メインエスパルス観戦記2012年負けなくてよかったけど課題は持ち越しに...

2012年6月 2日

負けなくてよかったけど課題は持ち越しに...

2012 J.LEAGUE Division1 13th sec.
清水 0-0 横浜F・M

 5月19日に行われたリーグ戦第12節vs浦和戦では、入念なエスパルス対策を講じてきた浦和に両サイドを封じられてしまい、エスパルスの持ち味の攻撃展開が出せないままセットプレーから失点。埼スタで6年ぶりの敗戦を喫してしまったエスパルスは5月26日、リーグ戦第13節vs横浜F・M戦に臨みました。
 
 浦和戦で悔しい敗戦を経験したエスパルス。しかしそこから多くのことを学んでくれたはずです。そしてこの試合の舞台は我等が聖地・日本平。前節の敗戦を払拭してくれるような勝利を決めるにふさわしい舞台です!日本平で自分達のサッカーと自信を取り戻したいエスパルス。そんなエスパルスをサポートするべく、この試合にも多くのエスパサポさんが我等がホーム・日本平に駆けつけてくれました。現地でサポートされた皆さん、本当にお疲れ様でした。

 好調なエスパルスが各チームに研究され始め、俊幸・元紀の両ウイングが封じられる展開が次第に増えてきました。しかしそれを克服しさらに攻撃力を高めていけなければ、さらなる上位を狙うことなど到底不可能なこと。ホームで強敵の横浜F・Mを撃破して、自分達のリズムを取り戻すことが出来るか!新たなステージへの第一歩を踏みしめるための試合がキックオフ!

 
 この試合にはアレックが累積警告で出場停止、そして吉田と大輔がU-23日本代表戦に参加しているために欠場と、主力3選手が欠場という厳しい状況で試合に臨まなければならないエスパルス。ゴトビ監督は中盤での選手を大きく変更。河合チャソを右SBで起用し、ボランチにはJ1リーグ戦初出場となる姜を、2列目には今季リーグ戦初先発の大悟と今季リーグ戦初出場の浩太を、そしてワントップには今季リーグ戦初先発の亜人夢を起用。そうです!ゴトビ監督は今季ナビ杯予選リーグで好調な「ヤングエスパル」を先発起用しました。先発オレンジ戦士の平均年齢が23.82歳なのに対し、横浜F・Mの先発選手の平均年齢は30.27歳。ヤングエスパルスのほうが約7歳も若いのです!この差を有効に生かして、足を使ったサッカーで横浜F・Mをかく乱したいところです。
 
 しかし試合が始まってみるとヤングエスパルスの「若さ」が逆に仇になってしまう展開に。エスパルスは連携不足と若さからか、細かいパスミスや連携ミスが目立ってしまい、自分達の攻撃のリズムを作り出すことが出来ません。横浜F・Mもそのミスを逃さず、ボールを奪って素早く攻撃に転じる展開。しかしエスパルスは自陣では姜を含めた守備ラインとGK林が献身的な守備で危機を何とか回避。横浜F・Mの攻撃をぎりぎりのところで食い止め続けます。
 俊幸・元紀の両サイドも横浜F・Mに中盤からチェックが入ってしまい、思うような攻撃に持っていくことが出来ません。亜人夢も何とか横浜F・Mゴールに突破を試みますが弾かれてしまうばかり。エスパルスはヤングエスパルスの「硬さ」を解消できないまま前半が終了。スコアレスで試合を折り返します。

 後半になっても試合は横浜F・Mのペース。エスパルスは自分達のミスによりリズムを掴むことが出来ません。
 するとゴトビ監督は早めに動き出します。54分に姜に代えて高原を投入。浩太をボランチに下げて中盤からの攻撃展開の再構築を狙います。すると徐々に攻撃陣が活性化。中盤でパスが回るようになり、エスパルスの攻撃リズムが好転し始めます。
 さらにゴトビ監督は64分に亜人夢に代えてジミーちゃんを投入。横浜F・Mは疲労からか次第に足が止まりだし、エスパルスが中盤でポゼッションして攻撃のリズムを掴み、横浜F・M守備陣のギャップを突いてゴールに迫るというエスパルスらしい攻撃が展開し始めます。それでも横浜F・Mも自陣ゴール前では必死の守備を見せ、またエスパルス攻撃陣も最後のところでプレーの精度が甘く、ゴールに結び付ける事ができません。
 ゴトビ監督は82分に俊幸に代えて翔を投入。後半の選手交代枠3つ全てでFWを投入してパワープレーに出ました。しかしそれでも横浜F・Mのゴールを割ることが出来ずに試合終了。エスパルスはスコアレスドローに終わってしまいました。


 主力選手を3名も欠いた状況で試合に臨まなければならなかったエスパルス。しかも攻撃陣が封じられてしまっていた状況において引分けで終われたことは、一定の評価に値すると思います。
 先ずは負けないこと。しっかりと守備を固めて集中を切らさずに最後までゴールを守ること。この部分で見てみれば、姜も中盤で一定のプレーを見せてくれたと思います。しかしそこからの攻撃展開の場面は少なかった。姜の両脇を横浜F・Mに狙われることを恐れすぎてプレーが硬くなってしまいミスが増える。そこを横浜F・Mに狙われてピンチを招いてしまう。ピンチを招くのが怖いあまり、更にプレーが硬くなる...。といった「負のスパイラル」にはまってしまった。そこは「ヤングエスパルス」の若さゆえの弱点といえるでしょう。その証拠に姜と高原が交代した後は攻撃が機能し始めた。経験は試合出場を重ねなければ積み上げられない。姜にとってはいい経験になったと思います。
 一方の攻撃陣は、エスパルスの両サイドからの攻撃をケアして起点を作らせない、という横浜F・Mのエスパルス対策の前に成す術なしだった。エスパルスが可及的速やかに克服しなければならない「課題」は、この試合でも打開の糸口を見つけることが出来ませんでした。サイド攻撃のほかにもいくつか「切り札」を見つけられなければ、リーグ戦で上位を目指すことは不可能なこと。課題の克服はそう容易なことではではありませんが、それを克服したとき、エスパルスの周りの「景色」はドラスティックに変わると思います。


 エスパルスは横浜F・Mに引分け。勝ち点1を分け合いました。主力3選手を欠いて臨んだ試合で勝ち点1を積み上げたことは、まずまず及第点だったと思います。
 リーグ戦の順位も1つ下げて4位に。しかし首位との勝ち点差はわずか「4」。上位は混戦模様になっています。つまりまだまだエスパルスが上位をうかがうチャンスは山ほど沢山あるということなのです!

 ここでナショナルマッチウィークに入るため、リーグ戦は3週間中断します。しかし!リーグ戦は中断でも、ナビ杯予選リーグは開催されます!
 次の試合はナビ杯予選リーグ第5戦vs札幌戦。札幌には3月31日のリーグ戦第4節@アウスタで勝利しています。しかし次の試合はアウェイ@札幌厚別での試合。移動距離が長いことも懸念されますし、ホームでのリベンジに燃える札幌は難敵といえそうです。
 次の試合までは1週間半の期間が空きます。オレンジ戦士もつかの間のオフに入ります。その期間でしっかりと心身ともに疲労回復に努め、コンディションを整えてほしいです。そしてナビ杯予選vs札幌戦での勝利に向けて、「ヤングエスパルス」は気持ちをしっかり切り替えて、自分達のサッカーを信じて躍動感あるプレーで札幌を撃破してほしいです。




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投稿者: tao 日時: 2012年6月 2日 10:52

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