メインエスパルス観戦記2008年6年ぶりに"Red Cliff"を見事粉砕!

2008年11月17日

6年ぶりに"Red Cliff"を見事粉砕!

第88回天皇杯全日本サッカー選手権大会5回戦
清水 4(2-2 延長戦2-1)3 鹿島

 8日に行われたリーグ戦第31節"静岡ダービー"vsジュビロ戦では、連戦の疲れとナビ杯決勝戦敗戦で低下してしまったモチベーションが回復しきれずミスから失点。逆転できないまま敗北を喫してしまったエスパルスは15日、天皇杯5回戦vs鹿島戦に臨みました。
 
 ナビ杯決勝戦で敗れてしまったエスパルスにとって、天皇杯は今季最後の"希望"。その希望に向かって駆けるオレンジ戦士をサポートするべく、この日もはるばる鹿島國(海外)まで、多くのエスパサポさんが駆けつけてくれました。現地でサポートされた皆さん、大変お疲れ様でした。
 
 で、この試合には我が家も出撃!昨季、眼前でリーグ優勝の瞬間を見せ付けられた、あの屈辱を晴らすまでは、絶対に諦めませんよ!

 オレンジ戦士の"折れかけた気持ち"をもう一度奮い立たせる為にも、昨年の天皇杯ディフェンディング・チャンピオンの鹿島は、撃破しなければならない"Red Cliff"
。日本代表に選出された和道と岡チャソが不在、そして試合の舞台は鹿スタ。不利な状況が十重二十重とエスパルスを包み込む難局を、健太監督はどう乗り切るのか...。

 
 エスパルスはGKに西部。和道がいないCBに岩下を据える予定が、練習中に岩下が負傷してしまったため、急遽アラタがCBに入り、左SBに山西。そして中盤の底にはテルと真希を置いてダブル・ボランチの形をとりました、一方最前線はヤジのワントップ、その下の左に一樹・右にエダ・中心に兵働が入るという布陣で試合に臨みました。
 試合開始から、なかなか中盤でボールが収まらないエスパルスは、鹿島に押し込まれる展開が続きます。それでも、急造仕様のエスパルス守備陣が集中してボールを弾き返し、失点を免れていました。
 試合が動いたのは前半17分、左サイドの山西からのパスを一樹が受けてキープすると、中央の兵働へパス。兵働がボールを受けると切り返してマークを外して左足を振りぬいてシュート!するとボールが鹿島DFに当たってコースが変わり、ンガハタが反応しきれずにゴール左に突き刺さりゴール!エスパルスが貴重な先制点を挙げます。
 幸先良く先制点を決めることが出来たエスパルスでしたが、その後はまたも鹿島に押し込まれてしまう時間が続きます。そして前半27分、今度はセットプレーから鹿島に決められてしまい、同点に追いつかれてしまいます。
 前線と中盤の底が間延びしてしまったエスパルスは、ロングボールを多用して鹿島DFの裏を突く攻撃を繰り返していましたが、高い位置での鹿島の厳しい寄せに苦しめられ、なかなか前線に効果的なパスを供給することが出来ません。そのまま前半は1-1で終了します。
 
 後半に入ると、鹿島は後半開始直後から猛然とエスパルスゴールに襲い掛かります。そして後半5分、ペナルティエリアに切り込んできた本山を西部が倒してしまいPKを献上。これをマルキーニョスが決めて、エスパルスが鹿島に逆転を許してしまいます。
 だがしかし、だがしかぁーーーし!!この試合のエスパルスはいつもと"気持ち"が違いました。その後も何度と無く致命的なピンチを迎えるエスパルスでしたが、最終ラインを含めたチーム全体で必死に守り、追加点を許しませんでした。
 疲れが見え始めた鹿島に対し、エスパルスは徹底したロングボールを供給し続け、効果的なサイドチェンジや鹿島守備陣の裏を突くパスを供給し続けます。すると鹿島のディフェンスラインがじりじりと下がりはじめ、次第にエスパルスが中盤でボールを支配する時間が長くなります。すると後半35分、山西に代わって入った純平のパスを左サイドで受けた真希が、ドリブルで中央に切り込み、右足を豪快に振り抜いてシュート!!ボールは"ここしかない!"といえるようなゴール右上隅に突き刺さりゴール!!エスパルスが執念のゴールで鹿島に追いつきます。
 その後も中盤から攻勢を強めるエスパルスでしたが追加点を奪うことが出来ず、試合は延長戦に縺れ込みました。

 延長戦はお互いに気力と気力のガチンコ勝負!エスパルスが中盤からのサイド攻撃や、ロングボールによるサイドチェンジを活用して、鹿島ゴールを脅かします。
 そして延長前半のロスタイム、エスパルス最終ライン右サイドからのロングパスを、最前線左サイドで受けたエダが、DFを1人かわしてゴール前にグラウンダーのクロス。ゴール前に走りこんできたヤジは足がとどかなかったんですが、そのヤジを見て判断が遅くなったンガハタはクロスボールの処理が間に合わず、ボールはそのままコロコロと転がってファーサイドのゴールポストに当たってゴールの中へ...!!!。実にエダらしいゴールが決まり、エスパルスが逆転します。そして延長前半戦が終了します。
 
 延長後半開始直後、健太監督はエダを下げて辻尾を投入。辻尾はCBに入り、3バック(実質5バック)の形を取りました。そして必死に反撃を展開する鹿島に対して、健太監督はヤジを下げて長身の駿君を投入。本来FWの駿君を最終ラインに加え、鹿島のロングボールをはね返す作戦に出ます。それでも鹿島は圧倒的な猛攻を仕掛け、エスパルスは防戦を余儀なくされます。そして延長後半9分、エスパルスのゴール前の混戦からマルシーニョが押し込み鹿島に再び追いつかれてしまいます。
 攻撃の枚数を減らして守備を固めてしまったエスパルスにとって、反撃は難しいと誰もが考えたはず。だがしかし、だがしかぁーーーし!!この試合のエスパルスはいつもと"気持ち"が違いました。もともとFWの駿君も含め、チーム全体で果敢に鹿島ゴールを奪いにいきます。それでも、必死に守備を固める鹿島の前に、勝ち越しゴールは奪えません。
 
