メインエスパルス観戦記2012年まったく「メモリアル」らしくない試合でした...

2012年7月13日

まったく「メモリアル」らしくない試合でした...

2012 J.LEAGUE Division1 17th sec.
清水 0-0 川崎

 6月30日に行われたリーグ戦第16節vs大宮戦では、試合序盤から高い位置で積極的にボールを奪い、攻守の切り替えを早くして大宮ゴールに迫るも、あと一歩のところでシュートの精度を欠いてしまい、巻き返してきた大宮の攻撃に対して最後まで集中して守るも、試合終了間際のアディショナルタイムに大宮にゴールを許してしまい敗戦してしまったエスパルス。7日にはリーグ戦第17節vs川崎戦に臨みました。
 
 大宮戦ではこれまで姿を潜めていた「攻撃する姿勢」を前面に出して果敢にゴールを奪いに行ったものの、その思いは残念ながら結実しなかったエスパルス。しかし復活の兆しは確実に大きくなってきています。そしてこの試合は我等が聖地・日本平での試合。なおかつこの試合はエスパルス創設20周年となるメモリアルマッチでもあります。この試合にも多くのエスパサポさんが我等がホーム・日本平に駆けつけてくれました。現地でサポートされた皆さん、本当にお疲れ様でした。

 記念すべきチーム通算1,000ゴールを目前に完全に足踏み状態になってしまったエスパルス。何を躊躇することがあるのでしょうか!大宮戦で見せてくれた激しくアグレッシブな攻撃で川崎を圧倒し、メモリアルゴールでメモリアルマッチ勝利を手繰り寄せることが出来るか!エスパルスの勝利への挑戦が火蓋を切りました!

 
 試合開始直後から、エスパルスはメモリアルマッチ勝利を目指し、中盤で苛烈な主導権争いを川崎と展開。するとエスパルスが主導権を握ると、猛然と川崎ゴールを狙います。しかし元エスパルスの川崎GK西部が動物的なセービングでエスパルスのゴールチャンスをことごとくクリアしてしまいます。エスパルスも細かい連携ミスから川崎にボールを奪われてしまう場面も目立ち、エスパルスは攻撃がかみ合わない状態に。惜しいチャンスをゴールに結びつけることが出来ません。
 一方で守備陣は、GK林を中心として安定的な守備を展開。バイタルエリアから最終ラインでは川崎に自由にボールを持たせることなく、ゴールをしっかり守りきり、前半はスコアレスで折り返します。

 後半早々にエスパルスは川崎の攻撃を受けて致命的なピンチに。しかしこれをGK林がスーパーセーブを見せて失点の危機を逃れます。その後もエスパルス守備陣はしかりと川崎の攻撃に対応。集中と運動量を惜しまずに自陣での守備を高めていきます。
 一方で攻撃陣は、前半同様に自分達の攻撃のリズムを作り出すことが出来ず、また連携ミスやパスミスも散見されてしまい、効果的な攻撃を繰り出すことが出来ません。
 するとゴトビ監督は56分、浩太に代えて高原を、伸二に代えて俊幸を投入。中盤から前線に攻撃的な選手を投入し、疲れが出始めるであろう川崎に対しての猛チャージを狙います。
 するとエスパルスは左サイドを起点にした攻撃を更に加速させ川崎ゴールに迫ります。しかし高原や元紀や俊幸のシュートは西部のファインセービングやシュートの精度を欠いてしまい、川崎のゴールネットを揺らすことが出来ません。
 20周年のメモリアルマッチでどうしても勝利を決めたいゴトビ監督は73分、イワシに代えて大悟を投入。中盤での展開力を強化して、川崎ゴールを執拗に攻め立てます。最後の最後までエスパルスは川崎陣内で奮戦するも、川崎も最後のところではGK西部のファインセーブでエスパルスの攻撃を弾き返し、そのまま試合終了。エスパルスはメモリアルマッチを勝利で飾ることが出来ず、スコアレスドローに終わってしまいました。


 意識していなくても意識してしまう。焦ればますます遠くなる。この試合を一言で言うならばそんなところでしょうか。
 ゴールを目指して前半から運動量を惜しまずに高い位置からプレスをかけて川崎からボールを奪い、攻守の切り替えを早くして川崎ゴールを一心不乱に狙い続ける。しかしここでも「決定力不足」という大きな「魔物」がエスパルス攻撃陣に襲い掛かり、その結果不用意に攻め急いでしまってミスを誘発してしまう。選手は決して口にしないかもしれませんが、そこには少なからず「1,000ゴール」というメモリアルも影響しているかもしれません。
 しかし、大宮戦に続いてこの試合でも前に押し出す気持ちと動きが感じられました。たとえて言うならば「ちょっとしたきっかけで全てがうまく回りだし、そのまま再び怒涛の快進撃が始まる」ための、産みの苦しみではないかと思います。
 エスパルスが目指しているサッカーは間違いはない。しかしそれが醸成されるまではあともう少しの辛抱が必要。つまりそういうことなのではないでしょうか。選手もスタッフもサポーターもここが辛抱!我慢のしどころ!ここを乗り越えられれば必ず違った景色が見えてくる!っと、少なくともオイラは信じて行きたいです。


 エスパルスは川崎に引分け。日本平で勝ち点1を分け合いました。そして一応まだまだ「日本平無配記録」は継続中。しかし試合内容を考えたら、そんなことを悠長にいってられない引分けだったと思います。
 しかし、この大きな「魔物」は次のステージにあがるために打ち勝たなくてはならない、内なる「強敵」ではないかと思います。苦労して「魔物」を撃破すれば、大きな「経験値」が得られるのではと思います(RPGじゃないけどね)
 次の試合はリーグ第18戦vs柏戦。柏は昨季のチャンピオンチーム。圧倒的な攻撃力と攻守の切り替えの早さが脅威となるチームです。しかしそんな強敵だからこそ、是力を出し切って打ち勝てれば、大きな結果に繋がるのだと思います。
 ここが胸突八丁のエスパルス。沢山もがいて苦しんだ経験はきっと活きてきます。チーム全員が一丸となってこの難局を乗り越えて、21年目のエスパルスの飛躍のきっかけになるような大勝を決めてほしいです。

 メモリアルだなんて盛り上げちゃうから、みんな萎縮しちゃうのかなぁ...。




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投稿者: tao 日時: 2012年7月13日 14:50

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