メインエスパルス観戦記2011年デカきゃいいってぇーもんじゃねぇんだよ!

2011年4月25日

デカきゃいいってぇーもんじゃねぇんだよ!

2011 J.LEAGUE Division1 7th sec.
清水 1-0 福岡

 アヤックスとの慈善試合では、4-0と完敗を喫してしまったものの、世界の強豪との対戦を通じて、Jリーグではなかなか得難い経験を全身で感じることができたエスパルス。15日にオランダから帰国して17日から通常練習を再開。そして迎えた23日、東日本大震災で中断していたJリーグが、いよいよ各地で再開されました。エスパルスは今季のホーム初戦vs福岡戦に臨みます!今年も長く熱い戦いが再び火蓋を切りました!
 
 なんといってもこの試合は、待ちに待った今季リーグ戦のホーム初戦!この瞬間を心待ちにしていたサポーターの方も沢山いるはずです。この日もあいにくの雨にもかかわらず、多くのエスパサポさんが日本平へ駆けつけてくれました。現地でサポートされた皆さん、本当にお疲れ様でした。
 
 で、この試合は自宅でテレビ観戦...。いや、チケットまで用意したんですが、前日ちぃーっとばっか飲み過ぎまして。それに何時間もぱる坊を雨にさらすこともできませんし...。

 監督の退任や多数の主力選手の移籍、そしてリーグ開幕戦の大敗に東日本大震災。チャリティーダービーにオランダ・アヤックスとの慈善試合と、この1か月半で多くの経験を積んできたエスパルス。戦術・戦略理解度も一層深まっているはず。リーグ開幕戦で大敗を喫していしまったエスパルスが、その敗戦を払拭できるような快勝を決めることができるか。今季リーグ戦の行方を占うホーム初戦がキックオフ!

 
 試合開始直後から、エスパルスは福岡の執拗な左からのサイド攻撃にさらされ、何度となくピンチの場面に直面します。しかしエスパルス守備陣が中央で体を張って福岡のサイドからのセンタリングを弾き返し、失点を防ぎ続けます。押し込まれる事によって最終ラインが下がってしまったエスパルスは、攻撃もロングボールを使った単調なものに終始してしまい、これを福岡守備陣にことごとく弾き返されてしまい、結局前半にエスパルスが放ったシュートはわずか2本。守備の連係ミスや攻守の切り替えが遅く、有効な攻撃を展開できません。
 それでも、福岡のサイドからの猛攻を、エスパルス守備陣が辛抱強くしのぎ切り、前半を何とかスコアレスで折り返します。

 ハーフタイムにゴトビ監督は、ボランチのポジションで怪我を抱えて強行出場していた村松に代えて真希を投入。後半立ち上がりから自陣のバイタルエリアでの守備を強化して、高い位置からの攻守の切り替えを目指しました。
 しかしなおも福岡の運動量は下がらず防戦に回る時間が長くなってしまったエスパルス。ゴトビ監督は67分、疲れが見えてきた伸二に代えてアレックスを投入。さらに中盤からの攻撃のビルドアップのチャンスを狙います。するとこれが奏功。前半途中から翔とポジションチェンジしていた高原も前線で自由に動いて攻撃のアクセントを作り、攻撃陣が徐々に躍動し始めます。それでも福岡の守備陣もゴール前をしっかりと固めてエスパルスの攻撃を跳ね返し、なかなかゴールを割らせてくれません。
 このままスコアレスで試合が終わるんだろう。エスパサポの誰しもがそう脳裏によぎったであろう80分、試合が大きく動きます。福岡DFのハンドで得た、ペナルティアリア左前の位置からのFKのチャンス!ボールの前には元紀とアレックス。アレックスも直前のFKの場面でキッカーを務め、いいキックを放っていました。福岡守備陣はアレックスの左足を警戒して若干左側に枚数を多くして壁を作ります。しかし主審のホイッスルと同時にボールに駆け寄ったのは元紀!そして右足を振りぬいてシュート!ボールは枚数が少ない壁の右側を巻いてゴールへ!壁の高さで元紀の動きをつかみきれずに、動き出しが遅くなってしまったGKは一歩も動けないまま、ボールはゴール左隅に突き刺さりゴール!エスパルスが土壇場で貴重な先制点を決めます!
 その後福岡も捨て身の攻撃を展開。試合終了間際のロスタイムの福岡のCKの場面では、福岡のGKまでエスパルスゴール前に上がってきてセットプレーに参加するほど。しかしエスパルス守備陣は最後まで集中を切らさずにゴールを守り切って、そのまま無失点で試合終了。エスパルスがホーム初戦で勝利しました!

 この試合、なんといっても元紀でしょう!
 健太監督時代は岡崎・藤本といった日本代表クラスの選手の陰でなかなか公式戦出場のチャンスが巡ってきませんでした。しかし今季ゴトビ監督のもとでその才覚を花開かせた元紀。今期に入って特に好調な選手の一人と言っていいでしょう。
 このFKも「完璧。壁を越えた瞬間入ると思った」と元紀はコメント。壁より体が小さいことも奏功し、GKを完全に釘づけにしてしまうような美しいFKでした。FKが決まった瞬間、満面の笑みでゴール裏のサポーター席へ駆け寄って喜びを爆発させていた元紀。今後も日本平でゴールをビッシビシ決めてほしいです。
 
 元紀(*^ー゜)b グッジョブ!!要はデカきゃいいてもんじゃねぇんだよな!

 それとアレックス!今季新加入してここまで、試合出場のチャンスが少なかったアレックス、なかなかチームの戦術の理解や選手間の連携を取るのに時間がかかってしまったのかもしれません。しかしチームが始動してもうかれこれ3か月、いい加減チームの戦術やほかの選手の動きにも慣れてきたのかもしれません。この試合では伸二に代わって後半から途中出場。しかし中盤での攻撃の起点となって、元紀や高原の攻撃にアクセントをつけていました。ゴールにはなりませんでしたが、FKもいいキックをしていたアレックス、これからどんどん連携の精度を高めれば、ますます期待が持てそうです。
 
 アレックス(*^ー゜)b グッジョブ!!遠慮しないでどんどんアピールしてね!

 エスパルスは福岡に勝利。順位も11位に浮上しました。しかしまだまだリーグ戦は序盤戦、一瞬の気のゆるみが危機的な状況を作り出すことは明白。この試合も勝利したとはいえ、試合内容は褒められたものではありません。ぶっちゃけ「この試合内容でよく勝てたな」と言われても、弁明の余地はないと思います。それほど福岡に押し込まれていたことは確かな事実。修正しなくてはならいウィークポイントは山ほどあるのです。

 次の試合の対戦相手は横浜F・M。今節鹿島を3-0で下した横浜F・Mは、攻守にわたり地力に勝る相手。一瞬の油断や判断ミスが、致命的な結果に直結してしまいます。

 震災の影響で中断していた、今季のリーグ戦が再開しました。ゴトビエスパルスはなんとかホーム初戦で勝利することができました。しかしまだまだリーグ戦は始まったばかり。これまでの試合で見つかった課題は、選手間の連携や距離感、そして色々なプレーミスなど、山のようにうず高く積もっています。
 オレンジ戦士はこれまでの試合で浮かび上がってきた課題をしっかりと分析し、チーム内で十分に消化して、今後に必ず生かしてほしいです。そして次節vs横浜F・M戦で勝利して、ゴトビエスパルスの存在を大いにアピールしてほしいです。




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投稿者: tao 日時: 2011年4月25日 15:56

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