メインエスパルス観戦記2007年まさに“勝負に勝って試合に負けた”内容でした...

2007年6月18日

まさに“勝負に勝って試合に負けた”内容でした...

2007 J.LEAGUE Division1 15th sec.
清水 1-1 横浜F・M

 10日に行われたリーグ戦第14節vsFC東京戦では、まったくいいところなく不甲斐ない内容で敗戦してしまったエスパルスは16日、リーグ戦第15節vs横浜F・M戦@日本平に臨みました。前節のような試合を再び繰り返してほしくない。そんな思いを胸に、この日も多くのオレンジサポーターさんが日本平へ駆けつけてくれました。現地でサポートされた皆さん、大変お疲れ様でした。
 で、私はこの試合も自宅でテレビ観戦...。富士山が綺麗だったなぁ...。試合観に行きてぇーなぁー...。

 エスパルスは怪我で戦列を離れていたヂェヂンがベンチ入りしたものの、先発はおでこがちぃーとばっか気になる岡チャソとヤジの2トップ。トップ下にフェルナンジィニョが入って右にテル、左にジュンゴ。ボランチに浩太が入るダイヤモンド型の中盤。そして累積警告で出場停止のアオに代わってアラタがCBに入り、左SBに兵働が入るという“新布陣”で試合に臨みました。健太監督も「今まで構想にはあったが、思い切れなかった。連敗を機に吹っ切れた」とのこと。何事も“踏ん切り”が大切ですね(なんのこっちゃ)。
 今までとは違う布陣が何処まで機能するのか。連敗を阻止する為にも絶対に勝っておきたい“正念場”の試合がキックオフ!!

 
 エスパルスは試合立ち上がりは若干守備的に入りました。やはりそこは“新布陣”なだけあって、むやみに仕掛けずに落ち着いた試合立ち上がりを考えていたようです。しかししばらくすると、健太監督の描いていた“新布陣”の効果が現れてきました。通常はMFに入っている兵働が左SBのポジションから果敢に攻め上がり攻撃の起点を作り、横浜F・Mの中盤からのプレスを警戒してか、ジュンゴや兵働を中心とした中盤から横浜F・M守備陣の裏を突くパスを供給すると、速さがウリの岡チャソ・ヤジ2トップがそれにあわせて動き出してチャンスをつくる。健太監督が狙っていたであろう“攻撃の形”が徐々に機能し始めました。
 しかし、中澤を筆頭とする横浜F・M守備陣が粘り強く守備をしてエスパルスの決定的なチャンスを摘みに体を寄せてきます。また、岡チャソ・ヤジの2トップもなかなか決定的なチャンスを決めきれず、ゴールを決めるには至りませんででした。一方、エスパルス守備陣も慣れない兵働のSBをケアしつつ体を張って横浜F・M攻撃陣を寄せ付けず、そのままスコアレスで前半は終了します。
 
 後半に入ると、試合の主導権を握ったのはエスパルス。岡チャソ・ヤジの2トップが最前線から積極的にプレスをかけて高い位置でボールを奪うと、切り替えを早くして素早くサイドに散らし、兵働やイチが上がってサイドから攻撃を仕掛ける。エスパルスらしい攻撃パターンで横浜F・Mゴールを脅かし続けます。
 そして後半18分。エスパルスの右サイドからのCKのチャンス。キッカーはフェルナンジィニョ。ファーサイドに上がったボールを上手くマークを外した岡チャソが気迫の丸刈り鬼ゾリヘディングシューーーーートォーーーーーッ!!ボールは見事にゴォーーーーールッ!!エスパルスが先制しました。
 その後も横浜F・Mを攻撃し続けるエスパルス。中盤から前の選手が有機的に動いてボールを手数をかけずにまわすと、ボールを持ってない2人目・3人目の選手が効果手に前線で動いてマークを外してチャンスメイク。守備では攻撃陣が労を惜しまずに高い位置から献身的に守備をこなしてボールを奪う。エスパルスらしい攻撃的なサッカーを展開していました。後半25分にはジュンゴに代えて平岡を投入。CBに入ると、兵働はMFに戻り積極的に攻撃参加していました。
 そして後半29分。横浜F・Mの栗原が2枚目のイエローカードを喰らって退場。数的優位に立ったエスパルスは、さらに攻撃の手を強めて、追加点を奪いに行きます。後半30分にはフェルナンジィニョに代えてエダを投入。攻撃の起点を高い位置に持っていこうとします。
 終始試合を支配し、数的優位も手伝って圧倒的に横浜F・Mを押し込むエスパルス。しかし肝心の追加点がなかなか奪えません。後半33分の兵働の前節vsFC東京戦を髣髴とさせる無回転ミドルシュートはクロスバーに阻まれ、後半36分のテルの決定的なシュートは中澤が体を張って阻止。横浜F・Mの必死の守備を突き崩すことが出来ません。
 そして試合終了間際の後半42分...。悪夢は待っていました。右からの田中隼のクロスにハーフナー・マイクが競り、エスパルスゴール前で混戦に。そしてクリアしようと蹴ったボールが西部に当たってしまい痛恨のオウンゴール...OTL エスパルスは土壇場で横浜F・Mに追いつかれてしまいました。
 健太監督は試合終了間際に岡チャソに代えてヂェヂンを投入するも時すでに遅くそのまま試合終了...OTL エスパルスは先制点も数的優位も生かせないまま引分けに終わってしまいました。

