メインエスパルス観戦記2012年こういうタフな試合を重ねることで心身ともに鍛えられるのでしょう!【J特】

2012年5月15日

こういうタフな試合を重ねることで心身ともに鍛えられるのでしょう!【J特】

2012 J.LEAGUE Division1 11th sec.
清水 1-1 C大阪

 6日に行われたリーグ戦第10節vs仙台戦では、強風に雷雨に雹に試合中断に選手退場と、あらゆる艱難辛苦を乗り越え、俊幸&元紀のホットラインで仙台に勝利!仙台の無敗記録を2年連続で止めたエスパルスは12日、リーグ戦第11節vsC大阪戦に臨みました。
 
 ゴールデンウィーク3連戦を全勝という最高の形で終えることが出来たエスパルス。順位も2位まで浮上してきました。しかしリーグ戦はまだまだ続きます。連戦の疲れは選手の心身に少なからず影響を及ぼしているはず。しかし!勝つことで得られる勢いは益々加速させていかなければなりません。そんなエスパルスをサポートするべく、この試合にも多くのエスパサポさんが我等がホーム・日本平に駆けつけてくれました。現地でサポートされた皆さん、本当にお疲れ様でした。

 「黄金の連戦」を3戦全勝で終えて順位も2位に躍進したエスパルス。しかし上位に食い込んできたという事は、それだけ他のチームに対策を立てられ、より一層戦いが苛烈を極めていくということ。C大阪も相当のエスパルス対策を講じて日本平に乗り込んできていることでしょう。しかし!ここからいかに勝利を積み上げていけるかが真の「勝者」に求められる重要なスキルであることは明白。自分達がやってきたサッカーを信じて、C大阪を倒し、新たなステージへの第一歩を踏みしめることが出来るのか!エスパルスの気持ちが試される試合がキックオフ!

 
 ゴトビ監督は仙台戦で退場処分となったキャラの代わりに平岡をCBでスタメン起用。絶好調の俊幸&元紀も当然スタメンに入りました。エスパルスの両ウイングの大活躍に期待したいところです。
 
 しかし蓋を開けてみれば、試合の主導権は完全にC大阪に握られてしまいます。試合開始直後はエスパルスが攻勢に出る場面もありましたが、これまでの試合における疲労もあったためか、前線での選手の動き出しがワンテンポ遅く、またパスミスや連携ミスが散見され、前線からのプレスや守備のポジショニングも曖昧になってしまい、エスパルスは中盤で試合の主導権を握ることが出来ません。すると次第にC大阪が中盤での主導権を握り始め、得意のショートカウンターからエスパルスゴールに襲い掛かります。
 すると15分、C大阪の大きな展開の攻撃から守備陣が揺さぶられてしまい、最後は柿谷に決められてしまい失点...。エスパルスはC大阪に先制ゴールを許してしまいました。
 試合序盤で劣勢に立たされる事になってしまったエスパルス。大輔を起点にして中盤から細かいパスワークで攻撃のリズムを作ろうとしますが、C大阪の中盤の速くて強い寄せにボールを失ってしまう場面ばかり目立ってしまい、俊幸&元紀のウイングコンビが思うように前を向いてボールを持つ時間がほとんどありません。
 エスパルスはしっかりC大阪に両ウイング対策を講じられて攻撃の切り口がつかめないまま、結局前半は1点ビハインドで折り返します。

