メインエスパルス観戦記2010年どうしても、どうしても勝ちたい試合でした。で、勝ちましたっ!

2010年5月 4日

どうしても、どうしても勝ちたい試合でした。で、勝ちましたっ!

2010 J.LEAGUE Division1 9th sec.
清水 2-1 浦和

 4月24日の大宮戦では、雨と寒さという過酷な環境の中、大宮に押し込まれつつも最後のところでしっかりと守り、真希の強烈な「シュータリング」がゴールネットに突き刺さり大宮を撃破!きっちり勝ち点3を積み上げたエスパルス。5月1日にはリーグ戦第9節vs浦和戦に臨みました。
 
 この試合はゴールデンウィークの連休初日の開催。全国各地津々浦々で大混雑&大渋滞。しかもこの試合は聖地・日本平ではなく静岡スタジアムエコパでの開催(ただでさえ遠くて、しかも電車も車も大混雑必死)...orz だがしかし、だがしかぁーしっ!! この日も本当に沢山のエスパサポ(と浦和サポの皆さん)が、エコパに集まってくれました。現地でサポートされた皆さん、本当にお疲れ様でした。
 
 で、この試合は我が家も出撃!相方の実家に前日宿泊。休養十分でエコパへ出撃しましたっ!でもあの日差しで体力がカナーリ削られてしまった...。

 目下3位の浦和。個々も力も組織力も強力。一瞬の隙が致命的な展開につながる、非常にスリリングな試合になることは自明の理。しかし、上位に食い込んでいくためには、絶対に叩いておかなければならない相手。しっかりとした守備と機を見て敏な攻撃が展開できるか。リーグ戦中断前の"天王山"が火蓋を切りましたっ!

 
 エスパルスはジュンゴがスタメン復帰。最前線に入りました。その他は大宮戦と同じスタメンで浦和戦に臨みました。
 試合開始からエスパルスは前線のヨンセソへのロングパスと中盤での細かいパスを織り交ぜ攻撃のリズムを作ります。しかし、中盤からの素早く強い浦和守備陣の寄せに、中盤で攻撃の起点を作れず、前線でタメが作れないエスパルス攻撃陣は苦しめられます。
 一方、浦和の攻撃陣は中盤で人数をかけてボールを奪うと、素早く前線の田中やエジミウソンにボールを預け、個の力でエスパルスゴール前に切り込みます。西部をはじめとしたエスパルス守備陣も、身体を張ってこれを防ぎきり、失点を防ぎます。
 非常に緊迫かつ均衡した試合が続いた17分、試合は動きます。右からのCKキッカーはジュンゴ。ふわりと浦和ゴール前に飛んだセンタリングはニアのエジミウソンの頭上を越えて、その背後で啓太との競り合いに勝った岡チャソへ。これを岡チャソが絶妙に頭ですらしてシュート!ボールはゴールマウスに飛び込んでゴール!エスパルスが早い時間に先制点を決めます。
 先制点を決めて一気呵成に浦和ゴールに攻め込むエスパルス。その後21分には伸二のシュートも炸裂しますが、これはゴールにはなりません。
 浦和もこのまま黙っているわけではありません。22分、ペナルティエリア前でのエジミウソンとのワン・ツーパスからポンテがコースの無いところからのシュートを決めて、すかさず同点に追いつきます。その後両者とも決定的な場面を作れないまま1-1で前半戦が終了します。

