メインエスパルス観戦記2011年屈辱は晴らせず...【J特】

2011年9月12日

屈辱は晴らせず...【J特】

2011 J.LEAGUE Division1 25th sec.
"EL CLASICO"at J-LEAGUE 44th. The SHIZUOKA Derby Match
清水 1-2 磐田

 8月27日の横浜F・M戦では、これまで失点が目立っていた守備陣は奮起してゴールを割らせなかったものの、攻撃の要となる選手を欠いていたためか、ゴール前に迫りつつも決定的なチャンスを決め切れず、スコアレスドローに終わったエスパルス。10日にはリーグ戦第25節"静岡ダービー"vsジュビロ戦に臨みました。
 
 その時のチームの順位やコンディションは全く関係なく、完全な"ガチンコ勝負"の静岡ダービー。そして、この試合は6日に惜しまれつつ亡くなられた眞田さんに捧げる試合。静岡ダービーは勝利こそが至上命題。絶対に是が非でも何が何でも清濁併せのんでも、今日のこの試合は勝たなければなりません!アウェイ開催@静岡スタジアムエコパに、この日も多くのエスパサポさんが駆けつけてくれました。現地でサポートされた皆さん、本当にお疲れ様でした。
  
 で、我が家はこの試合もテレビ観戦...。翌週の浦和戦には出撃したいなぁ...(´・ω・`)

 前節は横浜F・Mの攻撃に対して無失点で試合を終えたものの、高原が不在の攻撃陣が不調。横浜F・Mに押し込まれている時間帯が長くなってしまいました。しかしこの試合は静岡ダービー!迎える相手は順位が拮抗しているジュビロ。相手にとって全く不足なし!1ヶ月間勝利の無いエスパルスにとって、この不調から脱出するためには試合に勝つしかありません!ジュビロを撃破して上昇気流を掴みとる為!そして5月28日のリーグ戦第13節での、あの屈辱を晴らす為!そして、眞田さんに勝利を捧げるため!エスパルスの勝利への戦いが火蓋を切りました!

 
 試合前、ピッチに現れたオレンジ戦士は全員、アップシャツの上から揃いのTシャツを着ていました。背中には「S-PULES 1 SANADA」と選手それぞれの眞田さんへの想いが記され、正面には'99年のジュビロとのチャンピオンシップでの、PK戦のときの眞田さんの勇姿。オレンジ戦士全員の気持ちを一つにして、ダービーに臨みました。

 この試合では足の故障で欠場を余儀なくされた高原に代わって永井が先発投入されました。また2週間前に来日しエスパルスに加入したばかりのフレデリック・ユングベリ選手(以下フレディ)がベンチ入りを果たしました!Jリーグとしても久しぶりの大型選手の加入! いやおうなしに期待が膨らんでしまいます!
 
 しかし試合立ち上がりから主導権を握ったのはジュビロ。中盤でパスミスが散見されたエスパルスに対して、ジュビロは運動量を上げてボールを奪い、効果的なロングボールでエスパルス守備陣の裏を突いてエスパルスゴール前に迫る。エスパルス守備陣はジュビロの裏への飛び出しのケアに忙殺されてしまい、前線と守備の間隔が開いてしまい、エスパルスらしいパス回しからのサイド攻撃が展開できません。
 それでも、GK海人のファイセーブも何回も飛び出し、またジュビロのシュートミスもあって、失点を何とか食い止めていたエスパルス。しかし前半終了間際の45分、駒野の直接FKをいったんは海人がはじいたものの、ボールがゴール内にバウンドしてしまい失点。エスパルスはいやな時間に失点してしまい、1点ビハインドで前半を終了します。

 後半頭から、ゴトビ監督は永井に代えてアレックを投入。前線に守備のずれを生み出し、スペースを突く攻撃を期待します。
 するとエスパルスも攻撃が活性化!中盤のパス交換からジュビロの両サイドを突く攻撃を展開。ジュビロゴールを目指します。しかしここでもボールが前線で収まらず、決定的なチャンスを作り出すことができません。
 すると62分、ジュビロのカウンターから最後は前田に決められてしまい追加点を献上。しかしその1分後の63分、今度はエスパルスが反撃!アレックからのパスを受けた元紀がペナルティエリア右側からミドルシュート!ボールはジュビロDFに当たってコースが変わりゴールに突き刺さりゴール!エスパルスがまずは1点を返しました!
 ゴトビ監督はその直後の65分、足を痛めていた伸二に代えてフレディを投入!フレディはJリーグデビューを静岡ダービーで果たしました!
 フレディが投入されたエスパルスはジュビロに猛攻撃を仕掛けます。まだまだほかの選手との連携不足は否めないフレディもボールを持った瞬間にその可能性を発揮!タクミなドリブルとシュートセンスを見せ付けてくれました。しかし伸二を交代で欠いているエスパルスは攻撃を仕掛ける選手が不在で効果的な攻撃展開ができず、またリードしているジュビロはゴール前を固めてエスパルスの攻撃をはじき返し、エスパルスはなかなかゴールを決めることができません。
 ゴトビ監督は74分、ツジヲに代えて浩太を投入。中盤でのゲームメイクできる選手を投入して、ゴール前を固めるジュビロを突き崩しにいきます。
 最後の瞬間までゴールを狙い続けたエスパルス。84分のフレディの直接FKはゴールマウスからわずかにはずれ、試合終了間際のコースを突いたミドルシュートはわずかに外れてしまい、そのまま試合終了。エスパルスは静岡ダービーを制することができませんでした。


