メインエスパルス観戦記2011年西のチームとPK戦に縁がなかったです...

2011年12月27日

西のチームとPK戦に縁がなかったです...

第91回天皇杯 全日本サッカー選手権大会 準々決勝
清水 2(PK5-6)2 千葉

 17日に行われた天皇杯4回戦vs千葉戦では、前半は千葉に押し込まれながらも後半に猛反撃を展開!アレックと翔君の2ゴールで千葉に勝利したエスパルスは24日、天皇杯準々決勝vsC大阪戦に挑みました。
 
 リーグ戦で思うように順位を伸ばせなかったエスパルスにとって、天皇杯は是が非でも清濁併せ呑んでも何が何でも優勝しなければならない今季最後のタイトル!そして何より、エスパルスが今年の元日に国立に忘れてきた大切なものを獲りに行かなくてはいけません。そんなエスパルスをサポートするべく、この試合にも多くのエスパサポさんが長居@大阪に駆けつけてくれました。現地でサポートされた皆さん、寒い中本当にお疲れ様でした。
 
 で、我が家はこの試合は試合の録画を観ることに。日中は大掃除してたので、一切の情報を遮断して試合を観ました。ゴール速報メールの回数がやたら気になりましたが...。

 ゴトビ監督就任1年目のエスパルスにとってのどから手が出るほどその手中に収めたいタイトルが天皇杯!そして天皇杯は何が起こるかわからない一発勝負のトーナメント戦!国立に忘れてきた大切なものを取り戻すために。今季1回も勝った事のない静岡以西のチームとの試合がキックオフ!

 
 この試合では怪我で母国に帰っていたフレディがスタメン復帰!そしてひざの手術から回復した伸二がベンチに入りました。また千葉戦ではベンチスタートだった宏介がスタメン復帰。浩太がボランチでスタメン出場。天皇杯で2試合連続ゴールと好調の翔君もスタメン出場を果たしました。
 
 試合立ち上がりは攻撃展開の速さにものを言わせたC大阪が攻撃のペースを握ります。エスパルスはバイタルエリアから右SBの裏のスペースをC大阪に良いように使われてしまい、自陣に押し込まれる展開が続きます。
 試合が動いたのは11分、C大阪のサイド攻撃から先制ゴール奪われてしまったエスパルス。決められる苦しい展開に陥ってしまいます。
 そしてその8分後の19分、今度は戦列復帰を果たしたフレディがC大阪守備陣と交錯して負傷交代を余儀なくされてしまいます。
 ますます厳しい状況に陥ってしまったゴトビ監督は負傷したフレディに代えて伸二を投入。伸二は役2ヶ月ぶりの戦列復帰となりました。
 するとエスパルスは伸二を軸にして攻撃を展開。中盤から細かいパスワークで攻撃のリズムとC大阪守備陣のギャップを生み、開いたスペースを翔君や元紀が突いてC大阪ゴールに迫る。エスパルスらしい攻撃が展開され始めました。
 そして伸二投入の4分後の23分、元紀のドリブル突破のクリアボールを高原が拾ってシュート!これがペナルティエリア内でC大阪DFのハンドを誘ってエスパルスがPKをゲット!これを伸二が、C大阪サポーターの猛烈なブーイングを全く気にするでもなく冷静に決めてゴール!エスパルスが短時間のうちに追いついて、試合を振り出しに戻します!
 その後も伸二を起点としてエスパルスが攻撃を構築。C大阪のカウンターに警戒しつつ、中盤から両サイドを使った効果的な攻撃展開でC大阪ゴールに襲い掛かります。しかしC大阪もゴール前では集中を切らさずに守備を展開し、エスパルスは追加点を決められずに前半が終了。1-1で試合を折り返します。
 
 後半になると試合は更にスリリングな展開に。持ち前の速さを駆使してカウンターを容赦なく繰り出すC大阪に対して、エスパルスはGK海人のスーパーセービングを含めた守備陣の体を張った奮闘で失点を回避。一方で攻撃陣は伸二を起点として前線が流動的に動いてスペースを作り、そこを翔君や元紀が突いてゴールチャンスを作ります。しかし最後のところでフィニッシュの精度が甘く、ゴールには結びついてくれません。
 事態を打開するべくゴトビ監督は83分、浩太に代えて俊幸を投入。平岡をボランチにあげて、ミドルレンジからの攻撃力強化と速さを生かした攻撃展開に期待をかけます。
 それでも思うようにエスパルスの攻撃はゴールに結びつくことはなく90分が終了。試合は延長戦にもつれ込みました。
 