 後半から、前半での接触プレーで負傷したGK西部に代わって武田が出場。武田はスクランブル状態ではありますが、リーグ戦初出場となります。
 後半に入っても、両者中盤で激しくプレスをかけてボールを奪い合い、試合の主導権争いを繰り広げる。どちらも一歩も譲らない試合に。第三者から見れば、非常にエキサイティングでスリリングな好ゲーム。しかしサポーターからしたら、胃腸がキリキリと音を立ててねじくれそうな試合展開。文字通り"鎬を削る"試合となります。
 エスパルスは緊急出場となったGK武田に負担をかけまいと、平岡・エディをはじめとしたエスパルス守備陣がしっかりとエスパルスゴール前を固め、浦和攻撃陣にシュートチャンスを作らせません。また武田も、浦和サポーターの強大なブーイングを「あれは声がでかすぎて、逆にブーイングか何かわからんみたいな感じだった」とまったく気にせず。声もかれるほどの懸命なコーチングでエスパルス守備陣を指揮します。
 膠着した試合展開、疲労の色が見え始めたオレンジ戦士。健太監督は79分にジュンゴに代えて永井を投入。浦和戦に並々ならぬ決意をもって臨んでいる永井の「速さ」と「決定力」で状況の打開を狙います。
 中盤での激しい主導権争い。お互いの良い点をしっかりとケアしつつ、お互いに攻撃のチャンスをうかがい続けるスリリングな展開。試合を観ていた誰しもがこのまま引き分けで試合が終わるであろうと予想したことでしょう。しかし、サッカーはそんなに陳腐なものではありません。
 試合は3分間のロスタイムに突入。そしてそのロスタイムも2分経過したときの右からのCK。一旦は浦和DFにはじかれてしまいます。しかしルーズボールに果敢に頭から飛び込んだのは平岡。執念でマイボールにした平岡が右サイドでキープして兵働へパス。パスを受けた兵働が切り返してゴール前へセンタリング。それをファーに流れてフリーになったヨンセソがどんぴしゃヘッド炸裂!!ボールはゴール内サイドネットに突き刺さりゴーール!!そしてそのまま試合終了!!劇的な決勝ゴールを浦和ゴールに叩き込んで、エスパルスが上位対決を制しましたっ!

 この試合、なんと言っても平岡でしょう!
 今季アオとイワシが長期離脱を余儀なくされ、文字通り緊急出場でスタメンに入った平岡。当初はCBという大役&新加入のエディを含めたディフェンスラインをしっかりと統率できるのか?などと心配する声も多く聞かれました。実際に私も激しく心配でした。しかし、試合を重ねるごとに守備における連係や動きに安定感が増し、次第に攻撃の場面にも顔を出すようになります。元はFWでプレーしていた平岡は、ゴール前での嗅覚も抜群。決勝ゴールも平岡の捨て身のボールキープから生まれたもの。守備だけでなく攻撃面でも真価を発揮しつつある平岡。まだまだ進化は止まりません。
 
 平岡(*^ー゚)b グッジョブ!!そのくしゃくしゃな笑顔が。゚+.(・∀・)゚+.゚イイ!!

 そして本拓!この試合でも中盤での激しいボール奪取争いに飛び込み、中盤での浦和の攻撃の目をことごとくつぶし、エスパルスの守備を終盤で支えてくれました、またエジミウソンや田中のドリブル突破にも冷静に対応。カウンターの危機に対するリスク管理も怠らず、まさに中盤の要として、しっかりとプレーしてくれました。決勝ゴールのシーンでは、エスパルスサポーターの前に駆け寄るオレンジ戦士に混じらずに、センターサークル内に一人いて、プレー再開にならないようにしていたのが激しく良かったです。
 
 本拓(*^ー゚)b グッジョブ!!獅子奮迅のプレーを期待してますよ!

 エスパルスは浦和を試合終了間際で撃破!「最後まで絶対に諦めない」という、選手一人ひとりの強い意思が、ロスタイムの劇的ゴールを手繰り寄せたのだと思います。そしてこの勝利によって、エスパルスは...。

リーグ通算300勝を

達成しました!!

 (鹿島・磐田についで3チーム目なんだけどね)


 しかし、それはただの通過点に過ぎません。そうです。エスパルスの目指す本当の目標は"浦和に勝つ"ことではありません。俺たちはまだ、何も成し得てはいません。

 次節の相手は京都。なかなか上位に上昇しきれない京都は、順位を一つでも上げる為に、死に物狂いで攻撃を仕掛けてくるはず。捨て身の攻撃に堅い守備。エスパルスにとって、脅威になることは間違いありません。

 大きな試合を戦い抜いて勝利したエスパルス。しかし、安堵する時間はありません。すぐに次の試合に向けて気持ちを切り替え、浦和戦で見えてきた課題、すなわち中盤からのプレスをどうやってくぐり抜けて敵陣へ攻め込むか。またロングフィードを使った攻撃で、ヨンセソをマークされた場合の対応をどうするのか。そして負傷交代を余儀なくされた西部の復帰に少し時間が掛かるようなので、その代役の武田を中心とした守備陣の連係と動きを高めていくことが出来るか。課題をしっかりと見据えて克服し、エスパルスの本当の目標に向けて、一歩ずつ確実に目標に向けて走り続けてほしいです。

 本当に、本当に浦和には勝ちたかった。ヨンセソのゴールが決まった瞬間、久しぶりに涙腺が大崩壊してしまった...。・゚・(ノ∀`)・゚・。




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投稿者: tao 日時: 2010年5月 4日 23:20

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