メインエスパルス観戦記2012年「若さ」と「勢い」では埋められなかった「地力」と「経験」の差【J特】

2012年11月20日

「若さ」と「勢い」では埋められなかった「地力」と「経験」の差【J特】

2012 J.LEAGUE Division1 32th sec.
清水 1-3 G大阪

 7日に行われたリーグ戦第31節vs 新潟戦では、終始試合の主導権を握りつつもナビ杯決勝戦での敗戦を引きずってしまったのか、最後のところで決め切れず、逆に新潟に少ないチャンスを決められてしまい、勝利を熱望する執念でも下位の新潟に完敗を喫してしまったエスパルスは17日、リーグ戦第32節vsG大阪戦に臨みました。
 
 ナビ杯決勝戦での120分の死闘の末の敗戦がオレンジ戦士の心身ともに疲弊させてしまったのか、下位の新潟に対して痛い敗戦を喫してしまったエスパルス。リーグ戦での大逆転優勝の可能性も完全に潰えてしまいました、しかし!まだまだACL出場を賭けて戦いぬかなければなりません!試合の相手は新潟同様に残留争いの渦中にあるG大阪。そしてこの試合も我等が聖地・日本平で行われます。下位チームに取りこぼし無く勝利して、ACL出場を目指して勝点を積み上げて欲しい!そんな想いを胸にエスパルスをサポートするべく、この試合にも多くのエスパサポさんが我等が聖地・日本平に駆けつけてくれました。現地でサポートされた皆さん、嵐のような荒天の中でのサポート本当にお疲れ様でした。

 ナビ杯決勝戦での敗戦の心身への影響が心配されるエスパルス。しかしここを乗り越えていかなければ、ACL出場権の獲得は不可能といっても過言ではないでしょう。嵐のような風雨吹き荒れる聖地・日本平で下位のG大阪を粉砕し、失いかけていた自身を取り戻して、リーグ戦で再び上位争いに食い込むことができるか!エスパルスの正念場の戦いがキックオフ!

 
 試合前にコイントスでG大阪に風上を取られてしまったエスパルス。まるで台風のような激しい風と雨に、前半のエスパルスは苦しめられます。G大阪は風上の強みを利用して、グラウンダーのボールを主体に早いパスを出して中盤で自由に攻撃展開してエスパルスゴールに迫る。対するエスパルスは、強風と雨によって持ち前のパス回しからの攻撃の構築が全く機能せず、試合立ち上がりからG大阪の中央やサイドからの攻撃を受けて自陣に押し込まれてしまう時間が続きます。
 そして21分には、浩太が負傷交代を余儀なくされ、急遽俊幸がピッチに立ちます。これで一層攻撃展開に厚みが出しづらくなってしまったエスパルス。その3分後の24分にはエスパルス守備陣がG大阪に突破されてしまい失点してしまいます。
 その後もG大阪の経験と地力の差を見せ付けられながら、G大阪の猛攻撃に耐える時間が続いたエスパルス。自分達の攻撃のリズムをまったく作れないまま、なんとか追加点の献上を防ぎ、1点ビハインドで前半を終了します。
 
 後半になって風雨が弱まり始めると、エスパルスも徐々に攻撃のリズムを取り戻し始めます。そんな後半立ち上がりの48分、G大阪のDF岩下がペナルティエリア内でファウルを犯しエスパルスがPKをゲット!これを元紀が冷静に決めてゴール!エスパルスがG大阪に追いつきます!
 これで反撃の勢いを増すかと思われたエスパルスでしたが、その4分後の52分にレアンドロに決められて再びリードを許してしまいます。
 再び1点を追いかける展開となったゴトビ監督は58分、吉田に代えて石毛を投入。前線にフレッシュな選手を投入し、反撃の機会をうかがいます。しかしその6分後の64分には倉田に2ゴール目を決められてしまい得点差は2点に広がってしまいます。
 下位チームに対して連敗は回避したいゴトビ監督は75分、八反田に変えて大悟を投入。中盤でボールを裁いて攻撃の起点となれる選手を投入します。しかし時既に遅く、自陣ゴール前で守備を固めるG大阪を崩すことが出来ずそのまま試合終了。エスパルスはG大阪に完敗を喫してしまいました。


 コイントスでツキに見放され、前半の強い雨風にさらされ、ゲームメーカーである浩太の負傷交代を余儀なくされ、地力と経験と技術が豊富なG大阪に局面局面で太刀打ちできなかった...。こうやって列挙してみると、実にこの試合では「悪いこと」が重なりすぎたことが分かります。これだけエスパルスに不利な条件が重なってしまったら、如何に「若さ」と「勢い」を持ち合わせるエスパルスであっても、それだけでは、これだけの逆境に打ち勝つことはできなかったといえるでしょう。まさに「不運」だったといえそうです。
 しかし「運が無かった」と一言で片付けられるような敗戦ではなかったことも事実。もう少し冷静に中盤を広く使ってパス回しが出来ていれば、もう少しグラウンダーのパスを使って精度の高いパスを出せていれば...。今までエスパルスが「出来ていた」サッカーをしっかり実践するだけで、試合結果は大きく変わっていたかも知れません。
 しかしその部分でも「経験」で差が出てしまった。今のエスパルスにそれを一朝一夕に求めることは出来ません。しかし、この敗戦という「経験」からオレンジ戦士も多くを学んでくれるはずです。


 エスパルスはG大阪に敗戦、今季2回目の連敗、しかも残留争いをしているチームに連敗を喫してしまいました。これでリーグ戦の順位も7位に後退。ACL出場もかなり厳しい状況になってしまいました。しかし!まだリーグ戦は2試合残っています!自力でACLへの出場は出来なくなってしまいましたが、何が起こるかわからないのがサッカーです!
 
 次の試合はリーグ戦第33節vs川崎戦。次の試合はアウェイ@等々力での最終戦になります。最終戦で勝利を狙う川崎を相手にしてのアウェイ戦は非常に難しい試合になりそうです。しかし!エスパルスはACL出場を最後まで諦めていません!この試合は、オレンジ戦士の勝利への想いや最後まで諦めない意地が試される試合になりそうです。
 下位チームに2連敗と不名誉な結果となってしまい、オレンジ戦士の気持ちが気にかかるところです。オレンジ戦士はまずしっかりと切り替えて、自分達の力を信じてメンタルの建て直しをしてほしいです。そしてこの試合でも課題となったパス回しや連携の精度を高めて、アウェイで川崎を下して連敗をストップして欲しいです。


 泣いても笑っても今季のリーグ戦はあと2試合!どうせなら笑って終わろうぜ!




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投稿者: tao 日時: 2012年11月20日 23:35

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