ杯vs大宮戦で起用されるであろう「オレンジフレッシャーズ」は、貴重なプレーチャンスを必ずものにして、開幕戦@アウェイでつかなかったケリをつけてほしいです。


 次は必ず決めてくれよ!翔!!




 にほんブログ村 サッカーブログ 清水エスパルスへ
 にほんブログ村 エスパルス
 『にほんブログ村』に参加しています。エスパルス関連のブログがたくさんあります。
 ポチッていただけると管理人は小躍りして喜ぶと思います。

投稿者: tao 日時: 2013年4月23日 12:41

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://tao.tbo.jp/mt-tb.cgi/1790

コメントしてください