メインエスパルス観戦記2012年「ゴールしても負けたら何もない」【J特】

2012年3月27日

「ゴールしても負けたら何もない」【J特】

2012 J.LEAGUE Division1 3rd sec.
柏 2-1 清水

 17日のJリーグ戦第2節vs広島戦では、オレンジ戦士のアグレッシブで運動量を惜しまない積極的なプレスと切り替えの早い攻撃で流れの中で2ゴールを決め、その後1点返されるも冷静かつ積極的にゲームを運んで、ホーム開幕戦を勝利で飾ったエスパルス。24日にはリーグ戦第3節vs柏戦に臨みました。
 
 ホーム開幕戦を白星で飾ることが出来たエスパルス。その勢いを次の試合に生かしたいところ。しかし今節の対戦相手は柏。柏は昨季の開幕戦で3ゴールを喫してしまい屈辱的大敗を喫してしまった相手。しかし!1年前と今とでは同じエスパルスと思ってもらっちゃ困るぜ!柏に大勝して昨季の屈辱を晴らすべく、この試合にも多くのエスパサポさんがアウェイ@日立柏に駆けつけてくれました。現地でサポートされた皆さん、寒い中本当にお疲れ様でした。
 
 で、この試合にはオイラが単独出撃!そしてなぜかお昼はイチを観に水戸vs山雅の試合@ケーズデンキスタジアム水戸を観てきました。こちらはスコアレスドロー。鈴木隆行に頼りすぎ。もっとエリアに選手が入ってこなきゃ!肝心のイチも消えてたし...。ま、それはいいとして...。

 屈辱的な大敗を喫してしまった昨季開幕戦の相手・柏には、返しても返しきれない「屈辱」を骨身にしみて味わされました。しかし昨季はゴトビ監督就任1年目。しかもエスパルスへの合流も遅れてしまい、新加入選手の調整やチーム作りが終わらないまま迎えてしまった開幕。言い換えれば「見切り発車」の開幕戦でした。今季はゴトビ監督2年目!チームも経験を積んでゴトビ監督のサッカーも浸透しつつあります。昨季と違うエスパルスを見せ付けて柏にリベンジを果たすことが出来るのか?エスパルスの意地を試される試合がキックオフ!

 
 この試合は前節vs広島戦と同じスタメン、同じベンチメンバーで臨みました。ベンチに入った高原や大悟の使いどころ、ジミーちゃんの出場チャンスに注目が集まります。
 
 試合開始直後にピッチを支配したのはエスパルス。広島戦同様に前線から運動量を惜しまずにプレスをかけてボールを奪い攻守の切り替えを早くして、中盤の伸二や河合チャソを経由して攻撃を展開。俊幸や元紀がエリア内にクロスをあげてアレックがフィニッシュ!前線の選手も流動的に動き、伸二や河合チャソも2列目から攻撃参加する。オレンジ戦士全体が連動して動き、柏を翻弄し続けました。しかし柏も必死の守備を展開し、エスパルスは柏ゴールをこじ開けることが出来ません。
 一方守備陣は、CBのイワシ・キャラとボランチの大輔がバイタルエリアをしっかりケアして柏の攻撃の起点を潰し、また柏の強力な2外人に仕事をさせないように厳しく身体を寄せてボールを奪い、柏に思うような攻撃をさせません。
 試合が動いたのは38分、ペナルティエリア右外手前でのFKのチャンス!キッカーは李記帝。ゴール前へのクロスにイワシが綺麗に合わせてヘディングシュート!GKは動けずボールはネットに吸い込まれてゴール!エスパルスが先制点を決めます!そしてそのまま前半が終了。エスパルスが1点リードして試合を折り返します。
 