 「勝たなければならない」という気持ちが、強くなりすぎてしまったのかもしれません。 
 
 オレンジ戦士は今までの試合では考えられないくらい、最高に気合が入っていた。それはテレビで見ていても感じることができました。それゆえに、必要以上に緊張してしまいプレーが硬くなってしまった。硬くなりすぎずに今まで同様の試合ができていれば、あるいは結果は大きく違っていたかも知れません。
 海人もファインセーブを連発してたし、最終ラインは落ち着いてジュビロの攻撃をはじき返していた。ただ惜しむらくは、前線でのボールの収まりどころが無かった。伸二まではいい形で攻撃ができても、前線でタメやチラシができないので、1.5列目や2列目の選手の攻撃参加が無かったために、攻撃に迫力が出ない。これではジュビロを倒すことはできません。
 それは伸二は交代で下がってしまってからますます顕著になってしまいました。伸二不在でどの選手も攻撃を組み立てることができずに横パスやバックパスばかりに。フレディにパスをしても同じこと。いくらフレディが素晴らしい選手だからといって、さすがに来日2週間では日本のサッカーに慣れていないし他の選手との連携はまだまだ。個人技で局面を打開しようにも、コンヂュションも十分とは言えず、この状況下で結果を求めようというのは少々乱暴だと思います。
 負傷している選手の欠場で試合が難しくなってしまった。しかしそれは、浩太や永井といったサブの選手も活躍のチャンスでもあります。チーム全体の実力アップにはサブの選手のレベルアップも不可欠。負傷している選手が戻ってくるまでの間、チーム全体のレベルアップを図り、この難局を乗り越えて欲しいです。


 エスパルスはジュビロに敗戦、静岡ダービーを落としてしまいました。順位もジュビロに抜かれてしまい、第13節の屈辱を晴らすことも、眞田さんに勝利を捧げることもできませんでした。この悔しい想いを、この不甲斐ない想いを、オレンジ戦士は絶対に忘れないで欲しい。そしてその想いをバネに、これからのリーグ戦、そしてナビ杯や天皇杯を戦い抜いて欲しいです。

 次の試合はナビ杯トーナメントvs新潟戦。中3日でのタイトな試合日程ですが、この試合は我等がホーム・日本平での試合。ホーム&アウェイで行われるトーナメント戦は第1戦に勝利したほうが断然有利になります。そしてこの試合では、会場に眞田さんへの献花台も設置されるとの事。俺達のホーム、そして眞田さんが愛してくれていた日本平で、眞田さんに勝利を捧げなければなりません。

 オレンジ戦士はまずはしっかりと休養をとって、体の疲労を解消して欲しいです。そして静岡ダービーでの敗戦が意味するものをしっかりと再認識して、自分達に欠けていたもの、不足していたものは何だったのかをじっくりと分析し、それを絶対に克服して欲しいです。その上で、次の試合では必ず、眞田さんに勝利のはなむけを捧げられるよう、全力で新潟を撃破して欲しいです。


 日本平では勝とうぜ!




 にほんブログ村 サッカーブログ 清水エスパルスへ
 にほんブログ村 エスパルス
 『にほんブログ村』に参加しています。エスパルス関連のブログがたくさんあります。
 ポチッていただけると管理人は小躍りして喜ぶと思います。

投稿者: tao 日時: 2011年9月12日 14:21

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://tao.tbo.jp/mt-tb.cgi/1640

コメント

痛みや悲しみを それ以上に喜びを分かち合いながら 走り続けたいですね。


エースの帰還まで耐える?いえいえ ここにきて新しい形を見せるチャンスですよ、ね(・∀・)。

激しく遅レスでごめんなさいです(汗)
 
新たな希望は混沌の中から生まれます。またフレディのような経験豊富な選手の
加入によるチーム内への良い刺激もあるでしょう。
 
元紀や俊幸や大輔や亜人夢たち若手の開花に期待したいですね。
ってか、開花して欲しい。いやマジでw

コメントしてください