メインエスパルス観戦記2011年「これがエスパルスの仕様です」とは言いたくないが...

2011年11月 9日

「これがエスパルスの仕様です」とは言いたくないが...

2011 J.LEAGUE Division1 31th sec.
福岡 2-2 清水

 10月23日に行われたリーグ戦第30節vs甲府戦では、中盤での圧倒的なボールポゼッションと、強力な攻撃陣の押し上げ、そして驚異的な決定力を見せ付けて甲府に圧勝!富士山ダービーを勝利で飾ったエスパルスは11月3日、リーグ戦第31節vs福岡戦に臨みました。
 
 富士山ダービーvs甲府戦では高い決定力を遺憾なく披露して、選手もサポーターもわくわくするようなサッカーを見せてくれたエスパルス。この調子で一気にリーグ戦を勝ち抜いて欲しいところ。しかしこの試合はアウェイ@レベスタでの福岡戦。難しい試合が予想されます。エスパルスをサポートするべく、この試合にも多くのエスパサポさんが、遠く福岡のレベスタまで駆けつけてくれました。現地でサポートされた皆さん、本当にお疲れ様でした。
 
 で、我が家はこの試合は自宅でテレビ観戦...。福岡はちかっぱい遠かばい!でも、行きたいっちゃんね...。
 
 甲府戦の快勝を次々に繋げて、残るリーグ戦や天皇杯へ繋げて行きたいエスパルス。しかし相手は前節に降格が決定してしまった福岡。重度の緊張感から解き放たれ、思い切った攻撃を仕掛けてくるに違いありません。下位の福岡をしっかりと下し、勝ち点を積み上げることができるのか。エスパルスの今期終盤戦を占うであろう試合がキックオフ!

 
 この試合では伸二が負傷欠場。代わってアレックが中盤でスタメン出場しました。またイワシもCBでスタメン出場。故郷・九州での活躍が期待されます!

 前節vs甲府戦とはうってかわって、試合立ち上がりから中盤から前線へのパスが全くといっていいほど繋がらず、中盤で福岡にボールを奪われてそこからカウンターを喰らう。最終ラインは福岡のカウンターを警戒するあまりラインを上げられず、中盤に大きなスペースができてしまい、そこを福岡攻撃陣に使われてしまう。エスパルスは福岡の思い切った攻撃展開に苦しめられてしまいます。しかし福岡のシュートの精度がよくなく、また最終ラインが必死の守備を展開し、なんとか失点だけは防ぐような展開が続きます。
 最終ラインと前線の間が間延びしてしまい、最前線の高原・元紀・俊幸の3トップも機能せず、エスパルスらしいサッカーがほとんどできないまま前半が終了。スコアレスで試合を折り返します。

 後半になっても試合の状況は変わらず。中盤から最前線で思うようにボールを収めることができず、逆に福岡の体を張った寄せにあってボールを失い、そこから福岡の思い切ったカウンター攻撃にさらされてしまい、自陣に押しこめられてしまう展開が続くエスパルス。なかなか反撃の糸口すらつかめず、じりじりとし展開が続きます。
 しかし61分、試合はついに動き出します。ゴール前での混戦からのこぼれ球をペナルティエリア外で拾ったフレディがシュート!これをエリア内にいた福岡DFが思わず手で止めてしまいハンドの判定でエスパルスがPKをゲット!伸二がいないPKを誰が蹴るのかと思いきや、ペナルティスポットに歩み寄ってきたのは、なんとイワシ!しかしこれを冷静にゴール左上に突き刺してゴール!エスパルスが厳しい試合展開の中で先制点を決めました!
 そしてその3分後の64分、今度はエスパルスが福岡ペナルティエリア前方でFKをゲット!ゴールまで約30メートル。すると当然のようにエディが長大な助走をとって悠然と構えます!そして主審の笛の合図と同時にボールに猛然と駆け寄るエディが右足を振り抜いてボスナー砲発射!!ボールはミサイルのように選手の壁をすり抜けて、超絶なスピードでゴールネットに突き刺さりゴーール!エスパルスが立て続けに2ゴールを決めました!
 連続ゴールで一気呵成に福岡撃破にかかるエスパルス。しかしボスナー砲が決まった2分後の66分、福岡の突破を許してしまい失点。その2分後にも守備陣が浮き足立っているところを突かれてしまし失点...。エスパルスはあっという間に福岡に追いつかれてしまいました...。
 連続ゴールを決めるも4分後には追いつかれてしまうという厳しい状況を打開するべく、ゴトビ監督は2ゴール目を決められた直後に、俊幸に代えて浩太を投入。中盤での展開力を更に高めて、エスパルスの攻撃の活性化を図ります。
 しかし、試合展開は相変わらず福岡ペースに。福岡の思い切ったカウンター攻撃の前に、エスパルスは全くいいところを出せない状態が続きます。86分には福岡の田中誠が2枚目のイエローカードを喰らって退場処分に。エスパルスが数的優位に立ちます。しかし福岡がゴール前を固めてしまい、エスパルスは福岡を突き崩すことができません。
 試合終了間際にゴトビ監督は高原に代えて翔を投入するも事態を打破することができないまま試合終了。エスパルスは福岡に引き分けました。