 後半になると昨季の優勝チームである柏攻撃陣が牙をむきます。前半戦でのハイプレスの反動で運動量が落ちてしまい、次第に中盤が間延びしてしまい、そこを柏攻撃陣に突かれてピンチを招いてしまうエスパルス。押し込まれてしまったエスパルスは中盤の連動性が無くなってしまい、ズルズルと守備ラインが下がってしまいます。それでも最終ラインんではキャラとイワシ、そしてGKの林が身体を張って柏の猛攻撃を弾き返し、失点のピンチを何とか防ぎます。
 追加点を狙うゴトビ監督は58分、伸二に代えてジミーちゃんを投入!比較的早い時間に新戦力であるジミーちゃんを投入し、前線の攻撃力に高さと速さを加えて追加点を狙います。
 エスパルスに新加入したばかりのジミーちゃん。その活躍に全エスパサポさんが期待を寄せていたことでしょう。しかしいかんせん連携不足の感は否めず、せっかくの身長も十分に生かしきれません。さらい中盤からのプレスは動きが遅く効果がなくなってきてしまい、その結果エスパルスは柏の猛攻撃にさらされてしまいます。
 試合を決める追加点がほしいゴトビ監督は74分、俊幸に代えて大悟を投入。中盤からの攻撃展開に速さを加え柏守備陣にスペースを突き、追加点を狙いにいきます。
 試合の残り時間を防ぎきれば柏に勝利することが出来るエスパルスは、冷静さを欠いてしまい、次第にプレーが荒くなってきてしまい余計なカードを貰ってしまう始末。攻撃はおろか柏の猛攻を凌ぐのがやっとの状態になってしまいます。
 試合もあと10分+ATとなった81分、自陣での柏のFKからゴール前で混戦となり、最後は増嶋に押し込まれて失点。柏に土壇場で追いつかれてしまったと思ったら、その5分後の86分、またしても柏にFKを与えてしまい、またしても増嶋に決められてしまい逆転を許してしまいます。
 試合終了間際の5分間に立て続けに2失点してしまい、柏に逆転されてしまったゴトビ監督は逆転直後の87分、元紀に代えて高原を投入。少ない残り時間で同点→逆転の可能性に賭けます。
 しかし惜しいシーンは何回かあったものの、引いて守る柏を崩しきることが出来ずに試合終了。エスパルスはアウェイで柏に敗れてしまいました。


 前半と後半で全く違うチームになってしまった。そんな感想を禁じえません。
 前半では高い位置からの運動量豊富なプレスが奏功し、また2外人のケアもほぼ完璧にこなせていた。だから柏もほとんど攻撃らしい攻撃が出来なかった。エスパルスも効果的なボールポゼッション&攻撃ができ、その結果前半で先制ゴールを決めることが出来た。ここまでは今季ゴトビ監督が目指している「エスパルスのサッカー」だったんだろうと思います。
 しかし後半になると事態は正反対に。前線から激しく攻撃を繰り出す柏に対して、運動量が落ちてきたエスパルスの守備は、連動性を失いことごとく後手に回らざるを得なくなり、その結果守備陣はズルズルと自陣に押し込まれてしまう。クリアボールも柏に拾われてしまい、そこを起点にして攻め込まれてしまう。ゴトビ監督が「カンフル剤」として投入したジミーちゃんもまだまだ選手間の連携やJリーグのサッカーに慣れていないようで奏功しない。それでも守備陣は踏ん張り続けたが、半面でプレーが荒くなってしまい、その結果試合終了間際に与えてしまったセットプレーから2失点。それはシュート数(前半:清水8柏3 後半:清水4柏8)を見てみても明らかだと思います。

 最後まで運動量と集中を維持することが出来なかったオレンジ戦士。いつまでこのハイプレッシング・サッカーを実践することが出来るのか。オレンジ戦士の体力マネジメントやこれから来るであろう夏場の試合を考慮して、いかにスタミナの消費を抑えてハイプレッシング・サッカーを実践するかを考えて行かなければ、エスパルスに勝利は来ないでしょう。逆に言えば、それさえ実践する事ができれば、昨季のチャンピオンチームである柏をゆうに凌駕することが出来るのです!
 
 エスパルス敗戦の原因は明らかです。その部分で言えば、決して下を向くような敗戦ではなかったのかも知れません。


 エスパルスは柏に逆転負け。昨季のリベンジを果たすことは出来ませんでした。昨季の大敗に比べたらまだ希望が持てると思いますが、逆転負けも十分に屈辱的な敗戦です。この悔しさを絶対に忘れずに、次のリベンジのチャンス@ホームゲームを待ちたいと思います。そして、そのときこそ、必ず積年の屈辱を晴らすような大勝利を決めてほしいです!

 次の試合はリーグ戦第4節vs札幌戦。札幌は今季J2から昇格してきたチーム。しかしJ1にもいたチームであり、そもそもJ2も全体でレベルアップしてきている。それに今季の札幌には純平と真希の2人の元オレンジ戦士が所属しています。この試合の会場は我等が聖地・日本平。純平と真希を「歓迎」しなければなりません。オレンジ戦士は柏戦での敗戦を前向きに捕らえて修正点を洗い出し、メリハリを付けたプレーを実践して試合終了まで運動量と集中を切らさないようにして、日本平で札幌を撃破してほしいです。




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投稿者: tao 日時: 2012年3月27日 22:01

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