 だれもがPK戦を覚悟したであろう延長後半14分、みんなの"気持ち"が結実します。中盤右サイドでパスをうけたイチがそのままダイレクトに前線右を上がっていた兵働にパス。これを受けた兵働が右サイド深くに入り込んでボールを持ち替え、左足で低めのクロス。これが鹿島DFに当たってコースが変わると、ゴール前に詰めていた一樹の足元にドンシャで入り、一樹が落ち着いて鹿島ゴールに納めてゴール!!!!エスパルスが土壇場で試合を決定付けるゴールを決めます。
 鹿島も最後の最後まで攻撃の手を緩めません。最後のCKではンガハタまでセットプレーに加わってエスパルスゴールを狙ってきましたがゴールには繋がらず、そして試合終了!エスパルスが勝利への強い気持ちを最後まで切らさずに、宿敵鹿島を鹿スタで下し、天皇杯準々決勝へ駒を進めました。


 この試合、いろんな意味でタフな試合でした。
 
 ぶっちゃけ、試合前のスタメンメールを見た瞬間、勝てるとは...ダカラウルセー!!(((((;`Д´)≡⊃)`Д)、;'.・ゴフッ
 エスパルスは守備の要の和道と攻撃の要の岡チャソが不在。しかも鹿島戦でCBを勤めるはずだった岩下が負傷。相手は強豪鹿島。そして6年間勝ちが無い敵地カシマサッカースタジアムでの試合。間違いなく、今季最大の"死闘"であったことは、言うまでも無いと思います。
 それでも、いかなる状況下においても、最後の最後まで諦めずに戦い抜く。オレンジ戦士の心の中には、今季最大の勝利への揺ぎ無い"気持ち"が、あった事は、想像に難くありません。
 
 そんな中でも、特に兵働の橙志奮迅の活躍は、気迫がこもっていました。
 
甲状腺機能障害で思うようなプレーが出来なかった昨季、そしてその雪辱を晴らすかのようなこの試合でのプレー。キャプテンマークを巻いてピッチに現れた"清水の光"は、その名のごとくピッチ上を縦横無尽に駆け巡り、ピンチを防ぎチャンスをつくり、そしてチームとサポーターを鼓舞し続け、エスパルスの大きな勝利に貢献してくれました。
 兵働(*^ー゚)b グッジョブ!!あのガッツポーズとゴール裏を煽るジェスチャーは最高だっ!
 
 そしてオレンジ戦士の一人ひとりが、この1戦のもつ意味を良く理解し、そして勝利への気持ちを1つにして、戦いぬいたことが、大きな勝利へと結びついたんだと思います。延長戦に突入するとき、控えの選手が進んで出場選手のストレッチをしてたこと。そして延長戦が始まると、控え選手もピッチで戦うオレンジ戦士を見守っていたこと。オレンジ戦士全員がこの試合の勝利を渇望し、そしてそれをチーム全体で勝ち取った。"最後の望み"を実現する為に、大きな大きな勝利だったと思います。
 オレンジ戦士(*^ー゚)b グッジョブ!!共に行こういつまでも 俺たちがついている!

 エスパルスは2002年3月9日(土)のリーグ戦1stステージ第2節vs鹿島戦以来(このときも延長後半13分にバロソのVゴールで勝ったんだね。)約6年半ぶりに、カシマサッカースタジアムで鹿島を轟沈!打ち砕かなければ先は無い"Red Cliff"を撃破して、天皇杯準々決勝に駒を進めました。エスパルスの今季最後の希望の実現に、また一歩近づきました。
 そして、何より大きかったのは、選手・スタッフ。サポーターの熱い熱い"気持ち"が、ナビ杯決勝戦での敗戦のショックを、キッチリすっきりしっかりすっかり払拭できたことだと思います。
 
 次の試合は23日、リーグ戦第32節vs浦和戦。この試合も、まだ勝ちが無い埼スタで強豪の浦和との対戦。しかし、リーグ戦で上位に食い込んでいく為には、負けられない試合になります。
 この試合では勝利したエスパルスですが、失点は3点と少なくありません。急増仕様の最終ラインだったとはいえ、やはり失点の多さは気になります。守備面でのマークの受け渡しやポジショニングなど、選手間の連係をもっともっと強化して、破壊力がある浦和の攻撃陣に対抗しうる守備力を付けてほしいです。そして攻撃陣は、この試合で見せてくれた攻撃力に精度を加えて、決定力の向上を図ってほしいです。
 リーグ戦の上位争いはまだまだ混戦模様が続いています。そして、エスパルスはまだまだ上位を狙える位置にいます。この試合で見せてくれたように、最後の最後まで諦めずに、リーグ戦を戦い抜いてほしいです。

 あと、試合前に(;・∀・)ダ、ダイジョウブ...?と思ったエスパサポの応援が、最後の最後まで気迫がこもってて良かったです。
 エスパサポの皆さん(*^ー゚)b グッジョブ!!現地行かれた方は今季最高の"勝ち組"ですっ!


 ってか、エスパルスは延長戦がないと鹿スタで勝てないのかな...ウルセーンダヨヽ( ・∀・)ノ┌┛ガッΣ(ノ`Д´)ノ




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投稿者: tao 日時: 2008年11月17日 07:05

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