メインエスパルス観戦記2012年実り多き「スコアレスドロー」【J特】

2012年2月28日

実り多き「スコアレスドロー」【J特】

 19日に行われたプレシーズマッチvsジュビロ戦では、河井チャソの絶妙なクロスが相手DFのオウンゴールを誘って1-0で勝利。キャンプ期間中は全勝という目標をクリアして春季キャンプ@鹿児島を打ち上げたエスパルス。静岡に戻ってきて、リーグ開幕に向けた最終調整に移りつつあるであろう26日、プレシーズンマッチvs新潟戦に臨みました。
 
 ジュビロとのプレシーズンマッチは鹿児島で行われましたが、この試合は我等が聖地・日本平での開催。約3ヶ月ぶりに見た日本平のピッチは日本一の輝きで満ち溢れています。そして、ここまで試合を観たくてうずうずしていたであろう、多くのエスパサポさんが日本平へ駆けつけてくれました。現地でサポートされた皆さん、本当にお疲れ様でした。
 
 で、このプレシーズンマッチもスカパー!で中継してくれました。んもう♪スカパー!さん ったら♪

 リーグ戦開幕まで残すところ2週間。いよいよ最終調整の局面に突入しつつあるといえるでしょう。開幕ダッシュを実現させるためにはここでの仕上がり具合が重要になります。今季新加入の選手がどこまでの実力を落ち合わせているのか。そしてベテラン選手がどれくらい仕上がってきているのか。エスパルスにとって開幕前の重要な意味を持つ試合がキックオフ!

 
 この試合ではGKに林、CBには平岡とイワシ、右SBには犬ちゃん、左SBには河井チャソ、ボランチには姜成浩、中盤にはエダと大悟、そして前線には元紀・高原・俊幸が入りました。新加入選手の動きと、手術から復帰した大悟のコンディションの具合に注目が集まります。
 
 試合立ち上がりはエスパルスのペースに。中盤の底からしっかりとボールをポゼッションしてそこからパス交換しつつ新潟守備陣のギャップを作る。空いたスペースに高原・元紀・俊幸のエスパルス攻撃陣がすかさず入り込んで新潟ゴール前に切り込む。エスパルスが今季目指しているであろう攻撃を展開する攻撃陣でしたが、戦列復帰間もない大悟などの、中盤でのパスミスが目立ってしまい、なかなか思うようなスペースは空きません。そこで大きなサイドチェンジやロングボール等を使った、ピッチを大きく使った攻撃を展開するエスパルス。特に河合チャソや姜成浩などの2列目の選手が大きな展開から手数をかけずにゴール前にクロスを運び、新潟に襲い掛かります、これも最後のところで精度を欠きゴールに結びついてくれません。
 一方の守備陣は、新加入のGK林も良く声を出して最終ラインに指示を出し、また適格な判断も見せてゴールマウスを守ります。またアンカーに入った姜成浩も、中盤の安定したリスクマネジメントを見せ、新潟に攻撃の隙を与えません。結局両者決定的なシーンは多く見られず、前半はスコアレスで折り返します。
 
 プレシーズンマッチのために選手交代枠が6人というとで、後半に入るとゴトビ監督は積極的に選手を入れ替えてきます。後半頭から林に代えて海人を、平岡に代えてキャラを、犬ちゃんに代えて吉田を、高原に代えて翔を投入。それぞれそのままのポジションに入りました。キャラのCBにも注目が集まります。
 後半に入ってからも守備陣はしっかりと運動量を惜しまずに守備を展開。CBに入ったキャラは持ち前のフィジカルの強さと守備意識の高さを見せて新潟の攻撃を弾き返します。またSBに入った吉田はU-23日本代表に参加していたために始めての対外試合になりましたが、安定した守備を見せていました。
 一方攻撃陣は、後半立ち上がりは大悟の攻撃参加が目立ち決定的な場面もありましたが、ここでも最後のところで決めきることが出来ず、その後はロングボール主体で攻撃を展開するも、中盤での細かなミスが目立ってしまい、決定的な場面を作ることが出来ません。
 ゴトビ監督は61分に大悟に代えて白崎を、80分には俊幸に代えて樋口君を投入。フレッシュな戦力を試合を通じて起用し、様々な可能性を探ります。
 しかし最後まで両者ともゴールを割ることが出来ないまま試合終了。スコアレスでプレシーズンマッチを終えました。


