メインエスパルス観戦記2012年重要な意味を持った「開幕戦黒星」でした【J特】

2012年3月13日

重要な意味を持った「開幕戦黒星」でした【J特】

2012 J.LEAGUE Division1 1st sec.
名古屋 1-0 清水

 1月16日に始動後に21日から香港遠征、2月には春季キャンプ@鹿児島を含め6回の試合をこなしてこの日に備えてきたエスパルス。そう!いよいよ3月10日から2012年のJ1リーグが開幕します!エスパルスはアウェイで名古屋とのリーグ開幕戦に臨みした。

 昨季はアウェイvs柏戦で3-0と大敗を喫してしまったエスパルス。しかし!今季はそうはさせません!昨季と同じ轍を踏む訳にはいきません!往年の東海ダービーを髣髴とさせるこの試合に、多くのエスパサポさんがトヨスタ@名古屋に駆けつけてくれました。現地でサポートされた皆さん、本当にお疲れ様でした。

 開幕戦の相手は強豪の名古屋。ケネディや闘莉王、玉田に永井といった攻撃陣が強力なチームです。昨季のエスパルス、就任間もない監督の意思が浸透しておらず、明らかに準備不足でした。今季は昨季から主力選手は多少入れ替わったものの、ゴトビ監督の目指すサッカーが浸透し、また新加入選手の実力も高評価。ここまでの練習試合でも仕上がり具合も上々で、開幕ダッシュも夢ではないといわれています。名古屋を撃破して2012年の「ゴトビ丸」の大航海への出帆に華を添えることが出来るか!エスパルスの2012シーズンが幕を切って落としました!

 
 この試合ではGKには林、CBにイワシとキャラ、SBには吉田と李、ボランチには大輔、トップ下には河合チャソとエダ、FWには俊幸・元紀・アレックが入りました。なんと開幕戦スタメン11人のうち4人が新加入選手。そして2008年のリーグ開幕戦vs大分戦の本田拓也以来、4年ぶりに河井チャソが開幕戦でデビューを果たしました。
 
 試合は立ち上がりは両者落ち着いた試合の入りでしたが、15分を過ぎたあたりから徐々にエスパルスがボールをポゼッションして攻撃の起点を作り、河井チャソやエダから縦へのパスを前線に供給して中央から攻撃を展開。またサイドからも、吉田や李が効果的なオーバーラップを展開して敵陣深くえぐりこんで攻め込む。エスパルスらしい攻撃を展開して名古屋ゴールを脅かします。しかしダニルソンをはじめとした名古屋守備陣の奮闘もあり、また日本代表GK楢崎の好セーブもあって、エスパルスはなかなかゴールを決めることが出来ません。
 一方守備陣は、この試合でボランチに入った大輔が中盤の底で広いエリアを運動量を落とさずにカバーして、しっかりと名古屋の攻撃の起点を潰していました。またCBに入ったイワシとキャラも名古屋攻撃陣を封じ込め、GK林も好判断でシュートを防いで、失点の危機を回避し続けます。
 すると32分、自陣ペナルティエリア内でGK林が弾いたシュートのこぼれ球に先に身体を入れた吉田が、相手選手とぶつかってしまい、これが無情にもファウルの判定に。ケネディにPKを決められて失点してしまいます。
 その後もエスパルスは下を向く事なく、中央やサイドを効果的に使って攻撃を展開。河合チャソやアレックが名古屋ゴールに迫ったもののゴールを決めることは出来ず、エスパルスは1点ビハインドで前半を終えました。
 
 後半開始からゴトビ監督は動きます。エダに代えて伸二を投入。中盤からの攻撃展開を更に強化して、名古屋ゴールを狙います。
 エスパルスは前半同様にボールをポゼッションして中盤から攻撃の起点を作り、名古屋ゴールを狙います。しかし1点リードしている名古屋はさらにゴール前の守備を固めて、エスパルスの攻撃を弾き返し続けます。
 攻撃にアクセントがほしいゴトビ監督は73分、俊幸に代えてルーキーの白崎を投入。思い切った攻撃参加による名古屋守備陣の切り崩しに期待をかけます。
 しかしそれも思うように奏功せず、試合終了間際には吉田のクロスを伸二が頭で合わせましたがゴールマウスを捕らえる事は出来ずに試合終了。エスパルスはリーグ開幕戦を白星で飾ることが出来ず、リーグ戦黒星発進となってしまいました。


 結果だけ捕らえれば「黒星発進」となってしまった今季のリーグ戦、しかし内容は果たして「黒星」といえるものだったのでしょうか?
  
 先ずは「新戦力」
 この試合で出場した新加入選手は結果的に5人。延べ12人出場したこの試合で約半数が新加入選手だった。しかもその誰しもが素晴らしいパフォーマンスを見せてくれた。GK林は好判断を連発し、また最終ラインのコーチングにも妙を見せた。SBの吉田に李も、守備から攻撃に運動量を惜しまずに奔走してくれた。そして河合チャソは、練習試合からその非凡な判断力と技術を惜しみなく見せ、攻守に大きく貢献してくれた。白崎は出場時間は短かったものの、思い切りのいい攻撃を見せてくれた。今季の新戦力の能力の高さと、エスパルスのサッカーにいち早くフィットしていると考えられるでしょう。
 
 次に「若手の成長」
 特にこの試合ではボランチに入った大輔の成長が目覚ましものでした。昨季にもボランチのポジションに入ることがありましたが、不慣れなポジションだったためか動きに精彩を欠く場面が目立ち、持ち味の競り合いの強さを見せることがなかなか出来ませんでした、しかしこの試合では、動き出しの速さと競り合いの強さを遺憾なく発揮。昨季までの不安定さはなくなって、広大なエリアをケアしなければならない、非常に難易度お高いポジションであるワンボランチというポジションを全力でこなしていました。
 今季新加入した長身のDF姜とのポジション争いを繰り広げるであろう大輔。移籍加入2年目となる今季は勝負の年になりそうです。

 あくまで試合は黒星。しかしこれだけの「収穫」があれば、そう悲観することはありません。(攻撃陣の決定力不足は今に始まったことではありませんし)まずは守備が安定してくれれば、攻撃陣は思い切って前に出て行けるようになります。失点だって流れやセットプレーからではなく不運なPKによるもの。エスパルスが飛躍する材料のほうが輝いていた試合だったと思います。  


 エスパルスは名古屋に敗戦。リーグ開幕戦を白星で飾ることは出来ませんでした。スタートダッシュを決めるためには開幕戦は勝っておきたい所でしたが...。しかし、あれだけの成果が確認できた試合。重要な意味を持った「開幕戦黒星」だったといえるでしょう。

 次の試合はリーグ戦第2節vs広島戦。次の試合は我等が聖地・日本平での開幕戦!今度は負けるわけにはいきません!対戦相手の広島は今季監督が交代。チーム作りもまだ途上であろう広島には、攻め込む隙も多いのかもしれません。スタート直後にこけちゃいましたけど、ホーム開幕戦ですっきり勝利して、ここからダッシュを決めてほしいです!

 ダニルソンと楢崎さえいなけりゃ...(ボソリ)




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投稿者: tao 日時: 2012年3月13日 20:47

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