メインエスパルス観戦記2012年夜明け前が一番真っ暗なんですよ!...

2012年7月18日

夜明け前が一番真っ暗なんですよ!...

2012 J.LEAGUE Division1 18th sec.
清水 3-5 柏

 7日に行われたリーグ戦第17節vs川崎戦では、オレンジ戦士全員が運動量を惜しまずにアグレッシブに川崎ゴールを狙うも、細かいところの連携ミスやゴール前の精度が低くゴールに繋がらず、守備陣の踏ん張りで無失点に抑えたもののエスパルス20周年のメモリアルゲームをスコアレスドローで終わってしまったエスパルス。14日にはリーグ戦第18節vs柏戦に臨みました。
 
 エスパルス20周年のメモリアルゲームを勝利で飾れなかったエスパルス。しかし守備陣は集中を切らさずに守備を行い、川崎を無失点に押されることができました。攻撃もほんの小さな「きっかけ」さえつかめれば大きな力を発揮するはず。我等が聖地・日本平でメモリアルゴールを決めて「きっかけ」を掴んでほしい!この試合にも多くのエスパサポさんが我等がホーム・日本平に駆けつけてくれました。現地でサポートされた皆さん、本当にお疲れ様でした。

 チーム通算1,000ゴールをあと1つ残して完全に足踏み状態になってしまったエスパルス。しかしそのメモリアルゴールが大きな「きっかけ」になることは想像に難くありません。川崎戦で見せてくれた堅牢な守備で柏攻撃陣を封じ込めて、メモリアルゴールを決めることが出来るか!エスパルスの勝利への想いが試される試合がキックオフ!

 
 試合開始直後から、エスパルスは川崎戦同様に運動量を惜しまないアグレッシブなプレーで柏陣内に切り込みます。またこの試合で戦列復帰したイワシが積極的に攻撃参加。効果的なアーリークロスをビッシビシ柏ゴール前に供給し、それに高原や伸二、元紀が飛び込むという厚みのアル攻撃展開で柏ゴールを脅かします。
 一方エスパルス守備陣も、運動量を惜しまずに中盤の高い位置から柏にプレスを仕掛けてボールを奪い、素早く攻守を切り替えて柏陣内に切り込んでいきます。
 すると12分、柏DFのペンルティエリア内でのファウルでエスパルスがPKをゲット!キッカーは伸二!これが決まれば3試合ぶりのゴール!しかもエスパルス通算1,000ゴールというメモリアルも達成します!
 しかし運命とはまさに奇なるもの。伸二はこの最高のPKのチャンスを左にはずしてしまいまさかのPK失敗...。この瞬間にエスパルス関係者がガッカリしたことは間違いないはずです(ぉぃ
 絶好で最高のチャンスを決められなかったエスパルス。普段ならここで選手が意気消沈してしまい、その後は一方的な敗戦への道をたどってしまう...。というところでしょう。しかし!この試合では全く逆で、オレンジ戦士は更にギアアップして運動量を上げ、柏とのボールの奪い合いから、サイド攻撃だけでなく中央突破やアーリークロス等、様々な攻撃手段をフル活用して柏ゴールを奪いに走ります。
 しかし33分、イワシが自陣ペナルティエリア内で痛恨のファウルを犯しPKを献上。これを決められて柏に先制されてしまいます。
 与えられたPKをはずして逆に相手にPKを与えてしまい先制を許してしまう...。通常であればメンタル面へのダメージが相当大きく、そのまま一方的に攻められて惨敗...。と考えたエスパサポさんは少なくないはずです。しかし!この試合でのオレンジ戦士は全く違いました!全員が下を向くことなく運動量を上げて中盤を支配し、柏陣内に猛進していきます!
 すると35分、今度は柏ゴール前で柏DFのファウルを誘って二度目のPKをゲット!!キッカーは元紀!凄まじいプレッシャーを跳ね除けて強烈なPKをゴール左隅に突き刺しゴール!エスパルスがチーム1,000ゴール目となるメモリアルゴールで同点に追いつきました!
 しかし喜んでいるのも束の間、前半終了間際の44分に柏のカウンターに対してイワシの対応が遅れてしまい、アフター気味のスライディングでこの日2枚目のイエローカードを受けて退場処分に...。そしてそのまま前半終了。エスパルスは同点に追いついたものの、後半は10人で戦うことを余儀なくされてしまいました。

