メインエスパルス観戦記2012年同じ「引分け」でもその意味は大違いです...

2012年6月26日

同じ「引分け」でもその意味は大違いです...

2012 J.LEAGUE Division1 15th sec.
清水 1-1 鳥栖

 16日に行われたリーグ戦第14節vs新潟戦では、試合内容では新潟を圧倒していた前半でゴールを奪えず、逆にささいな集中の欠如からの隙を新潟に突かれて失点。後半は自陣で引いて守りを固める相手になすすべなく敗戦。またしても東北電力スで敗戦を喫してしまったエスパルスは23日、リーグ戦第15節vs鳥栖戦に臨みました。
 
 またしても新潟で苦杯を舐めさせられてしまったエスパルス。このところの攻撃陣の停滞ムードを突き崩すまでには至りませんでした。しかしこの試合は我等が聖地・日本平。前節の手痛い敗戦を吹き飛ばしてくれるようなオレンジサポーターの後押しがあります!日本平でこの湿ったムードをそぎ落としたいエスパルス。そんなエスパルスをサポートするべく、この試合にも多くのエスパサポさんが我等がホーム・日本平に駆けつけてくれました。現地でサポートされた皆さん、本当にお疲れ様でした。

 鳥栖とは2002年の第82回天皇杯全日本サッカー選手権大会3回戦で対戦、そのときは4-2で勝利しています。しかし今はれっきとしたJ1チーム。特に今季は失点数が非常に少ない、堅守が特徴のチームです。一寸の油断があっという間にピンチに繋がってしまいます。一切の手加減なしに鳥栖を撃破し、この停滞ムードを払拭する事ができるか!エスパルスにとって正念場の試合がキックオフ!

 
 試合立ち上がりから、鳥栖は運動量を惜しまない寄せと高い位置からのプレスでエスパルス攻撃陣を封鎖。中盤でのパス交換が思うように出来ないエスパルスは、自分達の攻撃のリズムを作り出すことが出来ません。中盤の高い位置でボールを奪って、ロングボールを使ってエスパルス陣内に切り込んでくる鳥栖攻撃陣。しかし林や平岡、そしてキャラといったエスパルス守備陣が身体を張った守備で鳥栖の攻撃のチャンスを潰し、ゴール前を固めてゴールを守りきります。
 お互いに攻撃の糸口がなかなかつかめないままで経過した25分、鳥栖陣内での混戦からクリアボールをペナルティエリア内の元紀に戻そうとしたパスが鳥栖DFのハンドを誘ってPKをゲット!これを元紀が左下に落ち着いて流し込みゴール!エスパルスが前半に先制点を決めました!
 しかしその後も鳥栖の粘り強いプレスと寄せに苦しめられてしまったエスパルス。自分達のサッカーが出来ないまま、前半を1点リードで折り返します。
 
 後半に入っても依然として鳥栖の運動量は落ちることなく、素早い寄せと高い位置からのプレスも健在。エスパルスは自分達の攻撃リズムを作り出すことが出来ません。
 すると56分、自陣内でのプレーミスから鳥栖にチャンスを献上してしまい失点。エスパルスは後半立ち上がりの時間に同点に追いつかれてしまいます。
 同点に追いつかれてしまい試合の流れが一層悪くなってきたところで、ゴトビ監督は61分、俊幸に代えて伸二を投入。中盤での攻撃展開力を強化し、攻撃リズムの再構築を図ります。しかし怪我開けの伸二はまだまだ十分なコンディションとは言えず、しかも鳥栖も必死のプレス&寄せでエスパルスはパスタイミングを崩されてしまい、効果的な攻撃には繋がってくれません。
 勝ち越しゴールを狙ってゴトビ監督は、73分に高原に代えてアレックを、79分に大輔に代えて白崎君を投入。立て続けに攻撃的な選手を投入し、絶対に勝ちたいという意思を高めてパワープレーに出ます。すると試合終了間際にはエスパルスの怒涛の猛攻撃が始まり、鳥栖は防戦一方に。しかし鳥栖も必死の守備を展開し、エスパルスの攻撃はことごとく防がれてしまい、結局そのまま試合終了。エスパルスは先制するも追いつかれてしまい引分けに終わってしまいました。


 思うようなサッカーが出来なかったエスパルスに対して、アウェイで自分達の思うようなサッカーが出来た鳥栖。結果は引分けでも、試合内容は優劣の差がはっきりと現れてしまった試合だったように思います。
 エスパルスとしては、前半のうちにラッキーな形で先制点を決めるも、自らのミスが重なってしまい同点に追いつかれてしまった。試合の中ではゴールに迫るも細かいミスが出てしまいフィニッシュに繋げることができなかった。最後の20分間はパワープレーでチャンスを増やせたが、引いて守りを固める鳥栖を崩しきることが出来なかった。なにか、オレンジ戦士が今まで持っていた「自信」が欠落してしまったのではないかな?と感じました。
 もっと自信を持って中央突破を仕掛ければ、もっと自信を持って長短織り交ぜたクロスを鳥栖ゴール前に供給することが出来れば、などなど...。
 この停滞したムードの中で、オレンジ戦士のメンタル面での成長を期待せずにはいられません。もっと自分を信じて、そして仲間を信じて、チャレンジ精神旺盛な、堂々としたプレーを見せてほしいです。


 エスパルスは鳥栖に引分け。勝ち点1を分け合いました。そして一応「日本平無配記録」は継続中ですが、試合内容を考えたら、とてもそんなことをいってられない引分けだったと思います。
 しかし、この大きな「試練」は次のステージにステップアップするための重要な「試練」ではないかと思います。苦労して乗り越えた「試練」の先にあるのは大きな「成果」だと思います。
 次の試合はナビ杯予選リーグ第7戦vs鹿島戦。エスパルスは既に第6節で大宮に勝利して、ナビ杯決勝トーナメント進出を決めています。よってこの試合はいわゆる「消化試合」。しかし!消化試合だからこそ、これまで出場機会に恵まれなかった「ヤングエスパルス」にとっては、公式戦出場のビッグチャンス!思い切ったプレーでアピールが出来る千載一遇の試合になるでしょう!
 ヤングエスパルスナビ杯予選リーグ全勝を目指して、リーグ戦の停滞ムードを吹っ飛ばすくらいの思い切った躍動感溢れるプレーで鹿島を粉砕してほしいです!




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投稿者: tao 日時: 2012年6月26日 23:59

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