 ぶっちゃけて言ってしまうと、この試合は負けなくて良かったと思います。
 およそ10日前にあの快勝を決めたのと同じチームとは言えません。中盤では単純なパスミスや連携ミスからあっさりとボールを奪われてしまう。そこから福岡のカウンターを喰らってズルズルと守備ラインが下がってしまう。中盤でボールが収まらないから、前線の選手は孤立してしまい、その結果この試合でエスパルスが放ったシュート数は10本。しかも前半に限って言えばたった1本。前節甲府戦でのシュート数も9本でしたが、この試合では最前線の高原・元紀・俊幸の3選手はシュート0という体たらく...。せっかくPKやセットプレーでゴールを決めても、攻撃陣がこれでは、勝てるわけがありません。
 「伸二がいなかったから...」というのは言い訳。逆に伸二がいなかったからこそ、しっかりと戦って勝利と勝ち点を積み上げて欲しいところだったのですが...。
 ここが、良くも悪くもエスパルスの仕様といわれる「対戦相手に合わせてしまう」部分ではないかと思います。真の強者になるには、その部分は不要!しっかりと勝利を掴む「実力」を身に着けて欲しいです。


 エスパルスは福岡に引分け。アウェイで勝ち点1を積み上げました。通常であればアウェイで引分けはまずまずの戦果、しかし内容でいえばエスパルスが勝利を逃した試合。他チームの状況もあり、この試合で勝てていれば、順位も大きく上げることができた試合。そんな大切な試合に勝ちきれなかったのは、エスパルスが大いに改善するべき部分だと思います。

 次の試合は天皇杯3回戦vs鳥取戦。対戦相手はJ2のチームですが、一発勝負のトーナメント戦!何が起こるか全く予想ができませ。一縷の油断が即致命的なピンチに繋がりかねない。そういった緊張感を持っていなければ、天皇杯を勝ち抜くことはで着ません!
 そして、福岡戦の試合結果によって、エスパルスの今期リーグ戦での5位以下が確定してしまい、リーグ戦の順位によるACL出場の権利も消滅してしまいました。残るACL出場権利は天皇杯のみ!是が非でも勝ち進んで行かなくてはなりません!

 天皇杯vs鳥取戦まで2週間半ほど期間が開きます。オレンジ戦士はこの期間で、これまでのリーグ戦で溜まってしまった疲労をしっかりと取り除いて欲しいです。そして心身ともにリフレッシュして、フィジカルケアに勤めて欲しいです。
 そのうえで、甲府戦や福岡戦で顕在化したであろう「シュート数不足」をはじめとした数々の課題を克服するためにも、中盤から前線の連携や選手の動きを十分に確認して、伸二が不在でもエスパルスらしい攻撃が展開できるよう、十分に練習を重ね、天皇杯vs鳥取戦を勝利し、残るリーグ戦も勝利を目指して戦い抜いて欲しいです。




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投稿者: tao 日時: 2011年11月 9日 11:01

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