 前半終了間際にイワシが退場処分となり、柏に対して数的不利な状態となってしまったエスパルス。しかしゴトビ監督はDFを補充する交代はせず、大輔をCBに下げて河井チャソをボランチに下げる戦術を選択しました。
 後半開始から数的優位な柏はエスパルスを押し込む時間が長くなってきます。しかし数的不利になってからがエスパルスの「真骨頂」守備陣は集中を切らさずに体を張った守備を見せて、反撃のワンチャンスを辛抱強く待ち続けます。
 すると53分、エスパルスが柏陣内でCKのチャンス!キッカーはキジェ!ニアへ上がったのCKを高原が頭ですらして柏ゴール左に流し込んでゴーール!!エスパルスは数的不利な状況を振り切って柏に逆転しました!
 逆転を決めたゴトビ監督は、56分に神事に代えて俊幸を、59分には高原に代えて平岡を投入。攻守のバランスを保ちつつエスパルスがボールを保持する時間を増やし、攻撃のチャンスをうかがいます。
 柏に逆転したエスパルスは更にヒートアップ!数的不利を感じさせないアグレッシブな中盤でのプレスで柏のミスを狙い、そこから攻守の切り替えを早くして柏ゴールを狙います。
 それが奏功したのが62分、レアンドロ・ドミンゲスのパスミスを見逃さなかったアレックが素早くボールをかっさらってDFの裏へ抜け出して柏GKと1対1に。アレックは冷静にゴール右隅にボールを押し込んでゴーーール!!!エスパルスがリードを2点差に広げました。
 しかしその4分後の67分、ジョルジ・ワグネルとの競り合いで交錯してしまった吉田がこの日2枚目のイエローカードを受けて退場処分に。ジョルジ・ワグネルも一発レッドで退場と、荒れた試合になってきてしまいました。
 更にピッチ上の選手が少なくなってしまったエスパルス。しかしオレンジ戦士は2点のリードをしっかりとキープするべく、ピッチ上を縦横無尽に走り続けます。一方の柏は、数駅優位を生かして攻め急ぐようなことをせず、セカンドボールを丹念に拾ってじっくりとパスを回し、エスパルス守備にギャップを作りだそうとしてきます。
 柏のもう攻撃に対して運動量を上げて必死に防戦し続けるエスパルス。しかし折からの暑さにより、オレンジ戦士の動きは徐々に精彩を欠いてきてしまいます。そこを柏が逃すこともなく、74分には工藤に決められてしまい失点してしまいます。
 悪い流れを断ち切るべく、ゴトビ監督は83分、後半出場の俊幸に代えて浩太を投入。中盤の守備力と攻撃の展開力のアップを図ります。しかしその5分後には那須のシュートのこぼれ球を橋本に橋本に押し込まれてしまい、エスパルスは土壇場に来て柏に追いつかれてしまいます。
 こうなると柏は勢いを一層増してエスパルスゴールを脅かしてきます。しかし試合終了間際のアディショナルタイム!メモリアルゴールを決めたエスパルスが勝利への執念を燃やし、浩太が執念の中央突破で抜け出し柏GKと1対1になり渾身のシュート!!しかし!これが柏GKの好セーブに阻まれてしまうと、ゴール前にいたオレンジ戦士ががっくりとピッチに倒れこんでしまいます。その隙に柏はクリアボールを拾って踵を返して一転反撃!あっという間にエスパルスゴール前に迫り、最後は水野に決められて万事休す...。その後工藤に追加点を決められてしまい試合終了。エスパルスが柏に大敗を喫してしまいました。


 PK3回、イエローカード7枚、レッドカード3枚。非常に荒れた試合と言えるでしょう。そして数的不利な状況は今季のエスパルスは「経験済み」であり、そんな逆境の中にあっても、FC東京戦の時のようにしっかりと勝ち点を積み重ねてきたエスパルス。しかしこの試合では相手が一枚上手でした。
 この試合で柏は冷静に自分たちのリズムを崩すことなく、数的優位を活かして試合の主導権を握り続けた。逆にエスパルスは柏の押し引き多彩な波状攻撃の前にスタミナを削られてしまい、その結果最後の最後のところで力尽きてしまい再逆転を許してしまった。昨季のチャンピオンチームらしい、自信に満ちたプレーの前に、エスパルスは全力で戦うも力及ばず...。といったところでしょうか。
 一方で、この試合ではサイド攻撃以外の中央突破やアーリークロスからの攻撃も試された。その結果3試合ぶりにゴールが決まったことは好材料。そして高原にも今季初ゴールが生まれ、アレックのゴールは7試合ぶりの流れからゴールでした。これまで散々言われてきた「得点力不足」はこの試合を通じて解消されつつあることが確認できたのではと思います。

 あとは、最後の瞬間まで全力を出し切って戦えるかどうか。主審の試合終了の笛が鳴り終わるまでが試合なんです!シュートが外れて悔しかったら、ピッチに倒れこむ前にもっとやるべきことがあるはずです!オレンジ戦士にはそれを肝に銘じ、石に刻んで忘れないでほしいです!


 エスパルスは柏に大敗。チーム創設以来1,000本目となるメモリアルゴールは決まりましたが、今季ホーム初敗北となりました。試合結果だけ見れば非常に荒れた、そして惨敗という、目を覆いたくなるような悲惨な結膜でした。しかし、そこには次の勝利へ向かうための大きな成果も、仄かにではありますが見えてきています。リーグ戦9試合ぶりの勝利は、もう目前まで来ているのです!

 次の試合はナビ杯準々決勝第1戦vs名古屋戦。ナビ杯はいよいよ決勝トーナメントが始まります!準決勝まではホーム&アウェイでの試合。そして決勝は国立霞ヶ丘陸陸上競技場での試合です!あの日、国立に置いてきしまった「忘れ物」を引き取りに行くために、残り5試合を勝ち続けなければなりません!
 リーグ戦では不調なエスパルスですが、ナビ杯予選リーグでは絶好調!特に若手主体の「ヤングエスパルス」が結果を出してくれています。ベテランが不調な時こそ若手のチャンス!思い切った試合を見せてくれることでしょう!そして次の試合は我らが聖地・日本平での試合です。
 オレンジ戦士はこの大敗に屈することなく試合を冷静に分析し、攻撃面の連携やパス、そしてシュートの精度をしっかり向上させてほしいです。そして出場機会を得られた若手選手は、与えられたチャンスを最大限に活用できるよう、思い切ったプレーでエスパルスを勝利に導いてほしいです。


 夜明け前が一番暗い...。夜明けは、もうすぐ




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投稿者: tao 日時: 2012年7月18日 23:55

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