 今季新加入の選手から古参の選手まで、ルーキーから怪我明けの選手まで。様々な選手の可能性を探りつつ、ゴトビ監督就任2年目のエスパルスを形作り、2週間後にリーグ開幕戦を控えた大切な時期。そんな状況において、この試合は内容も課題も充実した「実り多きスコアレスドロー」だったように思います。
 土壇場で獲得したGK林。やはり海外での経験は伊達ではなく、テレビを観ていてもコーチングの声が聞こえてくるほどの大きな声で守備陣を統率。キックも安定して蹴れていたし、判断力も申し分なし。海人もそれに呼応して研鑽してくれるでしょう。
 ルーキーの犬ちゃん・河井チャソは荒削りながらもSBでしっかりプレー。中でも河合チャソは攻守の切り替えが早くピッチ全体を判断して攻撃展開が出来る「地頭の良さ」が光っていたように思います。判断も早いので出足がいい。これでフィジカルの強さと速さが加われば、あのインテルの長友を凌駕するほどの、日本を代表するSBになれる逸材ではないでしょうか!(かなりエコヒイキ入ってますw)吉田もそのあたりの強さを遺憾なく発揮してくれましたし、SBの補強はひとまずいい方向だといえそうです。
 それと姜成浩のボランチも可能性を感じました。持ち前のフィジカルの強さで中盤の底で新潟の攻撃の目をしっかりとケアしていました。ボランチのポジションはエスパルスにとって重要な「要」。浩太や大輔とのいいカタチでの化学反応が起きてくれることを期待したいです。
 CBに入ったキャラも、フィジカルの強さとボランチでの経験を生かしてCBとしても安定感抜群のプレーをしてくれました。CBの枚数はあればあるほど助かるもの。イワシがカードコレクター(ぉぃw)だもんで、バックアップとしてのキャラの存在は心強いです。
 そして長い沈黙を経て復活の兆しを見せつつある大悟。まだまだプレーがふわふわしている部分はあるものの、局面ごとに垣間見せる強さと判断力と技術の高さは折り紙つき!この試合でも何度かシュートチャンスを演出してくれました。まだまだ本調子ではないということは、ここから更に良くなるということ。完全復活が待ち遠しいです。
 
 総じていえることは「守備面の安定度が増した」ということではないでしょうか。
 
 昨季はボランチから後ろのポジションが最後まで不安定で、それにより不用意な失点も少なくはなかった。しかし今季は適材の補強も出来て、またそれぞれのポジションでバックアッパーが出来た。守備が安定してくれれば、守備の選手が怪我や累積警告で欠場するようなことがあったとしても、大きく順位を落とすようなことがなくなってくるのではないでしょうか。
 しかしこのままでは、大きく順位を落とすことはなくても、上位をうかがうことはできません。大悟の復活に伸二の復帰、そして河井チャソの攻撃参加に加えて、高原、元紀、俊幸の奮起がなければ、攻撃の迫力はたかが知れているといわれそうです。安定した守備陣に支えられて、攻撃陣は思い切って攻撃を展開できる。チーム全体での「化学反応」に大いに期待したいです。


 エスパルスは新潟に引分け。リーグ開幕戦最後のプレシーズンマッチを勝利で飾ることは出来ませんでした。しかし手にした「実り」は、良いものだけではなく悪いものもある、非常に大きく、そして重要な実りだったのではと思います。

 次の試合は、いよいよ今季のリーグ開幕戦!アウェイで名古屋と対戦します!昨季は柏に惨敗してしまったエスパルスでしたが、今季はそうは行きません!相手がどこであろうとアウェイであろうと、リーグ戦における開幕戦の意味は非常に大きなものがあります。この試合の結果が、今季のエスパルスを決める!といっても過言ではないでしょう。

 プレシーズマッチを終え、リーグ開幕戦まで残された時間はあと2週間となりました。オレンジ戦士はここからはリーグ開幕に向けた最終調整のに入ります。残された課題と問題点を一つずつ克服し、リーグ開幕戦に万難を排して臨んでほしいです。

 いよいよ開幕!オラなんだかワクワクしてきたぞ!




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投稿者: tao 日時: 2012年2月28日 21:00

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