岡崎先制ゴールも清水ドロー/J1(nikkansports.com 静岡)
清水・岡崎連敗ストップ弾 横浜M田中裕は土壇場同点弾…J1第15節(web報知)
【J1:第15節 清水 vs 横浜FM レポート】連敗を止めた清水だが、悔しい勝点1。終盤に1人少ない横浜FMが粘りのドロー。(YOMIURI ONLINE)

 この試合、まさに“勝負に勝って試合に負けた”内容だったといえると思います。
 
 今までとは違う“新布陣”出臨んだこの試合、前半立ち上がりからこの試合にかける選手の“想い”が、テレビを通じてでもひしひしと伝わってきました。常に横浜F・M守備陣の裏を突くことを狙って飛び出すフェルナンジィニョ、前線でがむしゃらにボールをチェイスする岡チャソとヤジ。慣れないポジションでも必死に守備に回り、チャンスがあれば攻めあって攻撃の起点となる兵働。逆サイドの動きを見ながら守備に攻撃に献身的に動くイチ、中盤の底でピンチの目を摘み取るテルに浩太、最終ラインで守備の要となるアラタに和道、この試合でも思い切りのいい飛び出しでゴールを守る西部...。試合内容は前節FC東京に比べれば格段に良くなっていることは明白でした。しかし連敗だけは阻止できたものの、やはり勝ちきれなかった。具体的に言えば追加点が奪えなかった。追加点を奪うための、勝負でも試合でも勝つための“何か”が足りなかった。それは主力選手の欠場だったり、チャンスにはキッチリ決める決定力だったり、いろいろな要因が考えられます。しかし、この試合で見せてくれた“エスパルスのサッカー”を今後も引き続き見せられれば、おのずと結果は付いてきてくれると思います。

 エスパルスは横浜F・Mに惜しくも引分け、順位も1つ落として8位に後退...。そして遂にジュビロに追い抜かれてしまいました...。・゚・(ノД`)・゚・。ぶっちゃけ、これだけはあってほしくナカタヨ...OTL...OTL...OTL
 だがしかし、だがしかぁーーーしっ!! 新しい布陣もまずまず機能してた感じだったし、それにあの同点ゴールはいわば“事故”(と思いたい)な訳だし、何も落胆するような結果ではないと思います。
 次節の相手は名古屋。そして次節は3日後の20日(水)19:00@瑞穂陸。またしても順位が近いチーム同士の対戦になります。リーグ戦折り返し前の6月に名古屋・浦和・柏と上位陣との対戦が続くエスパルスにとって、この3連戦はリーグ戦後半を占う意味でも重要な3連戦になると思います。
 横浜F・M戦で見せてくれた選手の“勝利にかける想い”を持続させることが出来るか。そしてこの試合で足りなかった“何か”を短期間で修正することが出来るか。健太監督とオレンジ戦士の執念に期待したいです。


 あ、それと。“マークナーハイフ”ぢゃないってば>ノボリさん




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投稿者: tao 日時: 2007年6月18日 08:02

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