 前半に全くいいところがなかったオレンジ戦士達に対して、ゴトビ監督が黙っているわけがありません!ゴトビ監督から今季最大級(予想)の檄を飛ばされたオレンジ戦士達は後半立ち上がりからギアアップ!運動量を上げて、アレックや俊幸、元紀といった前線の選手が中盤から積極的にC大阪に攻撃をしかけ、ゴールに向かって迫ります!しかしC大阪も追加点を狙い、ショートカウンターを仕掛けてエスパルスゴールに襲い掛かります。
 絶対にこの試合をモノにしたいゴトビ監督は、ここから「大英断」を下します!55分には俊幸に買えて高原を、63分には元紀に代えて大悟を投入。この試合でのプレーの質はあまりよくありませんでしたが、ここまで絶好調だったウイングコンビをあっさり交代させます。
 すると高原が前線でタメを作って2列目からの攻撃参加を引き出し、大悟が中盤で効果的にボールを散らしてスペースを狙う。エスパルスの前線での攻撃が活性化し始めます。しかしC大阪もむやみに守備的になることはなく、攻守のバランスをしっかり保って試合を支配し続け、エスパルスに付け入る隙を与えません。
 そこでゴトビ監督はここで「最後の手段」に出ます。78分に吉田に代えてジミーちゃんを投入!河合チャソをSBに下げて前線の枚数と高さを増やし、リスクテイクして大攻勢に出ます。これにはここまでバランスを崩さずに守備をしていたC大阪も、自陣に押し込まれてしまい防戦一方の展開になります。
 ホームで屈辱的な敗戦だけは避けたいオレンジ戦士は捨て身のパワープレーでC大阪ゴールに迫ります。対するC大阪も身体を張って自陣ゴールを守る。勝負をかけたぎりぎりの攻防がアディショナルタイムまで続きます。それでもエスパルスはC大阪ゴールネットを揺らすことが出来ません。
 試合を観ていただれもがエスパルスの敗戦を覚悟したであろうアディショナルタイム5分、エスパルスのCKのこぼれ球をキジェが繋いで河合チャソが混戦になっているC大阪ゴール前に渾身のクロス!これに大輔が飛び込んで押し込むもGKに阻まれます。しかし!このこぼれ球がゴール前のアレックの足元に...。これをアレックが冷静に押し込んでゴール!そしてその瞬間に試合終了!エスパルスが劇的な同点ゴールを決めて、辛くもC大阪に引き分けました。


 試合内容は決して褒められる様なものではなかった。選手の動きが重く、動き出しでもパスでも全てC大阪の後手に回ってしまい、C大阪のハイプレス&ショートカウンターの前に成す術なく自陣に押し込まれてしまった。攻撃陣は中盤でのプレーの重さと精度の悪さからまったくリズムがつかめず、両ウイングの攻撃展開もC大阪守備陣にケアされてしまい、エスパルスは全くいいところなし。といわれても返す言葉が見当たりません。
 しかし、 終始試合を優勢に運び、先制ゴールも決まって、あとは試合をクロージングするだけ...。だったC大阪から土壇場で同点ゴールをむしり取り、C大阪から勝ち点2を奪いエスパルスは勝ち点1を拾った。試合終了の笛がなり終わる瞬間まで、絶対にファイティングポーズを崩さずに勇猛果敢に戦い抜いた、この姿勢は十分に賞賛に値すると思います。また押し込まれらならも、諦めて立てポンサッカーにならずに、しっかりとパスを繋ぎ続けて攻撃のリズムを掴もうとしていた中盤の選手達も、素晴らしかったと思います。
 この試合を通じて感じた想いを、オレンジ戦士達は忘れないでほしい。特に思うようなプレーが出来ないまま、失意のうちに交代を余儀なくされてしまった若き「ウイングコンビ」は、この試合で言葉にならないほどの悔しさや無念さ、そして自分自信の無力さや未熟さを痛感させられたことでしょう。その想いをしっかり胸に焼き付けて、これからのリーグ戦を戦い抜いてほしい。そしてサッカープレーヤーとして、もうひとまわりもふたまわりも大きく成長してほしいです。


 エスパルスはC大阪に辛くも引分け。勝ち点1を分け合いました。勝ち点で言えば一番小さな「1」ですが、オレンジ戦士達にしてみれば、非常に大きな意味を持った、重みのある「1」だったように思います。またこの勝ち点「1」は、後々リーグ戦を戦っていく上で重要な勝ち点「1」になるかもしれません。この試合は、それだけ大きな意味がある試合だったのではと思います。

 次の試合はナビ杯予選リーグ第4戦vs神戸戦。この試合は中3日の水曜日開催の試合。しかも試合はアウェイ@ホムスタで行われます。ホムスタでは4月7日のリーグ戦第5節で勝利しています。しかし神戸だってホームで同じ相手に何回も負けることは避けたいはず。リベンジに燃える神戸を退けることは容易なことではないはずです。
 オレンジ戦士はますはしっかりとコンディションを整えて心身ともに疲労回復に努めてほしいです。そしてナビ杯予選vs神戸戦に出場するであろう「ヤングエスパルス」は、試合出場の機会を決して逃すことなく、フレッシュで躍動感あるプレーで神戸を撃破してほしいです。


 「勝者のメンタリティ」とは、こういう試合の積み重ねで醸成されていくのだと思います。




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投稿者: tao 日時: 2012年5月15日 20:35

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