 延長戦頭からゴトビ監督は、疲れと怪我明けでパフォーマンスが落ちていた伸二に代えてエダを投入。中盤での攻守のバランスをとりつつ、攻撃展開に厚みを加えるエダの動きに期待がかかります。
 しかし延長戦開始直後の93分、清武にゴールを奪われてしまい、C大阪に再びリードを許してしまいます。
 今季のエスパルスであればここからズルズルと失点を重ねてしまい、最終的に大敗を喫してしまうパターンでしょう。しかし!この試合でのオレンジ戦士は一味も二味も違いました。
 エスパルス攻撃陣は足を攣る選手が出始めながらも集中を切らさず、最後の力を振り絞ってピッチを駆け抜けます。
 すると延長前半終了間際の104分、敵陣中央の宏介からのパスを受けた俊幸がペナルティエリアに切り込んで、シュートコースが開いた瞬間に強烈にシューート!!ボールはゴール右隅に吸い込まれてゴーール!!エスパルスが再びC大阪に追いつき、試合の行方は振り出しに戻りました!!
 延長前半に魂のゴールでC大阪に追いついたエスパルス。しかし延長後半はさすがに疲れが見えてきた両チームとも攻撃に精彩を欠いてしまいそのまま延長戦が終了。120分にわたる死闘で決着がつかなかった準々決勝は、ついにPK戦にまでもつれ込む結果になりました。
 
 PK戦はまさに「時の運」。両者とも5人までPKを行いお互い1人ずつPKをはずして4-4となり、PK戦はサドンデスに突入します。
 6人目のキッカーがお互いに決まって7人目、C大阪がPKを決めてエスパルスのターン。ペナルティスポットに歩み寄るのは誰あろう海人!ボールをセットして主審の笛と共に蹴り込んだ渾身のシュートは無常にも左ゴールポストに弾かれ...。その瞬間に海人はピッチにうつぶせにバタリ倒れ...。
 エスパルスはPK戦の末にC大阪に惜敗、天皇杯準々決勝で姿を消すこととなりました。
 

 今季のエスパルスは先制されるとそのままズルズルと失点を重ねてしまい敗戦を喫するパターンが多かった。しかし。この試合では一度ならず二度までも粘り強く追いついて、最後まで雄雄しく戦ってくれた。その試合内容と精神は今季エスパルスに足りなかった大きな「自身」に繋がると思います。
 
 PK戦は事前に色々研究できるとは言え、やはり「時の運」がその結果を大きく左右するといえるでしょう。別の言い方をすれば、PK戦の結果は、だれも責めることができないということ。120分間足を攣りながらピッチを縦横無尽に駆け巡ってくれたオレンジ戦士を責めるようなことは、私にはとてもできません。
 
 しかしあえて苦言を呈するとすれば、PK戦にまでもつれ込む前に、しっかり戦って勝ちきる力が欲しかった。そして今のエスパルスには、その力は持ち合わせていなかったといえるでしょう。
 90分間で勝ちきる力。来期のエスパルスが目指すべき目標が、まさしくそれそのものといっても過言ではないと、私は思います。


 エスパルスはC大阪にPK戦の末に惜敗、第91回天皇杯全日本サッカー選手権大会は準々決勝で姿を消す事となりました。それと同時に、エスパルスは2011シーズンの全日程が終了。ゴトビ監督1年目のエスパルスの2011シーズンが幕を落としました。

 ゴトビ監督はC大阪戦後の記者会見で...


「我々エスパルスは来シーズン

 
 
特別なことを成し遂げるための

 
 
完璧な基盤ができた。」


 とコメントしています。監督の交代に主力選手の大量流出。2011年のエスパルスの船出は、順風満帆ではありませんでした。しかし!今季が終わった段階で、来期への確かな足がかりとなる基盤は堅牢なものになりつつあると確信していいでしょう!

 エスパルスの全日程が終了したことにより、来季に向けた補強や移籍の話が本格化することでしょう。エスパサポに限らず、サッカーファンにとっては日々の情報に一喜一憂させられる日々が1ヶ月程度続くかもしれません。
 
 しかし!誰が去っていこうと誰がやってこようと...


清水エスパルスは

清水エスパルスです!


 ま、来期のエスパルスに想いをはせつつ、年末年始を過ごしたいと思います。

ありがとう!エスパルス!

 あーあ、天皇杯勝ちたかったなぁ...。
 元日が暇になっちゃったよ...。




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投稿者: tao 日時: 2011年12月27日 16:59

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